一人暮らしは誰もが一度はやってみたい事なのではないでしょうか。僕も10年以上前から一人暮らしをして、今は結婚していますが、一人暮らし歴は長かった方です。
一人暮らしを実際に始める上でネックなことの1つといえば、家庭用品など生活品を揃えることだと思います。
最もネックなのは家電で、お金もかかるので大変ですが、生活品はその次に大変な事です。ただ、今はそういったものを手に入れるのは比較的容易で、安価で手に入れることもできますね。
安価で手に入りやすい所のひとつが100円ショップ、通称100均です。簡単なものを入手する時はまず最初に100均に目を向けるはず。
一人暮らしをする上で必要なものを100均で揃える場合、何がいいか僕の経験も交えて紹介します。
加えて、逆に必要ないもの、ちょっと微妙なものや100均でない方が良いものもあわせて紹介します。
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一人暮らしで100均で必要なもの食事編
一人暮らしをする上でまず欠かせないのが食事で、外食で済ませようと思っていても、最低限の食器や道具は必須です。
ここではそんな道具類について紹介します。
食器・箸・スプーン
食事をするなら基本中の基本ですね。これは実家などから持ち込めば必要のないものですが、自分なりに決めたければ揃える必要があります。
いきなりおしゃれなお店で揃えるのもアリですが、なにかとお金の出が多いのでまずは安く済ませることをオススメします。
食器はどういったものを食べるかにもよりますが、一例を示しておきます。
皿、プレート:以下のものを最低でも1枚ずつ
平皿
パスタ皿(ちょっと底のあるもの)
お茶碗、お椀(お椀は小と大:味噌汁(小)とうどんやそば(大)を入れられるもの)
小鉢(卵がとけるくらいのサイズが良い)
醤油差し
箸、スプーン、フォーク
→箸も菜箸と普通の箸、スプーンは大小、フォークは人によりけりかもしれません
コップ
→ジュースを飲んだりするもの、ホットの物を飲む時、歯を磨いたりする時用
おたま
フライ返し
ボウル
レンジ用パスタ容器
→パスタをレンジで茹でれるので時短、経済的です
計量カップ
フリーザーパック
→お肉を買って保存するときなど便利、炊いた後のご飯も入れる事ができます)
ピーラー
→ジャガイモの皮むきに使ったりするものです。
機能的なものがホームセンターなどにありますが、基本的に100均のもので十分です。
レンジフードフィルター
なにかとあると便利です。焦がしたり汚したりするので、換えの1セットがあってもいいと思います。
ヨガマット(滑り止め)
→ちょっと違うかもですが、ものが開かない時など非常に便利です。ヨガマットを切って代用することもできます。
こんな所でしょうか。
買うものが多いように思いますが、割ったり壊したりしない限りは長期間使えるので100均で揃えるコストパフォーマンスは非常に良いです。
おそらく金額的に2000円以上になると思いますが、ここはしっかりと揃えましょう。スーパーやホームセンターなどで購入したら軽く5000円はいくと思います。
半額以上安くなると思えば買いなのではないでしょうか。
少なくとも
- 食器
- 箸、スプーン、フォーク
- コップ
- 菜箸
- おたま
- フライ返し
- ボウル
は用意しましょう。
ちなみに、サランラップは個人的には100均のをオススメしません。なぜかというと溶けた場合、身体の中に取り込んでしまうかもしれないからです。
僕が使っているのは、もし飲み込んでも大丈夫とサイトでしっかり書いている、旭化成のサランラップです。
ちなみに、ギフト用もあるので、ちょっと変わり種のギフトかもですが結構喜ばれるように思います^^
やはり、自分の体に入る可能性のあるものは気にしないとですからね。
ちなみに、クレラップでも同じような回答をされています。
お店、地域で商品の取り扱いの差があると思うので、使っているもので大丈夫かサイトやお客様相談室などで確認してみると良いでしょう。
電子レンジなどで油ものをレンジしたときに熱しすぎて溶けたかのような感じになってしまうのはあるあるです(笑)
あとは、包丁・鍋・フライパンもちゃんとしたものを購入するといいですね。
耐久性やコーティングが剥がれた時の安全性など考慮して、ホームセンターなどで購入しましょう。
あとは鍋も複数の役割をするもの、フライパンは油を敷かなくてもくっつかない加工をしているものが最近は多く出ているので、その辺りはケチらずにそろえる事をおすすめします。
この加工は某有名ネットワークビジネスの会社のフライパンと同じものです。加工の耐久度はもちろん差があるでしょうが、金額は約15000円と5倍も高いです。
