常勤と非常勤の違いやメリットデメリットから働き方を考えてみた!

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にっしん
この記事では常勤と非常勤の違いやそれぞれのメリットとデメリットを紹介しています。どちらが一方的に優れているわけではなくそれぞれに良いところがあります。

 

一昔前は、正社員になった方が立場や有給、退職金など有利だから良いとされていました。

 

ですが、今はアルバイト・パートをはじめ、派遣や嘱託(しょくたく)・契約社員など様々な形態があります。

 

今の時代、正社員で働くことがすべてではなく、違った働き方を選択する人もいますし、僕も正社員で働くのはどうかと思っています。

 

ですが、正社員などではなく「常勤」「非常勤」という用語が出てくると、その違いはわかるでしょうか。

 

正社員でなくても常勤である人もいますし、そうでない人もいます。その違いを含めてメリットデメリットなども解説していきます。

 

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常勤と非常勤の違いは労働時間

時間

常勤・非常勤の決定的な違いは労働時間です。

 

1週間で40時間労働する職員は常勤職員と呼ばれます。

 

なので仮に正社員でない非正規雇用の契約社員でも、週40時間以上働いていれば常勤職員となります。

 

にっしん
ですので、「常勤=正社員(常勤は正社員)」ではありません

 

パートでもアルバイトでも同様です。自社の異なる所で仕事をして、週40時間以上になる場合も常勤扱いになります。

 

非常勤は労働時間が変則的で常勤職員より労働時間の少ない場合をいいます。

 

週40時間を基準として、それ以上か、それよりも少ないか。これで常勤と非常勤が分かれます。

 

そして、それぞれメリットデメリットがあります。それを解説していきます。

 

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常勤のメリット・デメリット

週40時間以上の労働者である常勤という働き方ですが、その常勤のメリット・デメリットを紹介します。

 

わかりやすくまとめると「自由さがない分、立場上有利」というところでしょうか。

常勤のメリット

勤務時間が長い分、業務内の事が把握しやすいので、昇進や正社員を希望している人にとっては常勤が望ましい環境と言えるでしょう。

 

そしてしっかり業務を行えば、周りからの信頼も集めやすいでしょうから、いやらしい話、社内政治を考えるなら有利に働きます。

 

そして福利厚生が良いなど、待遇面でも非常勤と比べれば好待遇なのは言うまでもないですね。

 

そして、正社員であればほぼ確実に常勤になるでしょうが、もし不景気などで業績が傾いても、最初に切られるのは契約や派遣社員になると思うので、ある程度は立場が守られると言えますね。

常勤のデメリット

最大のデメリットは求められるものが多いことでしょう。

 

現場にいる時間が長い分、頼まれたり、普段から行っている業務もいいでしょうし、周りもそれだけ頼ってきます。

 

それによってやらなければいけない仕事量が増えていく、そんな事になりかねません。

 

だんだん負担が多くなり、辞めたくなったりすることもあるかと思います。

 

ですが、簡単には辞められる立場ではありません。

 

長くいて、業務内の事を把握していて周りから頼られているだけに、辞めるとなったら辞めさせてもらえなかったりするかもしれません。

 

そして役職についている場合はさらに辞めるのが難しいでしょう。

 

昇進していくごとに責任が重くなりますし、面倒な仕事など頼まれごとが多くなる事で、自分が抱えている業務が増えてしまいます。

 

ちなみに契約社員などでも役職がつく場合もありますし、就いても法律上問題ないので常勤ならば可能性は十分にあるでしょう。

 

役職手当など待遇が良くなるのは良いことですが、役職を理由にやりたくない事をやらされたり、会議の出席を要求されるようにもなります。

 

あと余談ですが、社員の結婚式に役職だけ呼ばれたりなど、時間を優先させたい人にとってはストレスの種が増えるという点も考慮に入れるべきです。

 

にっしん
個人的には自分の時間を優先させたい人は役職には就かないことをおすすめします。

 

僕のケースですが、契約社員の立場で実際に役職に就いて、最初は良かったものの、今あげたような会議などが毎月のように発生してだんだん面倒になっていった事がありました。

