僕はメガネをかけてから20年以上が経ちます。
個人的にメガネはコンタクトより便利かなと思っています(一時期コンタクトの時期もありました)が、メガネにもトラブルがあることがあります。
レンズの汚れはよくあるケースですが、もう1つの悩みはフレームの汚れだったりします。
色によっては変色して見栄えが悪くなってしまうケースもあります。
色々なメガネをかけてきましたが、取り扱い方や保存の仕方で状態は変わってしまいます。
今回はメガネのフレームの汚れに関して色々と調べてみました。
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メガネフレームの汚れ方は1つだけではない!
メガネフレームの汚れ方は色々あります。僕の場合は黄ばみや変色です。
汚れ方① 黄ばみ
僕の過去に持っていたメガネの画像をアップします。
こんな感じです。耳をかける部分で、元々真っ白でしたが、使っていくうちにこうなり、放置して黄色ぽくなりました。
気持ち高かった(12000円くらい)のですが、使えない事はないですが、さすがにちょっと使いにくいです。
白いのってやはり目立ちますよね。そしてもう1つ
これもちょっと汚い感じで恐縮なのですが、これも放置した状態でなってしまいました。
汚れをちゃんと取ってなかったせいもありますが、白いぷつぷつが出来てがさついてしまっています。
色もグレーだったのですが、黄色っぽくなっています。金額は確か8000円くらいのものだったと思います。
これらは耳に当たる部分なので、グレーのは問題ないでしょうが、ちょっと嫌ですよね。
多いのはこういった黄ばみではないでしょうか。
汚れ方② 白く変色
僕は経験ないのですが白くなってしまう場合もあるそうです。先ほどのシルバーのも若干なってしまっていますね。
汚れ方③ ガサつく
変色がなくても、ブツブツができてガサついてザラザラしているケースもあります。
僕の白いやつもシルバーのもそうなっていますね。これが進むとヒビ割れたりなど耐久性が下がります。
シルバーのは表面はかさついてボロボロになっています。
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汚れの原因や改善方法、対策は?
白くなる場合も、黄色くなる場合も共通しています。
それは
- 皮脂
- 整髪料
- 経年劣化
です。
僕の場合は、これ全部満たしています。ワックス(整髪料)も使いますし、皮脂は当然の事、そして5年以上経っています。
これらが反応して変色してしまいます。
メガネは基本的に常にかけているものなので、女性でも耳にかけているだけでも皮脂汚れがあります。
そして整髪料をつけていればなおさらです。整髪料も
- ワックス
- スプレー
- ジェル
のように色々なタイプがありますし、材質によっても違いますが、薬品なので長時間触れれば変質してしまいます。
メガネもつけなれると、メガネをつけながらワックスをつけたり、スプレーしてしまうこともあります。
僕はものぐさなのでよくやってしまいます^^;
劣化しないようにと考えたらワックス使う時は外すべきですが、
- 外すと見えなくなる(毛先などの細かいところならなおさら)
- 外すのが面倒くさくなる
といった理由で外さなくなるんですよね。
スプレータイプだと頭上から吹き付けるので、メガネを外すと打ち損じる可能性もありますからメガネをかけたままになります。
そうなると、色々な所にかかりますからより劣化する原因になります。
皮脂の問題はどうしようもありませんし、夏のように汗をかく時期だとよりフレームに汗や皮脂がかかります。
これも毎日拭けって話ですが、そんなこと、面倒くさいですよね(笑)メガネ人あるあるだと思います(笑)
これが2、3日なら大して問題ありませんが、毎日、繰り返し行われるとどんどん劣化します。
僕の白いのも、この時は色々な種類をかけていて、毎日ではありませんがよくかけていました。
ですので、毎日でなくても、繰り返し行うことで劣化が進んでいきます。
そして長期間使うことで元々酸性のプラスチックの表面がアルカリ性寄りになることで変色する場合もあるようです。
どの場合でも、こういった変質は拭いたり、メガネ屋さんにある超音波での洗浄でも改善されません。
他の原因もあり、まとめると
色々な要因でフレームは汚れてしまうのですが
- 汗や整髪料で化学反応を起こして変質する
- 経年劣化などの様々な原因で中性・プラスチック化することで劣化
- お湯などで洗ったり、水分の多い所、高温下にいることで劣化
- 直射日光下で塗装タイプのものは色がハゲる
結構デリケートということですね。
よく温泉にメガネをかけてはいる人もいますが、
- 高温下
- 汗
- 水分や温泉成分
といった条件で劣化しやすくなります。
仕事柄、そうなりやすい環境にいてメガネをかけている人は注意してケアする必要がありそうですね。
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もし改善、解決させるにはどうしたらいいか?
