炭酸はペットボトルの逆さまで抜けなくなる?本当に抜けない方法は?

炭酸アイキャッチ 衣食住
にっしん
この記事では炭酸が極力抜けにくくする方法を紹介しています。炭酸好きにとっては需要な問題ですね。

 

僕は炭酸が好きで炭酸サーバーを買ってしまうほどです。

 

昔は炭酸水を買っていたのですが、炭酸水を買うよりも家で作った方がいいんじゃないか?って思うようになって購入しました。

 

重宝はしているのですが、弱点があるとすればまとめて作らないといけないところ。

 

1000mLなので飲みきれるわけもなく、無理して飲むとお腹の調子が悪くなるんですよね(笑)

 

そこを考えると、やはりペットボトルの方が良いのではと思うのですが、どちらにせよ保存の問題があります。

 

そして、いかに炭酸を抜かずに保存するかが炭酸飲料の保存のキモですね。

 

さらに最近知ったのは、ペットボトルを逆さまにする方法。なぜ逆さまにするのか?って思いました。

 

今回は逆さまにして炭酸を抜けるのを防げるのか?ほかにどのようにすれば炭酸飲料の炭酸を抜かず美味しく飲むことができるか調べました。

 

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炭酸はペットボトルを逆さまで保存すると本当に良いの?

逆さま

フタをして逆さまに保存、要はフタの方向に液体(飲料)がたまり、本来底の部分が空洞(空の部分)になるという事ですね。

 

こうする事で、ペットボトルの底の部分(今回の場合は上側になる)に気体(二酸化炭素)がたまる状態になります。

 

一見、炭酸が抜けにくそうに見えますよね。僕も「飲み口から炭酸が抜けないし良い方法だな」と思っていました。

 

ですが、ペットボトルの素材はわずかに炭酸ガスを通すので完全に防ぎきる事は不可能です。

 

ただ、普通にしている状態よりも抜けにくかったという話もあるので、完全に抜けるのを防ぐことができるわけではありませんが、気持ち可能と考えることはできるでしょう。

炭酸(二酸化炭素)は開封したらなぜ抜けるのか?

炭酸抜ける

炭酸というのは液体に二酸化炭素を過剰に溶かした状態(炭酸ガス)の事で、無理やりとかしているので何かの刺激ですぐに抜けてしまいます。

 

開封前なら良いですが、開封後は炭酸ガスが漏れ出る状態になるので、空気中に二酸化炭素が抜けてしまう状態になります。

 

開封前の炭酸の入ったペットボトルをうっかり落として、容器の中が泡だらけになっても、しばらくしたら元に戻っていますね。

 

これは高圧ガスが入り、封がされていて、炭酸が外に出ないようにしているため、しばらくして落とす前の状態に戻ったということです。

 

二酸化炭素は無理やり溶かされている状態で、本来なら気体になりたい状態です。そのため、開封後は二酸化炭素が抜けやすい状態になるので、ちょっとしたはずみでも抜けます。

 

開封前なら密封されているので気体になれませんが、開封されたらペットボトルの外とつながるので気体になって空気中に逃げてしまいます。

 

これが炭酸が抜ける仕組みです。

 

ざっくり説明すると、高圧ガスが二酸化炭素を気体にするのを防いでいますが、開封したらそのガスは抜けてしまうので気体にするのを防ぎきれない、ということです。

 

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他に炭酸が漏れるのを防ぐ方法

ほかにできる方法があるとしたら2つです。

  • キャップをしっかり締めること
  • 冷蔵庫に保存すること

この2点です。

 

キャップをしっかり締めることで、空気中に二酸化炭素が漏れ出ないようにします。

 

そして、冷蔵庫に保存させるというのは、気体は温度が低い方が溶けやすいという性質があるからです。

 

液体や固体を液体に溶かす時は温度が高い方が溶けやすいのですが、気体はその逆になります。

 

にっしん
難しいことを言ってしまっていますが、要は冷たい方が炭酸は抜けにくいということですね。

 

なので、

キャップをしっかり締めて、冷蔵庫で保存する

ということが重要であり、炭酸飲料保存の基本になります。

 

あとは注意することも紹介します。

①横向きにしたり倒れないようにする。

横向きにしてもペットボトル内の空の部分(液体(飲料)が入っていない部分)の体積は変化ありません。

 

「なら横にしたっていいじゃん!」って思うかもしれませんが、空気の触れる面積(表面積)が大きくなるので、二酸化炭素が抜け出やすくなります。

 

なので、必ず垂直に立てて置くことをオススメします。

②大きなペットボトルは小分けしておく

大きめの1.5Lの容器などをパーティーなどで余らせてしまった場合は、小さなペットボトルなどで保存するといいです。

 

空気の触れる割合を減らすために極力多めに入れて、キッチリフタをして冷蔵庫保存すると長持ちしやすいでしょう。

ペットボトルをへこませるのは逆効果

テレビなどでペットボトルをへこませる方法が紹介されていたりしたようですが逆効果です。

 

いくらペットボトルをへこませたところで炭酸ガスの気体化を防ぐ事はできません。

 

潰して空気を出しても飲料に溶け込んだ二酸化炭素も外に出てしまうことにもなるので効果がないどころか逆効果です。

 

理屈はなんとなくわからなくもないんですが、へこませる事は選択肢から外しましょう。

 

豆知識 炭酸に抜けた炭酸は煮込みに

炭酸の抜けた炭酸飲料は味気なくなります。飲めなくはありませんが美味しくないですね。

 

そんな時は煮物に利用すると良いです。味付けがちょうどよくなりますし、チャーシューを作る時もコーラを使ったりします。

確実に防ぎたいならグッズも併用する

確実に炭酸抜けを防ぎたいなら、炭酸抜けの防止グッズを使用するのが1番です。

 

空気を入れて、炭酸が抜けたりするのを防いだりなど方法は様々ですが、色々なグッズが出ています。

 

どうしても、という場合は利用されてみてはどうでしょうか。

 

 

シャンパンを抜くためにも作られているものでもあるので、ワインショップなどでも売っています。

 

ジュースならあまり神経質にならなくても良いかもしれませんが、シャンパンやスパークリングワインなどよく飲む方にとっては必須アイテムと言えるかもしれませんね。

 

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まとめと結論はなるべく早く飲むこと

炭酸注ぐ

これを言ってしまうと元も子もありませんが

「なるべく早めに飲むこと」

これにつきますね。

 

開封した瞬間から、徐々に抜けている、まるで時限爆弾みたいで嫌ですが、早めに飲むことに尽きます。

 

でも飲みすぎるとおなかにガスがたまっておなかの調子が悪くなるので注意ですが…。

 

でも、もし残ってしまったら

  • 垂直に置く
  • 大きな容器の場合は小さな容器に移し替える

この2点に気を付け、徹底したいなら「グッズを用意する」といいでしょう。

 

僕も炭酸が好きなので、自宅の炭酸サーバーで作りすぎないように気を付けようと思います(笑)

 




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