よくレストランやファストフード店などで「コールスロー」というサラダメニューがありますね。
安くてお手頃なサラダとして利用する方も多いのではないでしょうか。
あなたはコールスローの事を知っていますか?
そんなコールスロー、どこで生まれて、なんでコールスローって名前になったのか、そしてそもそもコールスローって何なのかという事についてご説明します。
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コールスローについてのいろいろ
コールスローって聞くと、だいたいイメージがつくかもしれませんが、コールスローについていろいろ知っている人はきっと少ないでしょう。
コールスローについて紐解いていきたいと思います。
コールスローの語源って?
なぜコールスローって呼ぶのか?僕は最初、英語だと思っていました。でも意味不明なんですよね。
コール(call)スロー(throw)って。「呼んで投げる」ってなんのこっちゃって感じですよね(笑)
あとは人の名前。サンドウィッチも人の名前からとったから、「コールスロー男爵」みたいなもの?
色々考えればきりがないですね。
答えをいいますと、コールスローの語源はオランダ語です。
オランダ語の「koolsalade」(訳するとキャベツサラダ)を省略して「koolsla(コールスラ)」となったようです。
それを受けて、英語で「coleslaw」となったそうです。それぞれ以下のような意味です。
cole:アブラナ科アブラナ属の植物(キャベツはアブラナ科アブラナ属の多年草です)
slaw:もともと単独であった言語ではなく、オランダ語を基準にして付けられたもの
今では「slaw」は独立した言葉にもなっているようです。
最初は「cold slaw(冷たいスロー)」と思われていたそうで、coldの逆の、「hotslaw(ホットスロー)」という温サラダが作られることもあったそうです。
あったかいサラダは温サラダって感じでしょうか。少なくとも牛丼には合わなそうなイメージですし、すぐ痛みそうですね。
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コールスローってどんなサラダ?
結論から言うと、基本は「キャベツ」です。キャベツを細かく切ったサラダの一種です。これは先ほどの語源を考えれば納得ですよね。
あとは以下の食材を一緒に入れたりします。
- ニンジン
- コーン
- ハム
- タマネギ
- 貝割れ菜
もともと古代ローマ時代から食べられてきたと考えられるほど歴史が長いサラダで、18世紀にマヨネーズの誕生と共に人気が出たサラダです。
だからこそ、ファストフード店でも使われるのでしょう。
ドレッシングに関しては、サラダ油と酢を合わせて使ったりもしますが、今はマヨネーズが主流のようです。
地域やお店、家庭によって異なるので、その辺りは「カレーライス」のような感じがしますね。
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コールスローは名わき役
コールスローは
- バーベキュー
- フライドチキン
- ピザ
などの付け合わせメニューとして使われることが多いです。
アメリカではサンドウィッチやホットドッグの具材としても使われることから、世界で知られた、かなりいい仕事をする名わき役として活躍しているようです。
コールスローはどのくらい保存できるの?
サラダなので、日持ちしたものは美味しく食べることが出いないですね。
実際どのくらい持つのかというと、入れる食材というより、何とあえるか次第のようです
マヨネーズ
24時間以内。キャベツからの水分にマヨネーズが溶け出して味が落ちるため
酢や砂糖などマヨネーズ以外
2~3日。ここは何か次第で大きく変わるでしょう。
保存場所は冷蔵庫です。特に夏場は必須と言えますね。
冷凍保存は基本的に不可能です。なぜかと言うと、冷凍するとキャベツの水分が出てしまうからです。
しかも、マヨネーズは冷凍で分離するので、コールスローは冷凍できないと思うのが無難です。
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日本でいう「塩キャベツ」?
焼肉屋や居酒屋に行くと、必ずと言って良いほどある「塩キャベツ」。これと似てるよなーって僕は思いました。
焼肉屋の付け合わせのようなポジションで、全国区の某有名焼肉屋さんではド定番メニューですし、僕も絶対頼みます。
家で作るのも、簡単なんですよね。和風ドレッシングに塩を振るだけで美味しい塩キャベツになります。
塩キャベツはあまり世界的とは言えませんが、キャベツがメインですし、起源は違えど、似たようなポジションになる欠かせないメニューではないでしょうか。
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まとめ
キャベツはトンカツにも添えられるし、肉料理との相性がいいサラダと言えるかもしれませんね。だから牛丼屋にコールスローが置かれているのかなと思ったり(笑)
今までの内容をまとめると以下の通りになります。
- オランダ語の「koolsalade」(キャベツサラダ)を省略して「koolsla(コールスラ)」となったのが語源
- 昔からある歴史の長いもので、様々な野菜があえられている
- 保存は冷蔵庫。保存のきく期間は長くても3日
以外にコールスローは奥深いかもですね。
メインの料理としても使えますし、レシピを調べると、軽く1000は超えていました。強く主張しないからアレンジも利くし嫌いな人はいないのではないかと思います。
何気に食べているコールスロー。次食べる時は歴史などを思い出しながら食べると面白い発見があるかもしれませんよ。