七夕のお願いはいつ叶うの?日にちはいつ?いつまで星は見れるのか?

タイミング 季節もの

 

にっしん(@nisi_otabloger)です。

 

7月になると七夕の時期になり、短冊にお願い事を書いた人も多いと思いますが、このお願い事っていつ叶うのかふと疑問に思いました。

 

期間の決まりがあるのか?どういったお願いならOKなのかなど。

 

さらに実際の七夕というのはいつなのか、そして七夕に関する星はいつまで見ることが出来るかなどということについても併せて解説します。

 

七夕の由来などに関しては以下の記事で詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。

七夕旧暦アイキャッチ

七夕は旧暦で7月7日?2019年ではいつ?地域によっても違うのか?

 

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七夕の願いはいつ叶うのか?

流れ星

七夕のお願い事がいつ叶うかについては、特にこれといった時期はないようです。

 

ちょっと肩透かしって気もしますが、これは逆に言えばお願い事は何でも良いという事になります。

 

自由度があるという事ですし、神社でのお参りのようにしきたりなどもないという事なので、前向きにとらえると気軽に願い事が書けて良いのではないでしょうか。

 

お願い事を書くようになったのも、江戸時代に寺子屋(今でいう学校のようなもの)で子どもたちが習い事の上達などを祈って書いた事がキッカケになっているようです。

 

子どもたちが始めた事ですから、特別な作法がないのもうなずけますよね。

 

ですが、唯一この意味だけは知っておくと良いと思います。

 

短冊の色には意味がある!

短冊の色は陰陽道の五行説に合わせていて、・黒があり、それぞれ意味があります。

:人間的な成長、春、垂直、1~3月

:親や先祖への感謝、夏、三角、4~6月

:人間関係、季節なし、水平

:生活習慣など、ドーム、円形、7~9月

黒:学業、冬、不規則、10~12月

それぞれジャンルがあるので、願いに当てはなる色を選んではどうでしょうか。

 

難しい場合は季節や形を見て、時期的に該当するもの、他にも「東京ドームでコンサートに行きたい」なら白(円・ドーム)が良いかもしれませんね(笑)

 

あとは自分の生まれ月で決めるというのもアリでしょうか。

 

これを言うと元も子もないですが、こだわってもキリがないので、5色の中でご自分の好きな色でも良いのではと思います。

 

ピンクを「恋愛」だと紹介している人もいました。

 

自由なので、詰まるところ、色にもこだわらなくても問題ない気はします。

2019年の七夕はいつ?

今年の七夕はいつでしょうか?答えを先に言うと、8月7日です。

 

前後の七夕の日をお伝えすると

2017年:8月28日

2018年:8月17日

2019年:8月7日

2020年:8月25日

2021年:8月14日

となります。

 

一般的には一律7月7日ですが、地域によってはそれが8月7日というところもありますね。

 

例えば2018年の8月17日と見て「???」って思った人もいるはずです。

 

これは旧暦と新暦の違いによるものです。

新暦と旧暦の違いと3つの七夕

例えば、先ほどの2018年を例にとると、一般的な解釈を含めると、七夕は以下のように3つの日があります。

7月7日(一般的に「七夕」と言われている日)

8月7日(地域による「七夕」)

8月17日(旧暦7月7日を元にした七夕)

 

明治6年(1873年)まで日本は旧暦(太陰暦)で日付を考えていました。

 

太陰暦というのは、月の満ち欠けで日にちを決めており、新月の日を1日(月初)として考えていました。

 

太陰暦から約1ヶ月後ろにずらしたのが、新暦(太陽暦)になります。

 

1か月ちょっきり動かすのではなく、月に満ち賭けにより日を決めていたんですから「約」1か月なんです。

 

太陰暦の1ヶ月は29.53日のため、少しずつずれて、3年に1回「閏月(うるうづき)」というのがあり、1年13ヶ月になる年があります。

 

このように現在の太陽暦と大きくずれており、七夕の7月7日というのは、「旧暦7月7日」を意味する、新暦では8月になるということです。

 

ここで、最初の七夕の日付を解説を踏まえた上で詳しく紹介すると以下のようになります。

旧暦の日付のまま反映させた7月7日

新暦に置き換えてわかりやすくした8月7日(月遅れの七夕)

新暦に正しく置き換えた日(年によってバラバラ、「伝統的七夕」といいます)

 

旧暦7月7日というのは、新月が7月1日なので(太陰暦は新月が1日)、新月の6日後を意味しています。

 

新暦に置き換えると、正確な七夕の日はバラバラになることはおわかりいただけたでしょうか。

 

この部分の解釈で、七夕の日は大きく食い違うことも起こり得ます。

8月の地域っていったいどこ?

月遅れの七夕、8月7日の地域ですが意外と多くの地区で8月です。

 

北は北海道、秋田や宮城といった東北地方、西日本だと山口や香川、九州地方は大分と北から南まで多く取り入れられています。

 

統計をとったらおそらく7月の方が多数派でしょうが、8月派も負けていなさそうです。

 

ただ、厳密に言えばどちらも正しくはないので、8月か7月かで議論はしてケンカしないようにしてくださいね。

いつまで七夕の星は見えるの?

砂時計

じゃあ、七夕にちなんだ星、織姫(こと座、ベガ)と彦星(わし座、アルタイル)は、日がずれたら見えないのかと思いますが、そんなことはありません。

 

これは春から観察することも可能で、11月まで観察が可能のようです。メチャクチャ長い期間ですよね。

 

ベストなのは8~9月のようです。七夕らしさ、七夕を楽しむなら8月でしょうか。

 

7月って思いがちですが、梅雨の影響で天気が悪い日が多いので、あまり向いていません。

 

にっしん
織姫と彦星の星座は学校でも習う事のある「夏の大三角形」のうちの2つです。もう1つははくちょう座(デネブ)です

まとめ

七夕の「いつ」という事にフォーカスを当ててみました。

  • お願い事は自由!でも短冊の色をこだわると良いかも
  • 正確な七夕はいつなのか?それは毎年異なる
  • 七夕に関連する星(織姫、彦星)は長い間見えるけど、8月に観察するのがベスト!

 

お願い事といい、日にちといい、昔から歴史のあるイベントの割に結構自由度の高いイベントという事が分かりました。

 

そんな七夕だからこそ、ちょっと都合の良いお願いをして見ても良いかもしれませんよ?(笑)

 

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