僕は北海道に住んでいます。冬は何かと寒さが厳しくて動くことすらおっくうになりますが、特に嫌なのはお風呂。
浴室が極寒になりますので、浴室を温めてからでないと本当にしんどいです。
といっても、温めても冷え込みがすごく、温めるのが追いつかなかったりしますので、寒い中で過ごさないといけません。
ですが、リフォームなんて賃貸じゃできないし、それどころかそんなお金もない。もしあっても他の事に投資すると思います(笑)
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大前提として、換気扇は止める
「寒い、寒い」といている人も中には換気扇を入れたままはいる人がいるんですよね。
それで寒くなるのは当たり前って話ですし、それで暖かくなることはまずありませんよね。
夏場なら良いですが、冬場は屋外で体を洗っているようなものです(笑)
お風呂掃除でも、寒いなら一度換気は切って掃除するのが良いでしょう。
もちろん、上がった後はカビ発生防止のために換気しましょう。
浴室の掃除でも、換気扇は一時止めて、少し熱めのお湯で洗うことで浴室内が暖かくなります。
でも光熱費の問題が気になると思いますが、それなら良い方法があります。
ホームセンターで作業用のブルゾンを着用する
以下はすいません、ちょっと余談ですが寒さ対策に役立つ情報を。
ホームセンターや作業者専用のお店に行くと冬場は特に防寒着が売っています。
作業者用は屋外作業がメインの人のための防寒着も売られています。
ですので、屋内ならどんなに寒くても暖かく(寒くなく)過ごすことも可能です。
過去に一度試したことがあって、冬場の室内でストーブなどを炊かずにどこまで耐えられるかやってみたことがあります。
北海道の冬で以下のような防寒を行いました。
- 防寒着
- 湯たんぽ
- 厚手の靴下(二重)
これで過ごしました。真冬の寒い日の朝は部屋の中で白い息が出ます。
結果どうなったかと言うと、ストーブをつけたのが数回だけ(1月~4月くらいの期間)にできたこともあります。
本当にこれ以外使っていません。あとはお湯を沸かして温かいものを飲んだりして過ごしていました。やろうと思えばできるものです。
一種のチャレンジだったので、これは一切お勧めしませんし、風邪の元なのでやめてほしいですが、防寒着をしているだけでも十分に寒さ対策はできますよ。
北海道の例なので、あなたが本州や吸収の方なら余裕で出来るかもしれません。
作業用なので、ビジュアル的には微妙でしょうが、屋内にいる間の使用で誰かに見せるわけではないので問題ないはずです。
この点を考えると最強のグッズは作業用防寒着だと僕は思っています。
それなら窓があって、そこから寒くても凍えるくらいになったりはないはずです。
防寒力はすごいので、光熱費を抑えたいならチャレンジしてみてはどうでしょうか。
参考までにどうぞ
こういうのが一つあるだけでもかなり違いますよ。
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浴室でのヒートショックに注意
寒さに耐えて湯船に入る。これは至福の時かもしれませんが、その温度変化が体には大きなショックになります。
「ヒートショック」と呼ばれるもので、心臓や脳に大きな負担がかかることで心臓麻痺などにかかってしまいます。
以下の行動により起こり、ヒートショック現象というのは以下の1と2の過程で起きます。
- 居間から浴室への移動、そして脱衣して浴室への移動(暖かいところ(居間)から寒いところ(浴室))
- 湯船に浸かる(浴室の寒さで血管が収縮している状態から拡張し、血圧低下)
- 浴室から寒い脱衣場への移動
1から2の過程で起きるということは
入浴中に亡くなるのは年間1万4000人と言われていますが、原因の多くはヒートショックと言われています。
血管の影響を受けやすい心臓病や高血圧もちの人は半身浴にすることでヒートショックを極力防ぐことができるようです。
人間あ5度以上の温度変化でも体調を崩しやすくなるようなので、ゆっくり温めるなどして身体に負担をかけないようにしましょう。
ヒートショックの観点からも浴室を温める、身体を冷やさないことは重要と言えますね。
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窓が薄くて寒いなら、窓の改善が重要!
窓のない家はないはずです。そして浴室に窓がついている家もあるはずです。
寒さの原因は窓の問題でもあるかもしれません。
難しいように思うでしょうが、窓の防寒対策は、通常の室内での防寒対策とあまり変わりありません。
ここでは方法を3つお伝えします!
