日頃親にはお世話になっているものです。
僕も30代後半になり、親とは離れて暮らしていますが、何かと気にしてくれて、困ったときは助けてくれる時もあるので今でも世話になっています。
世話になっていても、親に感謝の言葉を口にするのは難しいですよね。照れくさいというか恥ずかしいですよね。
自ら言葉にしなくても伝える事の出来る方法として、言葉に変えて花を送るという方法があります。
花をもらって怒る人もいませんし、嫌がる人はまずいないでしょう。
今回はなかなか言葉にするのも難しい親へ花を送る時にどうすればいいかを紹介します。
先生編もあるので、先生にも贈る必要があるなら合わせてどうぞ。
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言葉にするのは難しいけど、花として選ぶなら難しくない
花には本当に色々な花言葉があります。
良い意味も悪い意味もありますし、見た目や色もありますので、相手に合わせた色を選ぶこともできます。
そして、親の場合は決して難しくありません。
なぜかというと、例えば先生や先輩に贈る場合「愛情」という花言葉のある花を贈るとちょっと重く感じます。
異性なら「もしかして自分のこと・・・?」なんて思わせてしまい、あらぬ誤解を招くかもしれません。
でも、親なら「深い感謝」の意味合いで「愛情」という花言葉を持つ花を贈ることだってできます。
なので、あまりこだわらず、好きな色やデザインから選んでもいいと言えます。本人の好きな花を送っても良いでしょう。
このことを前提として、親への感謝の言葉を表す花を紹介します。
バラ
キング・オブ・ギフトフラワーと言ってもいいでしょう。
きらびやかで、単独でも映える。なので1輪でもOKという万能性もあります。
どの花屋さんでも扱っていますし、色も豊富。黒い色とかでなければ外すこともないので、
- とにかくすぐに用意したい
- 特別かしこまらず気軽に渡したい
- ほかのプレゼントと一緒に添えたい
といった理由ならバラでOKでしょう。
ミニバラなら鉢植えでも安く扱っているので、ガーデニングや植物が好きな人なら、鉢植えでもいいかもしれません。
ただ、植物特有の病気に弱いので、扱いには注意が必要です。
僕の場合ですが、親にプレゼントして病気で枯らせてしまったことがあります…。白くなっちゃうんですよね。
それぞれのバラの花の色の意味は
赤
あなたを愛してます、愛情、美
ピンク色
しとやか、上品、可愛い人
青色
夢かなう、奇跡、神の祝福
黄色
友情、平和、愛の告白
オレンジ色
無邪気、魅惑、絆、信頼
緑色
穏やか、希望を持ち得る
紫色
誇り、気品、尊敬
といった意味があります。
生花でも良いですが、バラの場合は、ずっと形として残せるソープフラワー(石鹸で出来た花)という手もあります。
バラ以外もありますが、バラなら多くの中から選ぶ事も可能です。
ちなみにバラならこういったサイトもあり、バラは基本的他の人とかぶりやすいかもしれませんが、これなら他と差をつけられると思います。
カーネーション
母の日の代名詞とも言える花ですね。赤いカーネーションは
「母への感謝」「母の愛」「愛を信じる」
という意味があるので、母の日には特に最適な花です。
ですが、母の日でなくても年中見ることができます。種類も品種改良で豊富なのでバラだとちょっとカッコつけ過ぎかなと思うならカーネーションがいいでしょう。
両親へプレゼントするのに向いている色は
赤
母への愛
白
純粋な愛
紫
誇り、気品
青
永遠の幸福
逆に向いていないのは
ピンク
女性の愛
(奥さんに対してなら良いでしょうが、親へなら赤でしょう)
黄
軽蔑
となります。
まあ黄色いカーネーションは珍しいですし、「軽蔑」なので扱われるケースがほぼないと思います。そのため、「うっかり買ってしまった」というケースはないでしょう。
紫陽花(あじさい)
母の日に送る花として人気の花の1つです。
密集して咲く花が肩を寄せ合っている家族になぞらえて「家族の結びつき、団らん」という花言葉があります。
「冷淡、高慢」といった意味もありますが、色々調べてみて一般的には上記の良い意味でつかわれるケースが多いようです。
「元気な女性」という意味もあるので母親らしさを出せる花でもあります。
なので、母親よりですが、「家族」というのを特に意識したいならベストチョイスな花かもしれません。
一般的には青、青紫ですが、実は他の色もあります。
ピンク
元気な女性
白
寛容
結構少ないと思いますが、紫陽花が好きな方なら、白やピンクを贈ると大変喜ばれるかもしれません。
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バーベナ
