トイレットペーパーはティッシュに並ぶくらい毎日使う紙ですね。
そして購入するときは、家族構成にもよりますが月1回程度だと思います。ただ、購入の際に色々悩むのではないでしょうか?僕は悩みます。
- シングルか、ダブルか?
- 8ロール入りか、12ロール入りか?
- 何メートルか(60mだったり、最近は倍のもあります)
など考えることは多いです。
「お買い得!!」
ってポップがあっても、1ロール換算したら
「全然安くないじゃん!」
って突っ込みたくなるものもありますよね。
僕は1ロールあたりいくらか計算して考えます、はい、ケチです。奥さんからよく言われます(笑)
でも、こういったところから気をつけるのが大事ですし、節約のためには重要です。
そこで、どのようにしたらトイレットペーパー代を節約できるのか、色々調べてみました!
いろいろ見直すポイントを1つ1つ解説していますので是非ご覧ください。
スポンサーリンク
トイレットペーパー節約術の根本は使い方
よく、個室に入っている時に、
「ガラガラガラガラ…」
と回しまくっている人がいますよね。
「一体、何周しとるんだ、隣の人…」
って思うくらい回す人がいます。
拭くべき場所を拭くだけなのに、そんなに必要なのかと思います。
心当たりがある人は、ちょっとその辺を考えてみてください。
「本当に必要な量はどのくらいか?」
手に触れてしまった場合(汚くてすいません)、手が溶けるとかなら確かに触れないようにするべき措置は必要でしょう。
ですが、そうはならないはずです。ましてや、自分のものなんだし、そのあと手を洗わない人もいないと思います。
であるなら、どのくらいが適切か考えると良いのではないでしょうか。
それだけでも、かなり節約できると思いますよ。
長さを決めるのはいかがなものかと思いますが、適切な量を考えるだけでもかなりセーブできるはず!
再生紙を使っているものでも紙資源ですから、環境にも優しいし一石二鳥だと思います。
節約するための手頃な値段とは?
次は金額です。
スーパーやドラッグストアで色々なものが売られていますが、ざっくりあげるとこんな感じです。
- シングルか?ダブルか?
- 硬いか?柔らかいか?
1のシングルかダブルかは、ダブルはシングルの半分の長さになる代わりに、2枚重ねになります。
なので、実質的な量(総面積)に変化はありません。
2の硬いかどうかに関しては、当然柔らかい方が値段が高めになります。色々調査したところ、50~100円程度の差があります。
ロール数でも変わってきますが、1ロール4~7円の差といったところでしょうか。
「大した量じゃないじゃん!」
と思うかもしれませんが、チリも積もればです。
もちろん、お腹を壊しやすい人や肌の弱い人など状況に応じて柔らかい方がいい場合もあります。
スポンサーリンク
どのくらいの力で拭けばいいのか
中には
「しっかり拭かないと気が済まない」
などと思う人もいるでしょう。
ですが、あまりゴシゴシやりすぎると皮膚が荒れてしまいます。それなら、どのくらいの力ならいいのか?僕は考えました。
拭き方をざっくり解説します。「大」をした時を想定して解説します。
出し切った後はお尻をキュッと力を込める
これは出した後、出口付近の粘膜が裏返しになるからです。
それを元の状態に戻すためにお尻に力を入れて元に戻します。
ウォシュレットを使用している人は、この時点でウォシュレットを使用すると粘膜を傷つけて炎症を起こす可能性があります。
ですので、粘膜を戻して(お尻に力を入れて)から使用してください。
さらにウォシュレットはすぐに使用しない方が良いようで、すぐに使用すると汚れた水が尿道などに入って病気になる可能性があるそうです。
他にも上手くいかなくてウォシュレットの注意点は以下のような点があります。
- 出力を弱くする
- 温度は低めに
- 中まで入れて粘膜などを刺激するのはNG
- ついた水は軽く拭う程度にする
トイレットペーパーで拭き取る
実際に拭き取る段階ですが、ペーパーの「長さ」という規定はありません。
大腸菌のことを気にして長く取る人はいますが、たくさんとったからと言って完全に大腸菌の問題を解消できるわけではありません。
なんと実際に大腸菌が手につかないようにするための枚数は
36枚
と言われています。
1枚何センチかは確認できなかったのと、メーカーによって違うので一概には言えないのですが、1つの基準として22.8㎝というのがあるようです。
なので、36枚は820.8㎝となります。60mロールだと、7.3回で使い切る量です。
この7.3回をどうとらえるかですが、独り暮らしでも1週間とも持たないでしょう。
一家四人なら、下手をしたら1日で1ロール使うことになります。この量は異常ですよね。
これだけ使っている人は、トイレットペーパー代を節約しようという意図はないのではないかと思います。
実際の平均は1回80cmと言われています。22.8㎝で考えると3~4枚という事になります。
「それなら菌がついちゃうじゃん!!」