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一人暮らしで100均で必要なもの 洗濯編
一人暮らしで面倒くさい事、トップクラスの事が洗濯する上でしょう。
その上で必要なものもピックアップします。逆に必要ないものも上げておきます。
洗濯ネット
例えば僕の奥さんは必要ないと感じている人なので好みが分かれますが、あった方が良いと思います。
色々な大きさがあるので、用途に応じて揃えるといいですが、個人的には中と大があれば十分です。
大きさの目安は、中サイズならシャツやセーターが洗えるサイズ、大きいのは毛布やシーツが洗えるサイズです。
共に2枚ずつあれば、色々なものを洗えると思います。
ハンガー
ハンガーがないと干せませんね(笑)
ハンガーも細いものから、型崩れしないようにするためのハンガーまで色々あります。元々どんなものを持っているかでの判断になりますが、必ず用意が必要です。
あとは大きめのタオルやシーツなど干すための大きいハンガーも1つあると良いでしょう。
かなり大型のハンガーがあるので、それも1個で問題ないはずなので一緒に購入すると良いと思います。
ちなみに干すための物は100均には売っていないので、ホームセンターなどで購入が必要です。
小さい洗濯干し
靴下や下着を干すのにちょうどいいです。場所をあまり選ばないので、1つでもあると便利です。
こだわるならこういったものもあります(↓)が、一人暮らしなら100均ので十分だと思いますし、100均にもいろいろなものがあるので、まずは100均で探してみると良いでしょう。
洗濯関連で100均ではない方がいいもの
100均ではなくドラッグストアなどで購入したほうがいいものもあります。
洗剤:ちゃんとしたものを買いましょう。ネットでも購入可能です。
柔軟剤:洗剤同様です。
洗濯物干し:先ほど挙げた通りで、ホームセンターなどでちょっと高くても購入したほうが良いと思います。伸縮可能な物があったりもするので、一人暮らしの前に色々見てみると良いでしょう。
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一人暮らしで100均で必要なもの 生活編
これらは仮になくても困りませんが、あると便利なものばかりです。
必要ないと思っていてもチェックすると良いでしょう。
ボックス・整理棚
小物や色々なものを入れるのに便利です。
すぐに揃えても良いですが、ただ無計画に買うとスペースを余らせたり、大きさが合わない、入らなかったりするので計画的に買いましょう。
電池
スーパーでもどこでも買えますが、100均のものが一番安く手に入れられる方法です。何かと電池が必要な事は多いと思うので、あるともしもの時に便利です。
必要なのは、単3、単4、単1です。
単1は目覚まし時計などに使われたり、ガスコンロに入れたりするものもあるので、2本くらいでも良いのであれば便利です。
ほかの単3、4ですが、最低でも4本は持っておくと良いでしょう。
何に使うか次第で本数も大きく変わりますが、買い足すこともできますし、とりあえず持っておきましょう。
ゴミ箱
リビングに置ける小さなゴミ箱はあると何かと便利です。
おしゃれなものや、大きなものだとホームセンターやおしゃれな家具屋さんに行かないとないですが、小さな簡易的なものなら100均で十分です。
そこまで必要としないなら、テーブルの下にビニール袋だけ備え付けておいても良いかと思いますので、後から買い足す形でも良いかもしれません。
延長コード・たこ足(選択に注意)
延長コードやたこ足するコンセントも100均で手に入ります、長いものだと100円以上しますので、長いものを希望する場合は100円以上となります。
ただ、特に注意が必要なのはトラッキングです。コンセントの上にホコリなどが乗って、水分が加わる事で発火してしまう現象です。
そのため、コンセントの差込口がトラッキングなどを防止しているものを選択しましょう。
もしなければ、これはホームセンターでの購入が安全です。やや値段は張りますが種類は豊富で、雷防止や長さがある安全なものが手に入ります。
コロコロ
何かと汚れやすい室内。掃除機も夜だと近所に迷惑がかかりそう…。
そういう時はコロコロの出番です。簡単なホコリや毛なら簡単に取れます。
本体100円とスペア2ロール100円で売られているので、これは絶対買っておきましょう。
充電器
スマートフォンなどの周辺機器の充電器です。
実家暮らしの時は家の人のを使っていたってケースもあるでしょうが、一人暮らしになったら頼る人は基本的にいません。
