春になると桜の季節ですね。
北海道はゴールデンウィーク頃に桜が満開になるので、花見をするにはいい時期に咲いてくれます。
でもゴールデンウィークの北海道はまだ寒く、花見も結構震えながらやることになったりします(笑)
ですが、「桜」という言葉を聞くと春をイメージしますし、「桜」という言葉はどこか女性ぽく感じる言葉なのではないでしょうか。
そこで、「桜」という言葉のイメージと男性目線でかっこいい桜にちなんだ言葉をまとめてみました。
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桜の言葉でかっこいい言葉はあるか?
僕も男なので男目線でかっこいいと思えるもの、言い回しや響きとかでかっこいい桜の言葉を色々ピックアップしてみました。
桜狩り・花人(はなびと)
桜狩りというのは、「花見」のことです。花人は「花見の人」の事を意味します。
「桜が満開の時に桜狩りしませんか?」というとちょっとかっこいいでしょうか。まあルックスやキャラ次第かもしれませんけどね。
このようにキャラも選びますが、何か歌詞にしたり、タイトルとして付けるなら男性向きのかっこいいフレーズだと思います。
花人(はなびと)も同様ですね。
花見の写真を撮ってタイトルに「花人」ってつけるとなんかオシャレな響きになるのではないでしょうか。
「花見客」と「花人」だと、オシャレに聞こえるのは比べたらやはり後者でしょう。
ちなみに桜狩りは「観桜(かんおう)」とも言います。
零れ桜(こぼれざくら)・花嵐(はなあらし)
両方とも散る桜を意味している言葉で、花嵐は他にも桜の花に吹く強い風も意味します。
これもやはり写真とかのタイトル付けには良いのではないでしょうか。
話し言葉で使うと、これも歯が浮きそうですね。確実にキャラを選びますが、使う人はキザだなと思います。
少なくとも僕の友達にはそんな人いません(笑)
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桜花爛漫(おうからんまん)
これは、「桜の花が満開になって、見事に咲き乱れている様」を意味します。
四字熟語はかっこいいですよね。爛漫(らんまん)となんか難しそうな字使ってるし。発想が小学生男子っぽいですが(笑)
ちなみに絢爛(けんらん)と間違えないように注意です。これは豪華絢爛(ごうかけんらん)とか、こういう言葉です。
使いたい人は「桜花爛漫で食事は豪華絢爛」と言えば奥さん喜ぶんじゃないですかね、たぶん…
夢見草(ゆめみぐさ)
「桜」ってついていないじゃないか!って言われそうですが、これ、桜の別名です。
桜の美しさに見とれている様子から付いた名称だそうです。
雑学として知っておくと面白い言葉だと思います。
花衣(はなごろも)
桜の花が散った時に人にかかっているのを衣に例えた言葉です。あとは花色の衣装を着た美しい女性に対しても使います。
女性に向けた言葉ではありますが、女性に写メを撮って送ってあげた時に一言この言葉を付けてあげると良いかもしれません。
やっぱり良い響きの言葉は写真や絵のタイトルに向いていますね。
夜桜
お酒に引っ掛けると良いのではないでしょうか(笑)
「夜桜飲み」みたいな。普通の飲みですけどなんとなくおしゃれに感じると思えないでしょうか。
普通の飲み会か花見ですけどね(笑)
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桜の花言葉
桜そのものはどんな言葉が込められているかも見ていきます。
桜の花言葉は
「優美な女性」「精神の美(心の美しさ)」「純潔」「淡白」
です。
女性らしい花言葉がつけられていますし、人の名前としてつけられるのもうなずけます。
アメリカでは「優れた教育」という意味もあります。
あと、桜には色々な品種がありますが、それぞれ花言葉があります。
ソメイヨシノ(染井吉野)
「純潔、清純」「優れた美人」「高貴」
しだれ(枝垂れ)桜
「優美」「ごまかし」
八重桜
「おしとやか」「豊かな教養」「善良な教育」「理知に富んだ教育」
山桜
「あなたに微笑む」「純潔」「淡白」「高尚」「美しい」
冬桜
「冷静」
寒桜
「気まぐれ」
といった花言葉があります。
このように桜は桜でも品種によって花言葉は違ってきます。
これは治水対策のためです。
治水対策というのは、土手の決壊により、洪水の被害を防ぐ行為です。徳川第8代目将軍の徳川吉宗の「享保の改革」にて治水対策のために植えたのが桜でした。
そのため、川沿いに桜が多いのはそのためです。さらに地面は花見を行う事で川沿いに人を集め、踏み固められたそうです。
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桜に関連した言葉
