にっしん(@nisi_otabloger)です。
徐々に暖かくなると、お祭りなど野外のイベントが増えてきますね。そうなると浴衣を着たりする人も増えると思います。
僕も一時期、浴衣だったり着物で過ごすのも面白いかなと思って考えてみたことがあります。
そこで、もし着るときにどう着こなしたらいいか?色々と調べてみました。
全身コーディネートを画像で紹介しているサイトも多くありますが、基礎知識を身に付けるという点では画像では僕個人としてはちょっと混乱しました。
なので、まず文章単位で表面上の知識をつけたいと思ったので、この記事では文章中心で紹介しています。
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メンズの浴衣の着こなし術
着方もありますが、一番はデザインでしょう。パッと見で見られるのはデザインです。
「人は見た目が9割」とも言われるので、まずはそこを抑えるのが重要と言えます。
ですので、ひとつずつポイントを解説します。
色

色の定番は紺です。コーディネートしやすく、ここはスーツと似ているかも知れませんね。スーツを合わせるように考えると、色合わせはしやすいかも知れません。
そして、それに関連して他に合わせやすい色は濃い色の生地のものです。
加えて、注意したいのは紫外線で、夕方でも夏場は紫外線は出ているので油断しがちです。
そういう意味でも、夕方の紫外線は日焼けなどの危険性があるので、濃い色の生地はメリットがあると言えますね。
それに合わせて帯は白色の色にする事で涼しい印象や熱がこもりにくいといった夏の暑い日には嬉しい効果も期待できます。
他にも浴衣の色は以下の色があります。
- カーキ
- 茶
- ベージュ
- 白
- ライトグレー
無難にこなしたいなら、紺や黒系の色、他と違う感じにしたいなら以上のような色にしてみてはどうでしょうか。
僕は個人的にカーキがいいなと思いました。カーキを着ている人って少ないと思うんですよね。
人とかぶるのが好きじゃない僕にとっては良い色だと思います。
デザイン、柄、生地

デザインも色々ありますが、基本的に無地が多そうですね。あとは薄くストライプになっているものがあります。
ここもスーツに似ていますね。そういう点は浴衣とスーツはどこか似ている印象がありますし、スーツとかぶらせて解説している人もいますね。
ですので、普段スーツを着ている人はそこをイメージして選ぶと、ご自分の好きな色や柄もある程度把握していると思うので間違いないものが選べるでしょう。
そして、ストライプ以外にもチェックや縞柄のものもあります。
周りと差をつけたい時は、そういったわかりやすいデザインのものを選ぶと良いかも知れませんね。
ただ、チェックはどこか幼さと体が横に大きい感じを受け、人を選ぶ可能性があるので注意が必要なように思います。
他に柄としては
- 花柄
- 唐草模様
- 網目
といったものや沙綾形(さやがた)、麻の葉といった柄もあるので色々見て好みの柄を選んでも良いのではないでしょうか。
あとは生地ですが、変わり種としてデニム生地でできた浴衣もあります。デニムが好きな人はそういったものを選んでも面白いでしょう。
小物類

そして浴衣だけでなく、小物類を持っているとおしゃれな雰囲気になります。
例えば
扇子
帽子(ストローハット)
などがあります。
代表的なものは扇子ですね。暑い日はあおげますし、持ち運びに便利ということもあって、最近では浴衣を着なくても持ち歩いている人も多いです。
ですので、100円ショップでもそれなりのデザインのものが売っていますし、東急ハンズやロフトといった量販店でも多く取り扱っています。
1つでも持っているだけでも違うでしょう。ちゃんとしたものを選んだ方が良いですが、予算の都合であったり、少しでも安く手に入れたければお近くのお店を見てみると色々ありますよ。
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サイズの測り方