って思うかもしれませんが、2つの理由で問題ないと考えています。
1、大腸菌による感染は少ない
昔の日本、または災害時、発展途上国ならともかく、現代日本のように衛生環境が整っている環境で大腸菌による感染は基本的にありません。
そこまで感染力が強ければ、もっと食中毒や、そうでなくても家庭内で感染者が出ても良いくらいです。
そして実際に取り込んでも、体の中に常在菌がいるので対処してくれます。
食を扱うお店ならともかく、一般家庭でそこまで心配する必要はないと考えられます。
2、36枚重ねないと無理なら、長くしても無駄
先ほど紹介したように、8m以上使用しないと防げないなら、どんなに長くしても基本的には防げません。
何かのふとしたはずみで付くかもしれませんし、1と似ていますが、感染力が強いなら紙という形で拭くこと自体が間違っていると言えます。
でもそうではなく紙で僕らは拭いています。ですので、拭ける量で拭く方が適切と考えられます。
以上の理由で、いくら長くしても80cmがいいところでしょう。
女性の場合は拭く回数が男性よりも多いはずなので量が多くなるのは仕方ないですが、長さはざっくりでいいので把握しておくといいのではないでしょうか。
実際に拭く
前から後ろへと、コンパクトに押し付ける程度で拭きます。
ここで強く拭きすぎると粘膜を傷つけるので注意です。
それでも気になるなら・・・
それでも気になるなら水で湿らせたペーパーで拭いたり、お尻が弱い人は最後に薬を塗ると良いでしょう。
薬は悪くなる前に気になる時に使っておくと治りも良いです。ひどくない限り、病院の薬でなくても大丈夫です。
ドラッグストアにも色々な薬がありますので、日頃から使うならネットで安く手に入れるのも賢い選択と言えます。
まとめるとこんな感じです。
お尻に力を入れて粘膜を戻す
残ったものを拭き取る。力加減は押し当てる程度
紙の量は80cm(シングルなら4枚程度)
ウォシュレットは拭いた後
スポンサーリンク
じゃあシングルなのか、ダブルなのか?
ここまでくると、シングルなのかダブルなのか気になるところですが、結論を言うとシングルの方がいいでしょう。
シングルなら、量の調節も聞きますし、小か大だけでも、男女でも長さは変わりますからシングルの方が良いですし、コントロールしやすいでしょう。
ただ、ダブルは1回あたりに出す枚数は減るので、約80cm(ダブルなら40cm分)になる量がが偶数枚ならダブルでも良いでしょう。
(シングル3枚分を使うなら、ダブルは2枚分のシングル4枚分で1枚多くなってしまうためです)
そこで、一体あなたがどのくらい使っているのかチェックすることで、節約できる金額が変わってきます。
実際に計算してみた
実際に計算してみます。あくまで例えなので参考にしてください。
トイレの回数とペーパーの長さから
1回80cm、男女平均1日8m(800cm)(1日大小合わせて10回と計算)
で考えます。
(日本トイレ協会の基準に合わせてこうしました)
今回は、男女2人ずつ4人家族で(両親共働き+子ども2人)考えます。
そして、仕事、学校に行っている間はその外出先のトイレを使用するので、消費分とみなさないで考えます。
(外出時間をわかりやすいように8時間と考えます)
さらに寝ている間(6時間で計算)は、基本的に使わないと考えます。
とすると、家で使う回数は約1/3となるので、
大小合わせて3~4回
となります。
朝起きた時や寝る前には必ず行くと思うので4回と考えましょうか。
その場合
4回×4人=16回
家のトイレに行ったことになります。
1回あたり80cmなら
16回×80cm=1080cm(10.8m)
となります。
ここからまずは1日あたりの理想量は10.8m(ダブルなら5.4m)と考えます。
もし、4人中2人が
「グルグルグル・・・!」
と大量にペーパーを回す人なら、そのグルグル1回は4回転くらいするでしょうから約16枚になります。
1枚20cmとしたら320cmです。
他の2人が1回100cm使うとしたら以下のようになります。
100cm×8回=800cm
320cm×8回=2520cm
合計3320cm(33.2m)
理想量の約3倍ということですね。次に1パック何日でなくなるのか持つのか計算します。
1パック12ロールシングルタイプ60m500円とします。
1パック持つ日にちは
理想量60×12÷10.8=66.7日
仮定量60×12÷33.2=21.7日
となります。
同じ商品を1年間買ったとしたら、1年365日で考えると
理想量365÷66.7=5.5パック
仮定量365÷21.7=16.8パック
となります。
その差は約11パック!1パック500円なので、約5500円もの差が出ます。
年間5500円なので、月単位にすると458円と少額ですが、毎月5箱入ったBOXティッシュが2セットタダになると思うとお得感があるのではないでしょうか。
例えば、ガラガラくじで
「毎月BOXティッシュ2箱差し上げます!」
って言われたら嬉しくないですか?
