にっしん(@nisi_otabloger)です。
以前、お札のシワを伸ばす方法を記事にしました。ただ、この記事はアイロンを使用しない方法を中心に紹介しました。
ですが、アイロンはあるからとにかく、お札を綺麗にしたい、といった場合、どうすればいいか？
今回は、アイロンを使用した場合の方法について紹介します。
前記事を見ていなくても、アイロンをお持ちならこの方法のほうがいいかもしれませんので、試してみるといいでしょう。
そして、アイロンを持っていない方でも1つ覚えておくだけでも、もしもの時に非常に役に立つと思います。
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アイロンをかける前の下準備
アイロンを用意しても、いきなりアイロンを当ててはいけません！
その前にアイロンをかけてシワを伸ばすための下準備が必要です。
いくつか方法があるので紹介します。
先にこの動画をご覧になってからの方が良いかもしれません。見てから先を読むとかなり分かりが良くなると思います。
方法① 洗濯のりを使用する
必要なもの
霧吹き
水80mL
洗濯のり小さじ1（5mL）弱
霧吹きに水と洗濯のりを合わせたものを、お札の表裏に吹き付けます。
霧吹きは使用後、のりでべとつくかもしれないので、洗ったり、水単独で使用して中まで洗った方が良いでしょう。
方法② 大根の絞り汁を使用する
必要なもの
大根
大根おろし
キッチンペーパー
ガーゼなどの絞れるもの
最初聞いた時、
「え！？」
って思うかもしれませんが、嘘でも冗談でもありません。
これは大根に含まれる酵素がデンプンを分解する作用を利用したものです。
お札の表面にはデンプンが使用されているため、それを柔らかくしてシワを伸ばしやすくしようという考えです。
「ジアスターゼ」と呼ばれる酵素で、山芋やカブにも多く含まれているので、これらで代用することも可能です。
ですが、手頃なのは大根だと思います。大根や対象になる食物をおろして、その絞り汁を使用します。
霧吹きを使用すると、目が詰まる可能性もあるでしょうから、キッチンペーパーのような紙に含ませて、お札を挟み染み込ませます。
方法③ タオルを使用する
アイロンを使用しない方法でも紹介しましたが、濡れタオルを使用する方法です。
方法は簡単で濡れたタオルにお札を挟みます。
時間はかかりますが、これを乾いたキッチンペーパーで挟んで厚い本や辞書などに挟めばアイロンを使用せずシワを伸ばすことも可能です。
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実際にアイロンをかける
気をつけるのは温度です。温度は低温（100～110度くらい）にしないと焦げてしまいます。
そして、スチームをかけると、高温になったり、お札が濡れすぎるのでスチームも避けましょう。
そして、ホログラムに熱を当てないことです。ホログラムに影響が出ると、お札を機械に読み込ませる時にエラーが出ることがあります。
何かのお祝いで渡したり、コンビニなどの店頭で払う分には問題ないですが、ATMやセルフレジなど機械に使用する時にエラーが出ると困る事になるので、気をつけましょう。
ですが、不意に触れてしまう事もあると思います。
ですので、もし触れてしまったり、お札を焦がすことのないようにハンカチなどで当て布をするといいでしょう。
ホログラムはそもそもなんのためにある？
ホログラムはパソコンを使用した偽造を防ぐためにあり、お札の偽造防止の技術の1つです。
お札自体は熱に強いのですが、ホログラムは長時間アイロンの熱を当てるとダメになってしまいます。
どこで判断するか？
その判断方法は、ホログラムの模様が浮かび上がらなくなるということです。
偽造防止の判断材料の1つなので、場合によっては偽札と思われてしまう可能性もあります。
こうなってしまうと、買い物などで普通に使う際には問題ありませんが、何かあれば手にしている人が困る事になります。
偽札扱いで変な嫌疑をかけられてはたまったもんじゃないですよね＾＾；
まあ今は技術が向上する事で、ホログラムを作ることは容易なようです。そういう意味ではホログラムの防犯性のレベルは下がったと言えます。
ですが、なんにせよ、ホログラムにはアイロンの熱を与えないことが懸命と言えますね。
このホログラムの点だけは注意しましょう。
ヘアアイロンをスキャンするように通す技もありますが、これはホログラムを完全に焼いてしまいます。
さらに、普通のアイロンより高温になりやすいので、焦がす危険性もある点ではオススメできません、
まとめ
アイロンでお札をきれいにする方法、まとめますと
・アイロンをかける前の下準備は忘れない。
下準備方法① 洗濯のりを使用する
下準備方法② 大根の絞り汁を使用する
下準備方法③ タオルを使用する
・ホログラムは焼かないよう最大限努力する
ただ、アイロンをかけるというのは最終手段です。
最初からアイロンをかければいいや、アイロンでシワを伸ばそうというのは失敗のリスクもあるので個人的にはオススメしません。
伸ばせても、ホログラムが焼けてしまったら使いにくくなります。
それよりも交換するなど、手に入れる方法を考えるのが一番確実ではないでしょうか。
手に入れる方法は意外と身近にあるのでこちらの記事もチェックしてみるといいでしょう。
両方知った上でどうするか？アイロンがなければ上にリンクを貼った、アイロンなしの方法で確定ですが、アイロンがあった場合は悩むでしょうか。
例えば僕なら、
- 渡す時間があれば、アイロンなし。
- 渡す時間がなくて余裕がないならアイロン使用
といった基準で選ぶと思います。
（銀行で事前に用意しちゃうから、と言ったら本末転倒ですね（笑））
ホログラムの問題さえクリアできれば、お札をきれいなお札に変える事はそれほど難しくないはず。
お札をしっかり用意して、良いイベントを過ごしてください＾＾
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