 

周りも「上司」という目で見てくるので、本当に面倒です。

 

にっしん
「俺、正社員のあなたたちより立場は下のはずなんですけどー」って思っていました

 

ちなみに僕が役職に就いたのは、もう1人僕と同じポジションの人がいて、その人1人だと大変だろうという理由です。「昇進したい」などという前向きな理由でなったわけではありません。

 

今の時代、冒頭でもあげたように多くの働き方があります。

 

ここは人によりけりですが、縛りの少ない働き方を望んでいる人にとっては常勤は適さないと思います。

 

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非常勤のメリット・デメリット

非常勤のメリットデメリットを紹介します。

 

常勤と逆といってもいいでしょうか。働くということよりも、やりたいことや自由を優先したい人には望ましい働き方といえます。

 

それぞれ細かく紹介します。

非常勤のメリット

常勤とは逆で、時間の自由が出来るといった部分が大きいでしょう。

 

子どもが学校に行っている間のパートや、学校のない時のアルバイトもこれに当たりますね。

 

常勤と比べその分、収入が少なくなりますが、それがクリアになれば非常勤の方が働きやすいと言えます。

 

契約・嘱託社員なら契約期間を定めているはずなので、辞める時もその契約満了を待てばすっぱり辞めることもできます。

 

簡単に辞めることは難しい事もあるでしょうが、更新にサインをしなければ成立しません。

 

それと責任ある仕事をするのが嫌という人にもいいでしょう。無責任かもしれませんが、何かあればすぐ問題になる時代です。

 

であるなら、その立場から外れて非常勤で仕事をするというのも今の時代のかしこい生き方と言えます。

非常勤であることもこれからの時代は方法のひとつ

ここは意見が分かれる部分でしょうが、僕は非常勤が最も賢い働き方だなと思っています。

 

今もまだ正社員として働くのは当たり前などという、経営者にとっては都合のいい時代が残っています。

 

ですが、これからは色々な仕事の可能性や自立する方法に気付く人が増えると思います。

 

時代も平成から令和になり「働き方改革」などで、大きく働き方の常識が変わっていくでしょう。

 

そして就職活動して就職、そして仕事をするというのが当たり前という時代は、いつか少数派になる時代が来ると僕は思っています。

 

今の労働者の環境や社則は経営者にとって労働者をこき使って働かせるには都合が良すぎる状態と言えます。

 

こんなおかしい状態を声を大にして「おかしい」と言えるように、もし今の時代無理でも、そのレールから外れるすべを知る事が今の時代を生きるコツだと僕は思います。

 

少し脱線している感もありますが、今の時代を生きていくために、非常勤のメリットを利用していく事が大切なポイントの1つだと少なくとも僕は思っています。

 

以下の記事も参考になりますので、「正社員でなければ」と思っている方は1度目を通してみてください。

正社員アイキャッチ

「正社員じゃなくても生きていける」これからの働き方を考えてみた

 

にっしん
ただ、業界の動向を見た場合、常勤(または正社員)の方が有利というケースもあるでしょうから、ご自分の場合はどうするのがベストか考えておきましょう

非常勤のデメリット

非常勤は契約など、期間が決まっているものやパート・アルバイトのケースが多いので、ボーナスなどはなく、取得できる有給、社会保険などの加入が出来ないなどのデメリットがあります。

 

以下は正社員ではない、契約・嘱託社員、パート・アルバイトという前提で考えていきます。

 

先ほど書いた通り、正社員で非常勤の勤務形態で働いている人はまれだからです。

 

社会保険に関しては、扶養に入れば入った側の保険になるので、非常勤でも問題ありませんが、それが出来ない時は、保険料が高くなります。

 

週30時間以上働けば、会社が保険料を半分負担してくれるので、保険料を抑えたいなら週30~39時間にすれば非常勤で働くことが可能です。

 

ただそれがクリアになっても、会社が契約の更新をしなかったり場合、強制的に辞めるという形となり得ます。

 

派遣であれば新しい勤務先を探してくれるかもしれませんが、そうでなければ自分で探す必要が出てきます。

 

