にっしん(@nisi_otabloger)です。
2月の恒例行事にもなった恵方巻き、そしてスーパーやコンビニでは恵方は「〇〇〇」などの表示が目立つようになりますね。
ですが恵方巻き、いつ食べるのが正しいか知っていますか?
- 恵方を向いて食べる
- 噛み切らずに食べ続ける
- 何も話さず食べる
などいますか?色々な食べ方はありますし、恵方を向く事も知っている人は多いはずです。
でも何月何日に食べればいいかまで把握している人は少ないのではないでしょうか。
今回はそこにフォーカスを当てて紹介します!
過去に恵方巻きの記事を載せていますので、こちらも併せてチェックしてみてください。
恵方巻きの基本的な話や起源などが分かります。
恵方(吉方)とは何なのか?どういった形で決まるかが分かります。
恵方巻きをいつ食べるのが良いかがわかります
日にちはどういった方法で決められるのかが分かります
基本的な食べ方、恵方に関しても紹介します
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2019年恵方巻きを食べる日は?
もう結論からいいますと、2019年の恵方巻きを食べる日は
2月3日(日曜日)
です!
そして恵方は
東北東となります。この日と方角を向いていれば問題ないですね!
でも毎年恵方も変わるし、日にちは変わらないの?って思うかもしれません。僕も思っていました。
そこで今回はその日にちに関して中心に紹介します。ここまで分かればもう日付を間違えることはないでしょう!
恵方巻きを食べる日にちは変わるのか?
これも結論から言うと変わります。
ですが、恵方のように毎年変わるわけではなく、節分がいつなのか?そして節分の日はどう決められるのか分かれば難しくありません。
節分は立春ありきです
節分って2月の時だけって思っていませんか?
節分とは
各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日
のことです。
なので、節分というのは本来、1年に4回あるんです。ただ、江戸時代以降は立春の前日をさす場合が多くなりました。
これは、元日以外に立春も新年と考えられ、元日の前日、要は大みそか、そして立春の前日の節分は年越しの日と意識されていたためだそうです。
節分とは「季節を分ける」ことも意味していて、江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日を指す場合が多くなりました。
そして、節分の日付は、西暦を4で割った余り(0.1.2.3)で決まり、1985年から2020年までは、どんな計算結果でも3日になります。
(ちなみに、閏年(うるうどし)は余り0の年です)
日付の特定に関しては、天体の運行に基づいているので、こればかりは法則というかそういうのはないみたいです。なので、こればかりは「そういうものである」という考えで良いと思います。
なので、2020年までは2月3日が節分になります。そして2021年から2057年までは余り1の年(閏年の翌年)が2日になり、それ以外は3日になります。
要は、2021年、2025年、2029年、2033年・・・が2月2日、残りは2057年までは2月3日になります。
まとめると、しばらくは2月3日が節分である、という考えで問題ありません。
日付が分かったところで、実際の食べ方のルールや恵方のきまり方に関して分かりやすく上げたいと思います。
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恵方巻きの食べ方に決まりはあるの?