今の例えが良いかはわかりませんが、そんな感じです。
スケール大きくして2年で1万円です。家族で回転寿司が無料です。
「そんな少額な!」
って思うかもしれませんが、その心がけが他の部分でも出て、全体的に意識が高まればかなりの節約効果があるのではないでしょうか。
もちろん、これは例で、家族構成によっては大きく変わってくるので、大きな差にならない場合もあるでしょうが、参考になれば幸いです。
シングルかダブルかは、その家によって異なるでしょうが、地域別に言うと関西はシングルが多く、関東はダブルが多いという調査もあります。
何を基準にトイレットペーパーを選ぶか?
色々なところに売っているトイレットペーパー。
色々な値段があるので、どうすればいいか迷いますよね。
そんな時の決定打になるのは
合計の長さ
になると思います。
考え方は人それぞれですが、僕の場合はこれで考えます。今は1ロール90mという商品もあります。
もし、
1ロール90m 8ロール入れ
1ロール60m 12ロール入れ
だった場合、同じです。同じ720mなので。
でも実際に店頭に並んだ場合、売れるのは12ロールでしょう。量が多いように見えるから。
ここがトイレットペーパーの数のマジックだと思います。ここに惑わされずに判断できるか。ここが重要です。
余談ですが、贈り物用トイレットペーパーもあります。消費するものだし、もらったら嬉しかもですね^^
収納スペースを気にしないならこんな手も
「スペースなんていいからとにかく安いものを!!」
って思った場合どうするのか考えました。
ならネットしかないと思い、探したらありました(笑)収納スペースだけちゃんとすればアリと言えばアリだなと思います。
買い方によってはお得感がない事もあるかもしれませんが、普段買っている金額と照らして考えてみると良いでしょう。
計算方法は
(金額)÷(1ロール当たりの長さ)×(ロールの数)=1mあたりの金額(A)
これに以下を計算します。
(実際に購入しているペーパーの長さ)×(A(上の答え))=(B)
この時、
(実際に購入している金額)>(B(上の答え))
なら、ネットで購入した方が安いという事になります。逆になるなら、ネット購入のメリットはないということです。
もっと安く手に入れる方法
もっと安く、手頃に手に入れられる方法はないか調べるといくつかありました。
古紙・廃品回収
牛乳パック回収
といった方法でゲット可能です。
中にはティッシュBOXというお店もあるでしょうが、新聞を取っていたり、よく牛乳を飲む家庭なら取っておけば交換可能になります。
これなら無料で手に入れられるので、回収してもらえるものがあるなら視野に入れてみてはどうでしょうか。
究極の方法
究極に節約する方法は
外出先で使用する
です。
それなら消費もしなくて済みますね。
でも、これを考えると、
「トイレットペーパーの持ち出しはご遠慮ください」
という張り紙があるのはわかる気がします。
持って帰る人がいるということですからね。それはさすがにアウトというか、泥棒なのでやめましょう。
スポンサーリンク
まとめ
いろいろ細かいところまで考えると頭が爆発しそうですが、すぐに出来ることは、使用するペーパーの長さを決める事です。
『「グルグルグル…」と何回巻いているんだ?』って突っ込みたくなるような使用は止めて使用量を見直すだけでも変わってくるはずです。
僕のように金額単位まで細かく絞りたい人は計算してベストな答えを出すと良いでしょう。
ティッシュペーパーもそうですが、値段が非常にまちまちなので、何も考えずに買うと大損してしまうかもしれません。
「自分は気を付けて使っている」という方でも今回の記事でハッとする事もあったはずです。
できる事から実践してみてください。