半夏生でタコを食べるのはどこ?関西らしい理由だけど根拠もあった!

タコアイキャッチ 衣食住

 

にっしん(@nisi_otabloger)です。

 

関西地方では、夏至の後の半夏生(はんげしょう)という時期にタコを食べる風習があります。

 

タコ以外にも鯖(さば)やうどんといったところもあり、地方によっていろいろあったりします。

半夏生鯖アイキャッチ

半夏生鯖について3分で解説!どこの習慣か?いつからかなどを解説!

うどんアイキャッチ

半夏生にうどんを食べる習慣は香川県で今でもしっかりと残っています

 

ここでは半夏生でのタコに関して紹介したいと思います。

 

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半夏生にタコをなぜ食べるのか?

そもそも「半夏生」とは、雑節の一つで、農耕民族の日本人にとっては重要な日でした。農作業で、この日まで田植えなどの畑仕事を終わらせるなどの目安としていたからです。

 

ちなみに雑節とは、「節分」「彼岸」などがよく聞いた事あると思いますが、季節の移り変りをより的確に掴むために設けられました。

 

半夏生は夏至から約11日後の事で7月2日にあたります(年によっては7月1日)

 

そして半夏生の後の農作業は「天から毒が降り、地から毒草が生える」という言い伝えがあり、収穫が減るなどの言い伝えがあるため、半夏生までに田植えを終わらせるという習慣になったそうです。

 

そして、「半夏生にタコを食べる」というのは関西地方が始まりとされています。

 

なぜタコなのかというと、以下のような願いが込められたからです。

  • 稲の根がタコの足のように、しっかり根を張るように
  • 稲穂がタコの吸盤のように立派にたくさん実るように

他の半夏生の文化は、収穫されやすいものなどを使っているので、それを考えるとタコの足にかける辺りは、お笑いなどが多い関西らしいな個人的には思いました。

 

ただ、後述しますが、単にシャレているわけではなくしっかり理にかなった食材でもあったりします。

8月8日は「タコの日」

関西とは異なりますが、広島県三原市では8月8日を「タコの日」として色々なイベントが行われます。

 

その日には、タコに感謝する「タコ供養」が行われるようで、タコ漁を行っている漁師さんだけでなく、食べる人もタコに感謝する日だそうです。

 

半夏生の7月2日には、過去に「タコの日」として登録されていたようですが、今はないようです。

 

ちなみにこの日は「うどんの日」でもあり、うどん県の香川県ではうどんの日にはイベントがあり、無料でうどんがふるまわれたりなど様々なことが行われます。

うどんアイキャッチ

半夏生にうどんを食べる習慣は香川県で今でもしっかりと残っています

タコは単にシャレで食べられていた訳じゃない!?

ビックリ

先ほどタコは

  • 稲の根がタコの足のように、しっかり根を張るように
  • 稲穂がタコの吸盤のように立派にたくさん実るように

といった理由で食されいると紹介しましたが、これは単にシャレで食されているわけではなかったようにも思います。

 

正直、その要素は大きい部分もあるでしょうが、本当にそうでなく、理由はタコにはタウリンが多く含まれているからです。

 

よく栄養ドリンクで「タウリン1000mg配合」みたいなCMやラベルに書かれているのを見たことがある人も多いはずです。そのタウリンです。

 

タウリンには

  • 疲労回復
  • 肝機能の強化
  • 高血圧の改善
  • 血液浄化作用(悪玉コレステロールの除去)
  • 心機能の強化
  • 視力改善

といった効能があります。

 

もちろん摂り過ぎは良くないですが、昔、農作業をしていた方も田植えで披露した体を癒すには最高の食材かもしれません。

 

タコ100gにタウリンは500㎎含まれています。タコ100gはそれなりの量なので、1日100gも食べる人ももいないでしょうが、かなり多いというのが分かるのではないでしょうか。

 

ちなみにカキも同じくらい含まれていて、ホタテ100gで800㎎含まれています。

 

安全上の上限量は、1日体重1kgあたり100 mgとされています。60㎏の人なら6000㎎ということですね。

 

ですので、ちょっとくらいタコを食べ過ぎたり、栄養ドリンクを飲んでタコも食べても基本的に問題ないです。

 

他にもタコには

亜鉛が多く含まれる事による味覚障害の予防

血行促進作用

といった効果もあります。

 

しかも、低カロリーで腹持ちが良いので、ダイエットに向いている食材と言えます。ただ、タコは食べ過ぎは胃に負担をかけるので注意が必要です。

 

この点を考えると、タコが食されたのも、こういった事が分かった上で食べていたのでは思ってしまいます。

 

根拠はないけど、昔の人は色々やっていて、それが現代になって科学的に証明されるといった事はよくありますよね。

 

タコもその中のひとつでしょうし、先ほどチラッと紹介したように農作物として多く取れるとかではない点では、半夏生で食べられる食材の中では一番奥が深いかもしれません。

タコ料理するならどんなものがあるか?

タコ料理

タコ料理の定番はたこ焼きでしょうか。「料理」とは言えないかもしれませんが…(笑)でも美味しいですよね。

 

あとは刺身や、関西ならお好み焼きに入れても美味しいでしょうか。タコ自体はそのままで食すケースが多いですね。

 

でも半夏生で食べる鯖も、料理ではなく、そのまま塩焼きにしているので、極力そのままの形で食べるのが良いかもしれません。

 

もしかすると、この辺りも昔の人は分かっていたのかもしれませんね。

 

栄養面で考えると、ビタミンB2は熱に弱いので、タコを食べるなら酢の物やタコわさ刺身といった生が一番良い食べ方と言えます。

 

豆知識 タコはよく水洗いする

タコは雑菌が繁殖しやすいので水洗いを良くして、冷蔵庫保存、早めに食べきることをオススメします。

 

生などが難しいなら、やはりたこ焼きがいいのかもしれませんね。

 

ちなみに過去にたこ焼きについて記事にしたことがありますので、よろしければご覧ください。

まとめ

半夏生のタコについて紹介しました。

 

タコは

  • 稲の根がタコの足のように、しっかり根を張るように
  • 稲穂がタコの吸盤のように立派にたくさん実るように

ということから半夏生で食べられるようになりました。

 

どこかシャレているように感じますが、タウリンが多く含まれ自然の栄養ドリンクのような働きがある意味では、単にシャレているわけではないと考えることもできます。

 

もちろん、栄養が後付けの理由かもしれませんし、それとも「根を張り、実りを期待する」事が後付けかもしれませんが、ちゃんと意味あっての事だというのが分かったのではないでしょうか。

 

半夏生や8月8日にはたこ焼きを食べるのも良いかもしれませんね^^

 

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