恵方巻きの食べ方として
静かに、恵方を向いて食べる
というのがありますが、基本的に
行うのは「節分の夜」
恵方に向かって食べること
願い事を浮かべながら食べて、喋りもせずに一気に食べる
ということです。
夜なのは、邪気とされる鬼がやってくる時間帯が夜なので、節分の夜に食べることになっています。
喋らず、というのは、喋ってしまうと、そこから幸福が逃げるという考え方です。福を巻き込んでいる恵方巻きなのに、おしゃべりしていたら、その福が逃げうということですね。
ですが、家族が揃った時や都合の良い日が一番でしょうから、あくまで満たせるならということでしょう。
家族みんなで過ごすことが一番幸福な事でしょうからね。
それ以外のルールはほとんどない、なぜなら…
それ以外の
- 巻き寿司としての太さ
- 具材
はあまり関係ありません。しいて言えば7種類(七福神にちなんで、「福を巻き込む」という考え方)を満たしていればOKです。
そもそも、恵方巻き自体、命名したのはコンビニですからね、しかもあの超有名なセブンイレブン。
起源をたどればもっと昔になりますが、今知られている「恵方巻」というものはまだ30年程度の歴史しかない、比較的新しいものです。
その点に関してはこちらで詳しく書いています。
具材も各コンビニ、スーパー自由に具材を入れているので、ちゃんと食べきれるものを選んでも問題ありません。
具材もシーフードなど色々なものを扱っているので、「これでなければいけない!」というものはありません。
でもやってはいけない事もあります
ただ、恵方巻きの際にやってはいけない事もあります。それは
- 恵方から目をそらさない、静かに
- 恵方巻きはぶつ切りにしない
- 1人1本まで
ということです。
「恵方から目をそらさない」というのは、恵方というのはそもそも「神様がいる方角」だからです。
「静かに」というのも、先ほど紹介した「幸福を逃がさないため」です。
神様というのは、歳徳神(としとくじん)と言われる神様で、恵方から目をそらすのは、その神様から目をそらすことになるからです。
そして、「恵方巻きをぶつ切りにしない」というのも、今の話にちなんでいます。
「神様との縁を断ち切る」ということに繋がります。ですので切らずに食べきることが大切です。
そして1人1本までです。2本用意して2つの願い事をするのはアウトって事ですね。
最低ここは抑えて、しっかり福を呼び込みましょう。
ザックリまとめてくれている動画もあるので合わせてみる事でより覚えられると思います。
恵方巻きの始まりと広まり
「恵方巻」という名前は歴史が浅いですが、その前は非常に昔からのものです。
ザックリと年表にしましたのでご覧ください。
1932年 :大阪酢商組合が「幸運巻壽司」として販売
1940年 :大阪鮓商組合後援会が「幸運巻寿司」を販売
1949年 :「節分の丸かぶり寿司」を販売
1955年 :「元祖たこ昌」の山路昌彦さんにより、恵方巻が考案された
1973年 :大阪海苔問屋協同組合作成のポスターを寿司屋が店頭に張り出し。
それを「幸運巻ずし」として販促キャンペーンが開始。
1974年 :節分で「巻き寿司早食い競争」開催
1977年 :道頓堀で「巻き寿司早食い競争」を開催。マスコミが取り上げた事で知名度が上がる
1983年 :ファミリーマートが大阪府と兵庫県で販売開始(「恵方巻」という名称ではなかった)
1980年中頃:小僧寿しで「縁起巻」を販売
スーパーマーケットのダイエー(現イオン)にて関西で販売開始
1989年 :広島のセブンイレブンがキッカケで最初に仕掛けた(この時に「恵方巻」と命名)
1990年前半 :ダイエーが関東の一部で販売開始
1992年 :ジャスコ(現イオン)で全国で販売
1995年 :西日本に販売エリアを拡大
1998年 :全国へそれが広がった
2000年~ :急速に広まって各コンビニで売られるなど全国区になった
もっと昔という説もあるようですが、確信を得ていないみたいなので割愛しています。「幸運巻壽司」としては80年以上の歴史があります。
認知度も2004年に77%、2006年には92.5%という数字なので、もう知らない人はいないくらいですね。
商品として売り出しましたが、1977年の道頓堀のイベントまでは余り浸透せず、途中でやらなくなったりなどありましたが、今となっては年の恒例イベントの1つになりましたね。
まとめ
恵方巻きはいつ食べるのがいいのかわかったでしょうか。
まとめますと
節分の日(立春の前日)は2019年は2月2日、恵方巻きはその夜に食べる
恵方は2019年は東北東(厳密に言うと少し東(角度的に言うと東から北へ15°の所))
願い事を浮かべながら食べて、喋りもせずに一気に食べる
具材は基本7種類で、具材の中身は気にしなくても大丈夫
願い事があっても努力をすることを忘れない(ここ大事(笑))
といったところです。
お店で買えば、あとは日付と恵方のみなので、難しくはないですね。
そして願い事への努力が一番大切ですね。運と言うのは努力をした後にひと押ししてくれる存在ですし、間違った選択肢を減らせば、正解率も上がりますからね。
それは努力があってできる事です。説教じみましたが、少しでも参考になれば幸いです。
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