たこ焼きの原価率ってどのくらい?計算してみて分かる経営の大変さ

たこ焼きアイキャッチ 4~6月

 

にっしん(@nisi_otabloger)です。

 

おうちでたこ焼きをやったりしたことのある人はいるでしょう。

 

そして、お祭りの屋台の定番フード、移動販売でもよく見かけることの多いのがたこ焼き屋ではないでしょうか。

 

家で「たこパー(たこ焼きパーティー)」をすると盛り上がりますし、結構参加した人とも仲良くなれます。

 

タコを回したりする作業は楽しいですからね。そしてお好み焼きと合わせて「粉もんパーティー」にするとより楽しいです。

 

ただ、ふつうにスーパーでタコを買うと高いんですよね。冷凍のを解凍販売されているものでもそれなりに高い。

 

そこでふと思ったのが、

「たこ焼き屋っていたるところにあるけど、経営は成り立っているのか?」

ということです。

 

そこで今回は、たこ焼きの原価について調べてみました。

 

ひとつの例ですが、お祭り屋台の原価率などについて調べたものがあるので、こちらも併せてご覧になってください。

お祭り屋台アイキャッチ

お祭り屋台の値段と原価率ってどの位?意外とあのお店は稼いでいた!

2019年4月8日

 

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たこ焼き屋の原価率はどのくらい?

原価計算

結論から言うと、たこ焼き屋の原価率は30~37.5%です。販売価格400~500円、原価150円で計算しています。

 

後ほど紹介しますが事細かく、かなり絞ったら25%となりました。

 

原価率が低ければ低いほど、お店としての売り上げは出やすくなります。

 

原価率が高い場合は、お客さんの数を増やさなければ利益に繋がりません。

 

たこ焼き以外にお祭りでよく出店されるフードは以下のようなものがあります。

  • お好み焼き
  • ベビーカステラ
  • わたあめ
  • かき氷
  • クレープ

他のフードは、原価率の安いものだとベビーカステラの5%程度なので、同じフードでも差が出てきます。

 

もちろん、たこ焼きも含め様々な条件で変わってくるので一概には言えませんが、たこ焼きはやや高の原価率ということですね。

たこ焼きはなんで原価率が高めなのか

たこ焼きの原価が高い理由は、「材料の多さ」でしょう。

 

例えば、わたあめに関しては

ザラメ

くらいなものです。

 

あとはキャラクターものの袋があればよく、実は袋はザラメよりも高いものの、

ザラメ

だけです。

 

わたあめを作る機械が必要ですが、それを言ってしまったらたこ焼きも同じことです。

 

「材料が多い」という事は入れる物の種類や量などでコントロールもしやすい、そうする事で原価も安く済ませられるものの、限度があるのでどうしてもたこ焼きは高くなるのだと思います。

 

原価率や材料の似たものでお好み焼きがありますね。1品あたりの金額が高めに設定されているのと、店内飲食が多いので、ドリンクなどを考えると利益はたこ焼きよりも出やすいように感じます。

 

といった点まで考えると、たこ焼きは売上個数がものを言うフードかもしれません。

 

そこで、たこ焼きの原価はどうやって決まるのか?もう少し突っ込んで考えてみます。

たこ焼きの原価を決める材料について

たこ焼き材料

原価を出すにはまず材料を把握する必要があります。たこ焼きに必要な材料は以下の通りです。

たこ焼き粉

たこ

天かす

しょうが

たこ焼きソース

マヨネーズ

かつおぶし

ネギ

青のり

これはあくまで一例ですし、地域性や作る人の作り方次第で大きく異なると思います。

 

例えば大阪なら、ネギをふんだんに使ったたこ焼きがありますが、一般的にはネギをかける事は少ないかと思います。

 

あと、しょうがを入れないで作ったりなど作り方によって入れる材料は異なりますが以上のような材料がたこ焼きに主に使われる材料になります。

材料を使う量と金額

使う量に関しては、お店や同じお店でもメニューで大きく異なるポイントでしょう。

 

ただ、ある程度固定しているものとしては

たこ焼き粉

たこ

天かす

たこ焼きソース

マヨネーズ

かつおぶし

青のり

といったところでしょうか。量は1人前に必要な量です。ソース類はお店で直接かければ量を決めることはできそうですね。

 

これだけ材料があればたこ焼きを作ることは可能ですし、金額に関しては、まず業務用で買うとしたら以下のようになります。

 

たこ焼きは8個として計算しました。あとは業務用で購入可能な物の金額を元に計算しています。金額に関しては楽天などのネット上のものを利用しています。

 