いくらコーディネートや着こなしが良くてもサイズが合ってなければ全てが台無しです。サイズのはかり方や理想的な長さを知っておくことも重要です。
ポイントは身丈(みたけ)と裄丈(ゆきたけ)です。
それぞれ身丈、裄丈は以下のようなことです。
身丈
肩または首の付け根から裾までの長さ、普通の服でいう着丈のこと
理想の長さは、「(身長)ー(25~30cm)」
裄丈
袖までの長さで、背中の中心(背骨のあたり)から袖の先までの長さ
腕を横に伸ばした時に手首の骨(くるぶし)が出るあたりの長さです。
一番注意が必要なのは身丈の方ですが、裾部分は足のくるぶしにかかるか、かからないかくらいの長さにすると良いようです。
あまり長いと後ろが擦れてしまうかもしれないし、短いと見栄えが悪くなるので、身丈は特に注意ですね。
インナーや足元はどうしたら良い?
ここでは浴衣は基本屋外で過ごすので、健康面や安全面にフォーカスした内容になっています。
地域的であったり、気候などの理由で、寒いかもしれないから中に何かを着たほうが良いのかなと思った方もいるはずです。
あと、足元はどうしたら良いのかをここでは解説します。
インナー、中に着るもの

直接着ても決してダメではありませんが、汗染みにより着たまま放っておくと取れないシミになります。
それに、夜は冷える日もあったり、屋外が暑くとも室内はクーラーで冷えるでしょうから、何も着ないと温度変化で体調を崩してしまうかもしれません。
なので、中にはシャツを着て、シャツはシャツでも浴衣は胸元が出るので、Vネックがいいです。
着た後はクリーニングや洗濯は必要ですが、もし直接着るなら、着た後は極力早めに洗濯かクリーニングが必要です。
事前にこちらもご覧になると良いかも知れませんのでご参考までにどうぞ。皮脂汚れを落とす方法を紹介しています。
足元

下駄か雪駄を履くのが着こなしとしては一番ですが、そのためにわざわざ用意するのが億劫だったり、足の指をかける所が痛くなる場合もあると思います。
それに混雑している時に下駄だとバランスを崩すかもしれませんし、雪駄でも通行人に踏まれるなんてこともあり得ます。そうなると危険ですよね。
ハイヒールの人になんて踏まれたら悲劇です。
その時はきれい目なスニーカーやサンダルにすると良いかと思います。
サンダルは夏場になるとおしゃれなものも登場しますし、スニーカーは抵抗があるならサンダルが一番安全で履く上でおしゃれに見えやすいかもしれません。
甚平という手も
「なんか浴衣ってめんどくさーい!」
「年に数回のために浴衣買うってどうなの?」
って人は甚平という手もあります。
甚平は、わかりにくいかもですが、浴衣の帯から上と下が分かれたものです。下はハーフパンツのようなもので暑い日でも非常に動きやすいです。
上も半袖なので、暑いことが確定している日は浴衣よりも良いでしょう。
クーラーのきいた室内にいると凍えるような思いをするのが難点ですが、身丈だの裄丈だの難しい事は抜きにして違う服装で楽しみたいなら甚平という選択肢もありです。
レンタルという手もあります
どうしても浴衣にしたい、相手から甚平でなく浴衣をリクエストされている。
でも先ほど書いたように数回のために買うのはちょっと…って人もいるはずです。
そんな人のためにレンタルがあります。
「浴衣 レンタル」と検索すれば見つけられるでしょうし、自分の住んでいる地区の名称を追加で入れれば、直接店舗に行けるレンタル店もあると思います。
もし難しいなら宅配という方法もあります。
着物レンタルあき 男性用浴衣のページ
まとめ
男性の浴衣の着こなし方について紹介しました。
大切なのは着物自体は
- 色
- デザインや柄
- 小物
そして、
- 小物
- 中に着るもの
- 足元に履くもの
を押さえておくと良いでしょう。
色々見たりするのが大変なセットものもあるのでご覧になってはどうでしょうか。
もし、面倒であったり時間がないなら甚平という選択肢があります。
時間があるならご自分でイチから揃えても良いですし、セットものでもありだと思います。
どちらにせよ、浴衣を着る日は良い1日になると良いですね^^
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