絆創膏の呼び方、地域ごとの違いは大きく分けると6種類あった!

雑学

 

にっしん(@nisi_otabloger)です。

 

なにかと出血したり、紙か何かで切ってしまった時に時に使うもの…。なんて呼んでますか?

 

僕は「絆創膏(ばんそうこう)」と呼んでいますが、昔は「サビオ」と呼んでいました。親がそう呼ぶのでそうなっていましたが、いつの間にか「ばんそうこう」になっていました。

 

中には「カットバン」とも言ったりするでしょうか。これらは商品名なのですが、地域ごとに違うようです。

 

そして、これ色々調べて、メチャクチャ奥が深かったです。絆創膏の歴史1つ紐解くだけでも色々な事が分かりました。

 

何気に使っている絆創膏、そして色々なメーカーで発売されている絆創膏ですが、中々面白かったです^^

 

全国区、いや世界で使われている「絆創膏」の不思議に迫りたいと思います。

 

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一般名称は「絆創膏(ばんそうこう)」地域によって違う!?

困った時にお世話になっている絆創膏。使ったことがない人はいないでしょう。

 

何かと出血が止まりにくい時は、絆創膏があれば安心ですよね。

 

そんな絆創膏は色々な呼び名があります。それも地域によって異なるんです。

 

それぞれ呼び名は、絆創膏の他に

サビオ

カットバン

バンドエイド

キズバン

リバテープ

キズリバテープ

といった呼び名があります。

 

個人的には、「リバテープ」ははじめてでした。たぶん「リバテープ持ってきてー」って言われたら「はい??」って反応だと思います。

 

僕の場合(北海道)は「絆創膏」「サビオ」「バンドエイド」あたりです。「カットバン」はギリギリですかね。

 

そして、熊本のリバテープ製薬さんから、かなりわかりやすい分布マップがありましたので引用してみました。

 

 

絆創膏地図

リバテープ製薬株式会社のサイトより引用(http://www.libatape.jp/about/namemap.html)

 

このように例えば、関西では

バンドエイド

リバテープ

サビオ

と、1つの地域内でも色んな種類が入り込んできますね。県が隣り合ってても呼び方が違うのがわかります。

 

上の画像だけだとちょっと分かりにくいかと思いますので、都道府県別に使っている言葉を色分けしてまとめてみました。

北海道 サビオ

青森県 カットバン

岩手県 カットバン

宮城県 カットバン

秋田県 カットバン

 

山形県 バンドエイド

福島県 カットバン

茨城県 バンドエイド

栃木県 バンドエイド

群馬県 バンドエイド

 

埼玉県 バンドエイド

千葉県 バンドエイド

東京都 バンドエイド

神奈川県 バンドエイド

新潟県 ばんそうこう

 

富山県 キズバン

石川県 ばんそうこう

福井県 ばんそうこう

山梨県 カットバン

長野県 ばんそうこう

 

岐阜県 バンドエイド

静岡県 ばんそうこう

愛知県 バンドエイド

三重県 バンドエイド

滋賀県 バンドエイド

 

京都府 バンドエイド

大阪府 バンドエイド

兵庫県 バンドエイド

奈良県 キズリバテープ(リバテープとは異なる)

和歌山県 サビオ

 

鳥取県 カットバン

島根県 カットバン

岡山県 カットバン

広島県 サビオ

山口県 カットバン

 

徳島県 バンドエイド

香川県 バンドエイド

愛媛県 カットバン

高知県 カットバン

福岡県 リバテープ

 

佐賀県 カットバン

長崎県 カットバン

熊本県 リバテープ

大分県 リバテープ

宮崎県 リバテープ

 

鹿児島県 カットバン

沖縄県 リバテープ

となります。

 

その地域で売られていたものが広く受け入れられ定着したのでしょう。

 

僕の場合は「サビオ」とかは最近はあまり頻繁に使用しませんが、他の呼び名も自然に使われているのかどうか調べてTwitterを見てみたらごく普通に使用されているようです。

 

 


というように自然に使われています。絆創膏の呼び名は色々あると知っていたつもりですが、まだまだ知らない事がこの年(30代後半)になってもたくさんあるんだなぁと思いました。

 

地域別の面積で言えば、トップ3は

カットバン

バンドエイド

ばんそうこう

でしょうか。

 

北海道の広い面積を入れていいならサビオも入りますが、北海道は面積が広い分有利でちょっと反則気味なので、実際はこの3つでしょう。

 

統計の取り方によっては、バンドエイドの方が多い場合もあるようなので、地域でなく、人数別にするとバンドエイドの方が多いかもしれません。

 

同じ都道府県によっても地域によっては呼び方が違うでしょうし、もし移住してきた場合、元の地域の呼び名に変わるので、これは一概には言えないでしょう。

 

そして、「絆創膏」というのはそもそもどのように誕生したのかということを知ることでも、この地域性がわかります。

 