プチプチを使用する方法
梱包材などとして使用するプチプチ(エアパッキン)を使用する方法です。
用意するものは以下のとおりです。
断熱材
プラスチックダンボール
プチプチ(エアパッキン)
隙間を埋めるテープ
下の2つ、エアパッキンとテープは100均でも売っている商品です。窓に貼り付けておくことで冷気の入りが違います。
模型用スタイロフォームを使う
スタイロフォームというのをご存知でしょうか。
要は発泡スチロールで断熱材として使用され、スタイロフォームの中でも、模型用が金額的に手頃です。
窓の大きさに合わせてスタイロフォームを合わせれば冷気を防ぐための断熱材の完成です。
お風呂から上がったあともそのままにしてくとカビの生える原因になるので、外して水気をとておくことが大切です。
二重サッシにする
あとは二重サッシ(二重窓)にすることでも効果はあるでしょう。
北海道の家なら防寒上当たり前になっていますが、道外だと二重サッシではないですよね。(でも北海道のお風呂場に窓のある家はないと思います)
これだけでも、寒い風が入りにくく防寒になるのでおすすめです。一軒家やリフォーム可能な家なら視野に入れてみてはどうでしょうか。
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床シートを貼る
入浴の際は、当然ですが裸で入るので、足が冷たくなりますね。その場合は床の改善が必要になります。
床用シートはネットでも買えますし、家具系の品揃えのいいお店などでも購入可能です。
インターネットの場合はいろいろ種類があるので、色や値段を見ながら購入すると良いでしょう。
寒さ対策だけでなく
- 見栄え、雰囲気が良くなる
- 滑り防止
にもなりますので、高齢な方がいる家庭なら転倒防止の意味も兼ねて入れると良いでしょう。
すのこを置く
すのこというのはこれです。
浴室の底に1枚敷く事で
足の冷えの防止
転倒防止
といったメリットがあります。
ただ、冷たさの改善には役に立つと思いますが、スタイロフォームのようにカビの心配をしなければいけません。
使ったらすぐに乾燥させる必要があります。
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お風呂用のマット・畳を敷く
先ほどのすのこのように浴室の一部を敷くのではなく、自分が主に足をつける部分全体に敷くという方法もあります。
実際にお風呂用の畳もあり、洗うこともできます。当然カビ対策もされているので、カビが気になる方にはオススメできる方法です。
すのこを何度もよけるのは面倒くさいと思うなら、こちらの方が良いでしょう。
電球の色を変える
浴室の電球の多くはオレンジがかった電球だと思いますが、白色という家もあるでしょう。
これで温度が変わるわけではありませんが、電球を変えるというのも1つの手です。
白色だとどこか寒い印象になります。電球を変えるだけの作業なので取り入れてみてはどうでしょうか。
気持ち温かさを演出できますよ。
脱衣所にヒーターを入れる
先程豆知識の部分で、ヒートショックを紹介しましたが、その原因の1つは脱衣所の寒さです。
そこを改善するために脱衣所を温めておくというのも1つの手と言えるでしょう。
光熱費も入浴前だけなのでそれほどかかりません。
高血圧、心臓に疾患をお持ちの方や家族のそういった方がいる時は取り入れてみても良いと思います。
ヒーターを入れるのはいろいろな理由で無理っていう場合は、浴室の空調をコントロールできるもののがあれば、そこで「暖房」みたいなモードにすることで浴室は非常に暖かくなります。
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リーズナブルに浴室を温める方法
これからはリーズナブルにやる方法を紹介します。
あくまで浴室のみでできる話ですし、他の道具を使うより効果の程はないかもしれませんが、直ぐにできる方法なのでやってみてもいいと思います。
浴槽にためておく
これは一番リーズナブルな方法だと思います。
浴槽を利用します。
比較的暖かいお湯を浴槽にためてしばらく置いておくことで、湯気などで浴室内を温めておくことができます。
少しためてから、ヤカンで温めたお湯を入れても良いでしょう。ただ熱すぎると火傷の原因になりますし、浴槽やゴム栓などを痛める原因になります。
耐熱温度は浴槽は60度、ゴム栓は80度くらいなので、温めたお湯を入れる際は60度程度までにしましょう。
これがカビ発生防止にもつながります。カビは高熱に弱く、カビの種類にもよりますが、60度のお湯にしばらくつけるだけでも死滅するようです。
浴室を温めるのと、カビ対策。両方できる意味ではポイントの高い方法です。ただ、やけどには注意です。60度でも結構熱いです。
ちなみに、僕はそれでやっていた時期はありました。確実な方法ではありませんがマシにはなります。
ずっとシャワーを入れても良いですが、そうなると光熱費がかかりますからね。冬場は光熱費が高くなるし余計です。
お風呂の時はシャワーに
今の話に関連して、湯張りの時は蛇口から出すかもしれませんが、シャワーから出すと良いでしょう。空気に触れやすくなるので温める効果が上がります。
そして、そうすると空気に触れてお湯が冷えやすいので、少し温度を高めに設定すると良いでしょう。
お湯を壁や床にかける
浴室の寒い原因の1つは、壁や床の寒さです。
壁が寒いと熱めのお湯をかけても下に流れる時は冷たい状態になってしまいます。
そこから考えても、壁が結構くせ者で、ここが冷えていると浴室は常に冷えている状態でなかなか温まりにくかったりします。
逆に考えると、壁が暖かければ浴室内の寒さはかなり改善することも期待できるので、浴槽だけでなく、壁にもお湯をかけてみると良いでしょう。
僕は浴室全体を集めのお湯で温めています。やはり、それだけでも寒さは軽減しますし、床も温まりやすくなります。
家族と間隔を開けずに入浴する
誰かが入った後の浴室は当然暖かいです。
そして冬場は時間が経つとすぐに冷えてしまいます。なので、間隔を開けずに入れば熱を逃がさず快適に過ごすことができます。
ベタなアイデアかもしれませんが、これがバカにできないし、一番取り組みやすい方法でしょう。
ちなみに、僕は浴室の掃除を毎回欠かさずするので、必ず最後に入るので暖かい状態で入れます(笑)
なので、いつも奥さんに先に入らせようと声掛けなどの活動をしています。あまり言うとキレられるので毎日気を付けています(笑)
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まとめ
なにか良いアイデアは出ましたか?
色々上げたものの、まず無料でできそうなことから模索してはどうでしょうか
- 換気を切る
- 浴槽にお湯をためる
- シャワーモードにする
- お湯を壁や床にかける
- 家族と間隔を開けずに入浴する
そしてお金のかかる方法、安価なのは
- (掃除する時)作業用ブルゾンの着用
- 窓に保護シールを貼るなどする
- 床シートを、すのこの使用
- 電球の色を白→オレンジに
高価なのは
- 窓を二重サッシにする
- ヒーターの導入
以上、金額的にまとめるとこんな感じです。
今回紹介した複数の事をすることで、きっとかなり浴室は温まると思います。
いろいろできる事1つでも良いので始めてみて、快適な入浴タイムをお楽しみください^^