1年を通して行楽シーズンというと長期連休をイメージしますが、一般的に季節で言えば「秋」をイメージする人が多いでしょうか。
個人的には春の時期でもそういう事が多いように感じます。
1年の中で「行楽シーズンというのはどういう時期なのか?」と聞かれると明確に答えられる人って少ないと思います。
そこで「行楽シーズン」と呼ばれることに関して色々調べてみました。
結論を言うと年中あって、細かく考えると例えば「海水浴」とかは「行楽」には入らなかったりします。
そういった細かい雑学的な所から、行楽の大きな楽しみの1つは「食」なのだという事。なぜそう考えられるのかまで紹介します。
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そもそも「行楽」とはどういった事を指すのか?
行楽と聞くとどんなイメージをするでしょうか。1年を通じてある行楽としては以下のような事があります。
お花見
遊園地・テーマパーク
ピクニック、公園の散策
動物園・水族館・植物園
自然観光
キャンプ
ブール・海水浴
バーベキュー
紅葉狩り
山菜摘み
スキー・スノーボード
温泉
「行楽シーズン」というのは特定の期間などではなく、1年を通じて何かしらのイベントがありそうだというのがわかります。
行楽の楽しみは目的地だけでない!
行楽に関してYouTubeで調べてみました。
すると検索して最初の方に出てくるのは「弁当」です!
参照:YouTube検索で「行楽」入れた結果画面(https://www.youtube.com/results?search_query=%E8%A1%8C%E6%A5%BD)より
(2019年2月20日現在)
2020.3.22追記
再度「行楽」というフレーズで検索してみても同じ結果でした。1年経っても特に変わらないようですね。
実際にすぐに作る事の出来るお弁当を紹介しています。実際に拝見しましたがすごいですね。ガチで15分で作っていました…。
このように行楽シーズンの楽しみはどこかに出かけるだけでなく、「食」もあるという事が分かりますね。
こういった点からも「秋」というイメージなのかもしれません。食欲の秋です。
もちろん、飲食店で食べるという方法ももちろんあります。
ただ、「行楽」というと、家族団らんというか、地味かもしれないけど内輪で楽しく過ごすというという印象もあるので、お弁当を紹介する動画が上位に上がるのでしょう。
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そもそも「行楽シーズン」の意味は?
そもそも行楽シーズンという意味を考えてみます。そもそも行楽は
「山野(さんや)に出て遊び楽しむこと」
を意味します。
ということは、行楽シーズンは「山野に出て遊び楽しむ時期・季節」ということを意味しますね。
「山野」というのは「山と草原や原野」や「田舎」も意味するそうです。
まとめると
「山や草原・原野や田舎など自然に触れる時期や季節」
というのが「行楽シーズン」ということになります。
ということは、テーマパークとかに行くのは行楽と言わないということになりますね。
海も入らず、「海水浴」といいます。なので山や草原の「行楽」は「海水浴」という言葉と反対と言ってもいい言葉かもしれません。
ちなみに「海水浴」は「海岸で水泳や日光浴などを行う」ことです。
だからこそ紅葉を楽しんだり、登山したりすることの多い秋は「行楽シーズン」と言われるのでしょう。
夏だと「海水浴シーズン」って言いますもんね。
ただ、夏でも山でバーベキューしたりキャンプするので、その時は「行楽」と呼んで良いでしょう。
ここまで考えると複雑ですが、厳密にはそういうことです。一般的には「レジャー=行楽」と考えても良いとは思いますけどね。
各季節の行楽シーズン
「行楽」の意味を絡めて、各季節の行楽シーズンについてざっくりとまとめました。基本的に大型連休になるので、知っている連休が多いでしょう。
ただ、行楽シーズンというのは連休を意味するわけではないので、各季節のイベントごとも行楽シーズンに入るということになります。
全季節共通、複数のシーズンに関係するもの
ピクニック、登山、トレッキング、郊外への旅行、温泉
春の行楽:お花見
夏の行楽:キャンプ、沢・川下り
(川下りは海岸ではないので行楽に入ると判断して入れました。)
秋の行楽:紅葉めぐり、山菜採り(キノコや栗拾い)
冬の行楽:スキー、スノーボード
このように各季節ごとあります。それぞれ自分や周りの人を考えた形で行楽を楽しむ事が出来ると良いですね。
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行楽はなぜ秋に集中するのか?
なぜ「行楽シーズン」は秋に集中するのでしょうか。実際にネットで調べても秋が中心だったりします。
理由としては、国内パックの購入頻度が秋時期の9~11月にピークになるというのもあるようですが、まず長期休暇が少ないからではないでしょうか。
「秋休み」はない
学生さんの休みに「春休み」「夏休み」「冬休み」というのはありますが、「秋休み」は聞きませんよね。
お子さんのいる家庭はこの時期に家族でレジャーに行く事が多く、夫婦でゆっくりしたりしにくいのではないでしょうか。
そして、旅行会社も学生さんの休みのシーズンは長距離の旅行などのプランが多く、遊園地やテーマパークなどのプランが多いように思います。
対して、秋は長距離の旅行ではなく、近場の日帰りプランなど多いのではないでしょうか。
そのため、出かけやすく、高齢者の方でも気軽に参加しやすい形となっているので、「行楽シーズンは秋」というイメージになったように思えます。
これは僕の推測で、土地柄によっても形は変わってくるので、絶対そうだと言い切れませんが、ありえなくもない話だと思います。
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まとめ
行楽という言葉は、大まかに「レジャー」という意味で使われていますが、厳密には違うという事がわかりました。
「行楽というと秋」という世間のイメージが高い理由は
- 国内パック旅行の購入頻度が高い
- 秋休みがないため長距離旅行がない・難しい
- 紅葉狩りなど近場に行く事が多い
といった理由があるからではないでしょうか。
そして、行楽シーズンは秋だけに言えることではなく、1年通して言えることだという事も同時に分かったのはないかと思います。