もし、充電器の導線がむき出しになったなどで使えなくなった場合、スペアがないと充電できない状態になります。
なので、予備の意味でも用意しましょう。コンセントと充電のコードは別々なので、USBにさせるタイプのコンセントも用意します。
もしiPadのようなタブレットを持っている場合は、充電器やコードによっては充電できない場合があるので注意が必要です。
2.1Aのものが充電可能なものになります。
個人的には携帯型充電器も用意すると良いと思います。もしもの時や外出時の安心感が違います。
100均でも300円くらいで売っています。他にもちゃんとした容量の物であれば3000~5000円程度で購入可能です。
傘
傘ももしもの時にあると便利です。1つでも良いので用意しましょう。
ただ100円のだと大きさ50cmとかなり小さいので、200円~300円で60cmのを買っておくとよりGoodです。
水切りネット
シンクの排水口に流したものをまとめておくのに使うものです。
排水口の受け皿に溜めたままではカビが生えたりすると、取り除くのが困難になったりします。
そのため、ネットを張ってまとめて捨てる事ができるようにします。
こうすれば、後述しますが三角コーナーは必要なくなります。
ブックエンド
本が多い人の場合はあると良いでしょう。そうでなくても、あると何かと便利です。
後から買い足す形でも問題ないのですぐは必要ないかもしれませんが、100均で購入できるというのは頭に入れておくと良いでしょう。
ハサミ・カッター
毎日使わないものの、ないと結構困ります。
カッターはもしかするとなくても良いかもしれませんが、あると便利です。ハサミも含め両方揃えましょう。
ドライバー
家具を新しく買って組み立てたり、電池をセットする時にドライバーを使用したりするものもあります。
小さいのから大きいものが揃ったものだと200円したりしますが、100円で購入可能なものもあります。
プラスとマイナス、両方揃えておくと何かと便利ですよ。
セロハンテープ
セロハンテープもあると便利です。これも毎日使いませんがないと何かと困るのではないでしょうか。
小型のものや、大きな台がついたものまでありますが、ここは好みに分かれると思います。
僕は大きな方を持っています。カッター付きの台とセロハンテープでそれぞれ100円ずつです。
ボールペン
筆記用具は誰しも持っているはずなので、ないという人も恐らくいないと思いますが、念のため上げておきました。
持っていないのであれば、黒と赤は持っておくといでしょう。
クリアファイル、クリアケース
一人暮らしをすると、賃貸契約書など保存しなければいけない書類が必ず出てきます。
それをファイリングするためのものは用意した方が良いです。
基本的に保存の必要な、無くせない書類は絶対出てくるので、最初のうちにファイリングして決めた場所に保存しましょう。
いざという時に必要なものになるので、キレにまとめておいた方が良いです。
面倒でも、ファイリングして中に入れておくだけでもすぐ取り出しやすくなるので、必ず用意してほしいものの1つです。
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必要ないもの・微妙なもの
逆に100均では必要ないもの、他で買ったほうが良いものを紹介します。
ここにあるものは別に買ったりした方が経済的です。
スポンジ
台所に使うスポンジです。複数入りしているはずなので何個入っているかによっても変わってきます。
ただ、食器洗い用洗剤を出しているメーカーのを買ったほうが扱いやすいなどメリットは大きいかもしれません。
タオル
1枚100円が多いので、割高です。
ドラッグストアでも取り扱っている時代なので、ドラッグストアかホームセンター、ネットで購入した方が安上がりです。
100均は安いように見えても、1枚ずつ売られているケースが多いので、こういったものは割高になってしまいます。
ただ、安物は安物。長期的に使っていると、タオルとは呼べないような代物になってしまいます。
なので、あえて1枚100円かそれ以上のものをチョイスするというのも手です。
キッチンタイマー
今はスマートフォンのアプリであるはずなので必要はありません。元から実装されていなくても無料でダウンロードできるものがあります。
今はそれで十分でしょう。
調味料
スーパーで売っているものが100均で売られているケースがありますが、スーパーで購入した方が安上がりです。
食品系はスーパーで購入しましょう。そのスーパーのポイントなどもついてお得だと思います。
床クリーナー・ワイパー