安いメガネなら買い直す、目立たないならそのまま使うという選択はできますが、僕のように白いフレームだと難しいケースがあります。
その場合にはどうしたらいのか?家でできる対策も含めて紹介します。
解決策① 研磨剤入り歯磨き粉で磨く
スーパーなどで売っている歯磨き粉を指にとって擦ってみることで改善できる可能性があります。
擦った後に、水で流してクロスなど傷つけない素材で拭き取ります。
注意点はレンズに歯磨き粉がつくとレンズが傷つくのでそれだけは注意です。
メガネ人にとって、メガネは目の一部なのでレンズは命です。レンズが傷ついたら元も子もないですからね。
実際やってみましたが、研磨剤が少ないのかダメでした。
フレームに歯磨き膏を付けました。ティッシュでしっかりゴシゴシして、かつ爪で白い部分を削ってみました。
その後はこんな感じ。水洗いしてきれいになりましたが、あまり変化はありません。以下はやる前の状態。
見比べても大きな変化はないし、黄色く変色しているのは直りません。
解決策② 紙やすりを使う
ホームセンターで売っている紙やすりを使用します。
目の粗いものだとガリガリ削れるので目の細かいものを使用します。
細かいのは1500番、2000番のものですが、もう少し小さい数字のものを使用して、徐々に番号を上げていくのがいいかもしれません。
ですが、ツヤ消ししてしまうので、汚れを取るのは良いですが見栄え的には微妙かもしれません。
ツヤがなくても問題ないような色やデザインにするといいでしょう。
これもレンズなどの部分にやすりがかかると損傷の原因になるので、歯磨き粉以上に注意が必要です。
解決策③ お店に持っていく
餅は餅屋。メガネに関してのトラブル解決策はメガネ屋さんが多く知っているでしょう。
- フレームを研磨
- 在庫があれば同様のものと交換
- 別のデザインに変更
これらのことが可能かもしれません。
物によっては交換など不可能(在庫切れや販売中止など)で、買い換えた方がいいケースもあるでしょう。
ですが、相談することで簡単に解決する可能性もあるので、1度お店に持っていくのも手です。
メガネで一番傷つきやすい部分はレンズですが、メガネふきで綺麗に拭いていても、砂など摩擦することで傷つくものは注意が必要です。
そういったものがある状態でレンズを吹くとレンズを研磨してゴリゴリ削っているのと同じです。
なので、砂の多い場所などに行った時は水で流したりしてちゃんと落としてから拭くことをお勧めします。
ちなみに僕はこれを怠ってレンズのコーティングが剥がれてボロボロになって最近レンズ交換しました。
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根本解決は買い換え
メガネの見栄えが悪くなるのはメガネをかけている人にとっては悩みのタネです。
今は5000円から購入可能なメガネ屋さんも出てきているし、クーポンを使えばもっと安くゲット可能になりました。
もし安いものなら買い替えも手でしょう。
安いものであるなら、買い換えてイメチェンして新しい気持ちになれるかもしれません。
高いメガネにするのも手
なんでも高ければいいわけではありませんが、良い物は良いというのが感想です。
今、僕が使っているものは本体約4万円のフレームを使っていますが、変わった形をしているのでフレーム調整の必要性がありません。
そして、フレームの部分も2年以上使用していますが、劣化している様子はありません。
黒いので分かりにくいかもしれませんが、良いものは良いなというのが使っていて感じています。
「安物買いの銭失い」
という言葉もありますし、思い切って品質の良い高いものを購入するのが良いでしょう。
購入したお店であれば、ほとんどの場所で鼻パッドは無料交換してくれます。
一番汚れたりする場所ですし、劣化が進むとヒビ割れなどする場所なので早めに交換しましょう。
有料でも1000円もかからないと思うので鼻パッドは早めの交換をお勧めします。
普段から気をつけたいケア
1番重要なのは普段からケアです。
そうする事で、劣化や汚れを極力防げます。実際に毎日使いしているものは大きく劣化する事は少ないと感じています。
1つのメガネを大切に使いたい人はこれらのことに気をつけましょう。
高湿度、高温、直射日光を避ける
高温、高湿度の場所では、変形・変質の可能性があります。
具体的にドライヤーを長時間使用して眼鏡に熱風がかかる、サウナ、風呂場など高温になる場所では特に注意ですね。
お風呂の中でもメガネの人がいますが、温泉なら泉質でフレームに悪影響が出る可能性もあります。
僕は温泉の時や風呂場の中ではメガネは外しています。
あと、意外なのは車の中でしょうか。夏場の高温下に置かれると劣化しやすい状態になりますし、最悪、高温でやけどする可能性もあります。
高温・高湿度と並んで、日光にも注意が必要で、紫外線で劣化することもあります。先ほどの僕の眼鏡のように変色の可能性もあります。
もし車の中に入れるならケースに入れて、きれいに汗なども拭く必要があります。
持ち運びや保管はケースに入れる
パソコンを使う時やデスクワークだけに使う人は、ケースに入れたりしましょう。
普段から使っている人にとっては面倒くさい事ですが、一時的な使用ならケースに入れることが大切です。
でも単に入れるだけでなく、しっかりとレンズもフレームも拭いてからケースに入れましょう。
保管状態が悪いと、変形や破損の原因になる場合があります。
寝る前には汚れを拭き取る
常時メガネをしている人でも、寝ている時は外すと思います。
寝る前にレンズも含めて全体的に拭くことで、メガネをいい状態に保つことにつながります。
これは、常時つけている人でもできますよね。
濡れたらすぐにふき取る
雨などで濡れたときは、乾かないうちにふき取ってください。
海水浴などでは濡れていなくても、空気中の水分などでフレームの継ぎ目などの金属部分がさび付く原因にもなりうるので、水でサッと流すことも大切です。
以上が普段からできるケアですが、全て共通して言えることは
ケアを怠らない
ということですね。
メガネって普段からかけているとケアを怠りがちなんですよね。
最低、寝る前にしっかり拭くということを意識するといいのではと思います。
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まとめ
結論を言うと、変色や劣化をしたものを戻すのは非常に難しいです。
もしきれいにするなら買い替えかメガネ屋さんに持って行くのがベストでしょう。
そうならないためには
- よく拭く
- 保存状態に気を付ける
- 使用状況の環境も意識する
という事が必要です。
毎日使ってキレイにしていれば汚れる心配も無いと思うので、少しでも長く使っていきたいですね。
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