世界で最初の絆創膏はバンドエイド

世界で最初の絆創膏は、ジョンソン エンド ジョンソン「バンドエイド」です。

 

アール・E・ディクソンという人が、料理のたびに怪我をする奥さんのために手軽に傷の手当てをする方法を考えたのがキッカケでした。

 

1921年(日本では大正10年)に製品化され、必要に応じて切って貼って使用するものが、後に機械で今のような小分けの形状になりました。

 

これが最初の絆創膏です。

 

今は傷の治りを早める絆創膏が出たりと、ジョンソンエンドジョンソンは今でも絆創膏のパイオニアでもありますね。

 

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日本で最初の絆創膏はリバテープ

日本で最初のカットされた絆創膏は、リバテープ製薬「リバテープ」です。

 

星子旭光堂(今のリバテープ製薬)3代目星子義法さんが、戦時中捕虜になっていた時に米軍が使用していた包帯をヒントに開発。

 

バンドエイド発売39年後の1960年(昭和35年)に販売を開始したのがリバテープです。

 

リバテープ製薬の本社とメインとなる工場は熊本なので、九州にリバテープが多いのはこのためでしょう。

 

豆知識 歴史長い老舗メーカー

星子旭光堂の創業のルーツは西南戦争です。

 

西南戦争は、1877年(明治10年)に熊本県、宮崎県、大分県、鹿児島県において、西郷隆盛を盟主にして起こった士族による武力反乱です。

 

2018年現在で起きた最後の内戦で、その際に重症だった有馬という軍医が民家の倉に運び込まれました。

 

その時に有馬は、秘伝の薬の調合法を星子旭光堂の創業者で、有馬を看病した星子亀次郎さんに伝えで亡くなりました。

 

それをもとに外用薬を作り、1902年(明治35年)に星子旭光堂を創業しました。

 

なので創業から100年以上続いている、企業としては超優秀な老舗メーカーです。

 

「絆創膏」自体の日本最初は「O.Q.絆創膏」

絆創膏には「布絆創膏」というものがあります。

 

先ほどのジョンソンエンドジョンソンでも最初に出たのは布絆創膏ですが、日本で最初の布絆創膏は、セロハンテープで超有名なニチバンの「O.Q.絆創膏」です。

 

これは1948年の事です。リバテープの12年前の話です。

 

布絆創膏の中央にガーゼ片をつけたもので、市場にはほとんど流通しなかったようですが、その後の製品開発の基礎になったようです。

 

ニチバンがカットタイプで発売したのはリバテープと同じ1960年。その後、スウェーデンのセデロース社(Cederroth)と1963年に提携して発売したのが「サビオ」です。

 

少しの差でリバテープが早かったという事でしょうが、ニチバンは東京なので全国的に絆創膏製造が盛んだったと言えますね。

 

ちなみに1944年(昭和19年)に、全国25の絆創膏製造業者が統合して商号を日絆工業株式会社として、東京・大阪に工場を設置しています。

 

なので、正確にはリバテープは「カットタイプで日本初に製造販売した救急絆創膏」ということでしょう。

 

「絆創膏」そのもの自体なら、ニチバンの1948年に発売された「O.Q.絆創膏」となります。

 

カットバンは製薬メーカーの商品

カットバンは製薬メーカーの祐徳薬品工業が「ばんそうこうをカットしたもの」から「カットバン」になったそうです。

 

発売がリバテープ1年後の1961年(昭和36年)なので、どこかで情報が伝わったのかもしれませんが、この4年前の1957年(昭和32年)に「ユートクバン」という切り貼りできる布絆創膏を発売しています。

 

これを考えると、祐徳薬品工業は本社が佐賀なので、佐賀や長崎ではカットバンなんでしょう。

 

これを考えると面白いですね^^ 九州は絆創膏先進地域ですね。

 

富山のキズバンはゴルフメーカー

富山だけ非常に目立っていますが、富山だけ「キズバン」なんです。

 

キズバンはゴルフ用品メーカーの「ライト株式会社」が販売しているもので、パッケージもゴルフをしている人向けのものです。

 

今は「ライト キズバン」という商品で販売されています。

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どのように浸透していったかが分からなかったのですが、富山県ではキズバンが主流になっているようです。

 

まとめ

絆創膏

色々なメーカーが経緯の異なる形で絆創膏を開発していたことが分かりました。

 

どこか1つが起源というわけではなく、色々な所で絆創膏が考えられたという事は、色々な所で「こんなのがあったらいいな」という思いだったんでしょうかね。

 

調べたら調べるほど複雑で興味深いものになりました。

 

まとめると、絆創膏そのものは、ニチバンが1948年に布絆創膏として販売、1957年に祐徳薬品工業も布絆創膏を販売しています。

 

カットタイプは1960年にリバテープが最初で、それに続いてニチバンが販売、その後サビオも発売になりました。

 

第2次世界大戦後に絆創膏開発が盛んになって、全国的に浸透しているという、80年近い歴史のあるアイテムです。

 

何かの参考になれば幸いです^^

 

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