流石に完全業務用のは分かりかねますのであしからず…

たこ焼き粉40g:17円

卵1個:10円

たこ1㎝大:42円

天かす5g:3円

たこ焼きソース30g:16円

マヨネーズ15g:12円

かつおぶし5g:24円

青のり0.1g:0.5円

そして、これを1人前で計算すると

125(124.5)円

となります。

 

思った以上にかかりますね。原価率は500円で売った場合、約25%です。

 

ですがここに、

  • 容器(安いのだと1枚3.6円)

などを加えると、原価率30%近くなると思います。

 

以前書いた記事でかなりざっくり出しても、以前の記事でざっくり出した数値と同じくらいになりました。

 

しかも他のトッピングを入れたりするともっと高くつくので、原価率30%を切るのは非常に難しいと言えるでしょう。

 

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家庭でやるとどうなるか

家庭用タコ焼き

ちなみに一般家庭でやると以下のような感じになります。卵1個を基準として、20~30個作れる量です。なので2人前くらいで考えました。

たこ焼き粉:100g60円

卵:1個19円

たこ:100g148円(ここのみ業務用のたこ焼き用冷凍タコ。スーパーなら倍以上)

天かす:100g100円

たこ焼きソース:60g50円

マヨネーズ:30g18円

かつおぶし:10g60円

青のり:6円(スーパーで8g200円くらい)

スーパーで一般的に買い物した時の金額で考えました。1人前あたり230円くらいでしょうか。

 

「もっと安く買えるよ!」などという意見もあるかと思いますが、ほんの一例なので、その辺りはご了承ください。

 

ちなみにですが、以前、たこ焼きの具の研究をしたことがあるのですが、少しでも安く抑えたいならちくわを入れるという方法もありますよ。

たこ焼き

過去のたこ焼き研究の結果。少しでもたこ焼きを楽しむために

2018年11月10日

お店の場合は材料費の他にも費用がかかる

ランニングコスト

先ほどちらっとあげた部分もありますが、お店でやっている場合は、材料だけじゃ当然できませんね。

  • 電気・光熱費
  • 家賃、設備費、利用料
  • 人件費
  • ガソリン代(移動販売なら)
  • 容器代
  • その他雑費(掃除道具、洗剤)

 

そして、店舗経営でも移動販売でも立地条件などが絡むので、どのくらい売れるかまで計算しないといけませんね。

 

ここまで計算するとなると、具体的に

「どこで出品するか」

「どういった形態(移動販売、お祭りの出店、テナントを借りる)で行うか」

などといった事が具体的に決まらないとわからないですね。

 

材料の原価と設備投資費の合計が売り上げを上回らないと、赤字になるので、そこから

  • 何個で売るのか?
  • それを何円で売るのか?
  • 営業時間はどうするか?
  • 結果、何人に販売するのか?(1日のノルマ)

といったことを考える必要があるということですね。

 

この点を考えると、例えば移動販売は価格や量の調整がきくので、トライアンドエラーで適正な価格を設定しやすいかもしれませんね。

 

相場はあれど、価格は言い値な部分もあるので、うまくやれば利益を出せるのでしょう。

 

でもなかなか難しそうですね。たこ焼き販売で大きな売り上げを上げている人はすごいなって思います。

 

それにたこ焼きだけでなく、食品を扱っている所は食中毒も気を付けないといけないので、色々な意味で大変そうですね。

まとめ

たこ焼きは

  • 調理が難しくない
  • 食べやすい
  • 持ち帰りも容易
  • みんなでシェアできる
  • お好み焼きより値段が手頃

という事もあって、愛されやすいフードではあると思います。

 

だからこそ、移動販売やお祭りで扱われることが多いのでしょう。

 

ただ、原価率がやや高いフードなので、計画的に活動しなければ

  • 材料を余らせる(卵など放置すると賞味・消費期限が切迫する物が多い)
  • 移動費、光熱費がかかる
  • 客単価が良いとは言えない(わたあめなどと違い原価率は高いけど価格はわたあめと同じかやや高いくらい)

と言えるものなので、決して楽ではないでしょう。

 

材料が多いと仕入先も多岐にわたるでしょうから、より大変だと思います。たこ焼き屋さんがまさか冷凍の既製品を出すわけにいきませんからね。

 

原価率からたこ焼き屋さん、そして経営の大変さが分かった気がします。

 

でも、お店見ると食べたくなりますよね。なのでお店はなくなっては欲しくないですよね。

 

次、たこ焼き食べる時は、原価率を思い出して感謝の念で食べるようにしよう(笑)

 

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