契約期間後の先の収入の見通しが立ちにくい分、非常勤の働き方は不安定といえます。

 

常時人手不足で引く手あまたな職種や、自分自身にかなりの能力と他の人が取れないような資格、経歴を持っているなら話は別ですが、そうでないならかなり不安定な状態ですね。

 

 

時間的制約が少ない状態と、不安定な状態。これを両てんびんにかけてどうするかしっかり判断する事が重要でしょう。

 

先ほどは会社に関して否定的な文章を書きましたが、数年の間は収入を安定させたいと思うなら、我慢して正社員になり、常勤で働くのが選択としては良い場合があると思います。

 

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常勤・非常勤の違いから考える最も良い仕事の仕方とは?

常勤と非常勤の違いをメリット・デメリットから見ていきましたが、理想的な働き方は人それぞれでしょうが、時間とお金のバランスが一番取れた働き方でしょう。

 

自分がその仕事が好きで一生の仕事にしていきたいなら常勤で正社員として社会人人生をまっとうするのも良いと思います。むしろそう思える人は幸せだと思いますね。

 

ですが、ほとんど、いや大多数の人はそこまでは思えないはずです。

 

仮に好きな仕事でも、以下のようなことがあるでしょう。

  • ノルマがある
  • 利益率の目標がある
  • 休日出勤があり休めない
  • 余暇を楽しめない
  • 残業が毎日で身体を壊している・壊しつつある

 

利益とかの数字目標に燃える人は良いですが、そうでなく仕事を純粋にしたい人にとっては辛いですよね。

 

上に行けば行くほどそれが求められます。それが嫌なら昇進するような正社員、常勤の働き方は避けていかなければいけません。

 

どのビジネスでも数字からは逃れられませんが、通常の仕事は自分で設定するのではなく、会社の設定した勝手な金額から目標が出され、物理的に到底不可能な目標だったりもします。

 

しかも仕事内容ではなく、数字さえ出ていれば評価するような事もあるので、この点でも純粋に仕事をしたい人にはさらにきついと思います。

 

ここから考えると、非常勤、要は正社員でない契約・嘱託社員や派遣のような一線引いた働き方の方が仕事を純粋にしたい人にとっては向いていると思います。

 

常勤でも、派遣、契約・嘱託契約なら「純粋に仕事をする」という働き方は実現するかもしれません。

 

結論から言うと、今の時代の多くの理想的な働き方というのは

「正社員より一線引いた立場」で仕事ができる状態

なのではないでしょうか。

 

当然個人の考え方が最優先だと思っていますし、「収入が不安定」という大きなデメリットはありますが、時間や何かしらの制約を受けたくないという人には向ている働き方と言えます。

将来の「お金」の問題を解決するには?

今は色々なお金の稼ぎ方がありますね。

 

  • ネットビジネス
  • せどりのような物販
  • ネットワークビジネス
  • 株・FX・仮想通貨
  • ハンドメイドなど、自分の能力提供をする

いろいろあり、アイデア次第でも稼げる方法があります。

 

僕も過去にせどりをしていた時がありますが、やり方を覚えれば数万円稼ぐのは決して難しくありません。

 

ネットワークビジネスは僕の経験上一切オススメしないというか止めますが、手段のひとつとして選択肢には上がるでしょう。

 

昔と違って、色々な方法があるので、常勤の方も今のうちに色々考えてみてはどうでしょうか。

 

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まとめ

常勤と非常勤の定義は週40時間働くかどうかの違いでした。まあ、労働基準法で週40時間となっているので、

「労働基準法ギリギリ以外の人は非常勤」

と考えても良いかもしれませんが。

 

今は多様な働き方を知る事ができる時代ですし、タレントやアイドルが芸能界を引退したり無期休業を取るのもこういった事が影響しているのかなと思ったりします。

 

にっしん
最近アイドルの卒業とか多いですよね。

 

これからの時代、色々知っておくことは大切だと思いますので、視野を広く持つといいでしょう。

 

何かひとつでも参考になれば幸いです。

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