意外だと思われるかもしれませんが、僕は正直お勧めできません。
ドラッグストアで売られている、「クイックルワイパー」のようなちゃんとしたものの方が汚れがしっかり取れます。
もちろん割高なのは否めませんが、スーパーかドラッグストアで確実なものの購入をお勧めします。
ほこりとり
上のゆかクリーナーと同様の理由です。
加えて、外して使い捨てと交換が可能なので、これもスーパーかドラッグストアでの購入が望ましいです。
エコバッグ・ゴミ袋
意見が分かれるかもしれませんが、僕は必要ないと考えます。
理由は
- スーパーでもらうビニール袋はゴミ袋になる
- エコバック自体、衛生的に気になる
ということです。
都道府県、市区町村などで大きく分別方法は異なりますが、ビニール袋などで捨てることが可能なら、スーパーで毎回袋をもらってそれをゴミ袋として使った方が方が良いです。
高いところでも5円でしょうが、大体は3円くらいです。
そしてエコバッグに何でも詰め込むのは衛生的に問題があると僕は思います。
野菜や卵などにはさまざまな菌がついている可能性がありますし、人が手に取っている以上、何もないってことはあり得ません。
もちろんエコバッグ自体洗えるのなら問題になりにくいかもしれませんが、詰め込める量に限界がある以上僕はどうかなと思います。
「地球環境のため」という人もいますが、100均でビニール袋を購入している時点で同様のことだと言えます。
挑戦的な言い方かもしれませんし、反論したい方もこの点ではあると思いますが、僕個人としては、エコバッグはお勧めできません。
もし切り詰めたいならエコバッグにビニール袋の購入でも良いかもしれませんが、切り詰めても年間100~200円程度でしょうし、そこまで大きな経済効果はありません。
ただここは意見が分かれる部分なので、結論どちらでも良いと思いますので、やりやすいやり方を選択されると良いと思います。
三角コーナー
三角コーナーはカビの温床になります。「いらない物」にもよく候補にあげられるものです。
排水溝のネットがあれば、集められるのでわざわざ必要ありません。
ポケットティッシュ
これも意外と思われるでしょうが、ポケットティッシュを買うならドラッグストアかスーパーです。
安いと20パック入り100円とかで売っている場合もあり、100均で買うより経済的です。
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各100均のお店の特徴も紹介します!
各100円ショップの特徴を独断と偏見ですが上げておきます。全国レベルで主要なのは以下の3つでしょう。
- ダイソー
- キャンドゥ
- セリア
これらの特徴を紹介します。
ダイソー
とにかく種類が豊富ですね。ちょっと背伸びして200円以上の商品を購入すればある程度のものは揃います。
100均界のオールラウンダーという印象です。
一人暮らししたてで、一通り揃えたいならダイソーだけでも問題ないくらいです。
キャンドゥ
品揃えはダイソーほどではない部分もありますが、ダイソーにないものがあったりします。
特にクリアファイルとか、文房具系の品揃えはダイソーよりも良いなという印象です。
あとは食品を多く扱っているので、ちょっとしたものを買いたい場合は便利です。
セリア
この3つの中で1番オシャレななのがセリアです。
デザインなど見た目重視の人はまずセリアから見て、ないものをダイソーやキャンドゥで揃えると良いと思います。
あとは後で買い足す時はセリアにするなど、生活が落ち着いた時に見ると良いかもしれません。
店舗数なら断トツでダイソー
ちなみに店舗数に関してはこの通り。基本的に全国区なので行ける距離なら覗いてみると良いと思います。
もちろん、地域で差はあるでしょうし、個人レベルの地域限定の100円ショップもあると思うので、他にも色々見てみると良いでしょう。
ダイソー:国内3367店舗(2019年3月現在)
キャンドゥ:1040店舗(2019年9月現在)
セリア:1592店舗(フランチャイズ含む)(2019年3月現在)
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まとめ
いろいろと項目別に上げてみましたが、100均で買えるものは多くあることが分かったのではないでしょうか。
全て合わせると3000~4000円程度になるかと思います。途中上げましたが、これを100均以外で購入したら1万円は確実に超えると思います。
敷金や引っ越し費用などで出が多くなると思うので、ここで抑えられるのはでかいですよね。
うまく100均を使って良いスタートを切ってください。