花言葉だけでなく、桜に関連した言葉についても紹介します。
やはり、桜に関係した言葉は非常に多いですね。
以下、「◯」をつけたものは曲のタイトルにもなっています。
桜雲(おううん)
桜の花が一面に咲いて、遠くからは白雲のように見えること。
◯零れ桜(こぼれざくら)
満開になって、ちりこぼれる桜の花、または花びらを散らした様子。
◯桜雨(さくらあめ)
桜が咲くころに降る雨のこと。
桜狩り(さくらがり)
桜の花を訪ねて歩いて楽しむこと、花見とも観桜ともいいます。
桜月(さくらづき)
弥生の別称、旧暦3月。人の名前やお店の名前で「おうげつ」と読むこともあります。
◯桜流し(さくらながし)
散った桜が水に流されていく様子のこと。
桜人(さくらびと)
桜を見る人、桜の花のように美しい人。源氏物語の巻名にも使われています。
このように「桜」とついたものには様々なものがあります。全部知っていたでしょうか。
僕はここまであるなんて知りませんでした。今あげた言葉はどれも知りません(笑)
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「桜」をイメージさせる言葉・使った言葉
日本では非常に馴染みの深い花ですね、そして日本の国花でもあります。
日本の国花は「菊」だと思っている人も多いですし、間違っていません。パスポートの表紙も菊ですもんね。
ですが、国花というのは「その国を象徴するような花」のことであり、「桜」も国家とされています。
それだけ国をイメージする花になっているのが桜です。
そして、卒業式や入学式などの人生の節目に桜があったりしますね。
あとは歌のタイトルにも桜(ひらがなだったりカタカナもありますね)があったりとありとあらゆる場面で使われています。
そういったものをいくつか紹介します。
色の名前
色の名前に「さくらいろ」というのがあります。
これがさくらいろです。見ている環境によっては真っ白に見えるかもしれませんが、色はちゃんとあります。
限りなくピンクに近いですが、ピンク(ももいろ)は
こんな感じです。比べて見ると全然違うことが分かりますね。
個人的にはさくらいろの方が好きですが、なんとなく落ち着くというか、好きと思えるのはさくらいろの方なのではないでしょうか。
食べ物・薬
桜餅や和菓子の形にも使われていますし、春だけでなく年中桜というものは使われています。
あとはピンク色のご飯に乗せるものに「さくらでんぶ」があります(笑)
小さいころ好きだったって人もいるのではないでしょうか。僕も好きでした。
あとは生薬として使用され、桜皮(オウヒ)という名前です。
材料として
家具などの材料としても使われます。樹皮などは材質としても非常に優秀です。
家具や建築の材料
保存性が樹木にあることから、楽器にも使われています。
樹皮は茶筒などに使われます。
人の名前
そして、女の子の名前で「さくら」という名前は使われていることも多いですね。苗字でも使われていますし、本当に色々なところに使用されています。
ほかに、ぱっと咲いて散る様を「もののあはれ」という日本人の精神論にマッチしていることから、戦時は兵士を桜に例えられたりしています。
硬貨
お金でも100円玉は桜が刻まれています。
このように、ざっと上げてみましたが、かなりありましたね。
これらのことを考えても、桜は日本人に本当に馴染みのある親しまれている花といえます。
一言イメージをいうと、「日本の象徴の花」と言ってもいいのではないでしょうか。
そして、単にイメージだけでなく、実際どういった意味合いを持たせているのかについても紹介します。
桜は日本以外では、
- ヨーロッパ
- 西シベリア
- 中国
- アメリカ
- カナダ
など世界各地に桜はあります。
桜は自生している種類で15種類、園芸用に品種改良された桜は300品種以上あります。
2月に開花する河津桜、大きな花の大島桜、小さい花の深山桜などあります。ソメイヨシノは、桜を代表する品種でニュースでも「ソメイヨシノが開花」って言われますね。
ソメイヨシノは江戸末期に出てきて、明治以降、日本全国各地に広まり、サクラを代表する品種となりました。
「万葉集」にも桜について書かれていますので、日本では本当に歴史のある植物です。
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まとめ
「桜」と聞くと、花見のような、実際の桜を見たりすることをイメージするでしょうが、実際は、色々な場面に使われたり、普段の日常にあるものです。
歴史が長く、日本人の中では一番馴染みがあるといっても言い過ぎではないものだと思います。
春に桜が咲いた時は特に言葉など思い浮かべながら見ると面白いかもしれません。