紫陽花と似た花言葉で「家族愛」「一家団らん」という意味があります。贈る色として向いているのは、赤とピンクです。
両方とも母親に送るならぴったりな花です。紫も多いですが「同情」「後悔」といった意味があるので、本人が好きでない限りは避けるのがいいでしょう。
確実に女性に喜ばれる花でしょうから、奥さんに贈ってもいい花と言えますね。
セージ(サルビア)
ハーブの1つですが、「幸せな家族」「家族愛」という花言葉があります。
紫色もあり、紫陽花とは違った花をチョイスしたいならセージを選んでみてはどうでしょうか。
背も高いのでインパクトを与える意味でもいい花になりそうです。
青(ブルーサルビア)は「尊敬」「知恵」を意味するので、知的な親御さんや尊敬しているなら青が良いでしょう。
サルビアとセージは大まかに同じものです。ハーブとして利用する時は「セージ」、花を観賞したりプレゼントする時が「サルビア」と考えていいようです。
オキザリス
花言葉は「母親の優しさ」です。
いつも優しくしてくれる母親にプレゼントするには最適な花と言えるでしょう。
黄色もありますが、親にプレゼントするなら「母親の優しさ」を表すピンク一択でしょう。
「カタバミ」というクローバー(ツメクサ)と近縁種で、葉っぱはハート形なので、葉っぱが付いたものがもしあれば、一緒につけても面白いかもしれません。
胡蝶蘭(こちょうらん)
「幸運が飛んでくる」という花言葉を持ちます。これは蝶が飛ぶ姿に似ていることからです。
花嫁のブーケにも使われる花なので縁起のいい花として使われますし、母の日にもよく出ている花です。
高価なのと、育てるのが難しいので、鉢植えを購入するなら植物を育てるのが好きな人にするといいでしょう。
色で言うと、ピンクは「あなたを愛します」という意味なので、選ぶならピンク意外です。
白は「清純」という意味がありますが、なんと胡蝶蘭は色別に花言葉は定められていないようです。
ですので、両親に贈るなら「ピンク以外」と覚えていればOKでしょう。ピンクを避けるべきというのはちょっと意外ですね。
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クレマチス
あまり聞きなれない名前の花ですが、ツタ植物(壁に沿って伸びる植物)の中でも綺麗な花を咲かせる花です。
花言葉は「深い思いやり」「精神の美」という意味があるので、親に送る花として適した花です。
ツタ植物なので花屋さんに少ないのが難点でしょうか。
色も複数ありますが、色別の花言葉は確認する事が出来なかったので、他の花との組み合わせなどでチョイスしてみてはどうでしょうか。
カンパニュラ
花全体が「感謝」という花言葉になります。
青や紫でも「感謝」という意味があるので、青が好きな人、例えば父親に贈るにはぴったりな花です。
クレマチス同様、色別の花言葉を確認することは出来ませんでした。紫以外にもピンク、白があります。
ムラサキツユクサ
「尊敬」「知識の泉」という花言葉があります。
母親というより、父親というイメージの強い花ですね。
色も名前の通り紫なので、父の日に花を贈る場合や、父親に贈る花としてチョイスするといい花と言えるでしょう。
トルコキキョウ
バラにも負けない華やかさを持っている花です。
バラだとベタと思う、ちょっとひねりたい人にはオススメな花です。
花言葉は「深い愛」「美しい心を称える」という意味があります。
なので、「深い尊敬」という意味を含めたい場合にもいい花と言えるでしょう。
色別に分けると
白
思いやり、よい語らい
「永遠の愛」という意味もあるようなので、紫、ピンクの方が良いかもです。
紫
希望
黄
毅然(きぜん)とした態度
ピンク
優美
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かすみ草
小さな花で、ほかの花と組み合わせて使われることの多い花です。
控えめな方や大きいのはどこか気後れしてしまうなら、かすみ草をメインに持ってくるのもアリですよ。
「幸福」という意味もありますし、「永遠の愛」「無垢の愛」といった意味もあるので、小さいながらも力強い意味のある花といえます。
色別は
白
「清らかな心」
ピンク
「感激」「切なる願い」
であり、どちらの色を選んでも大丈夫ですね。
ひまわり
見たことがない人はいないと言っていいくらいの花ですね。
小学校にもよくありますし、タネはハムスターの餌としても有名でしょうか(笑)
「世界平和の象徴」であり、花言葉も「元気」「希望」「明るい」というものから「敬慕(けいぼ)、愛慕(あいぼ)」という意味もあります。
いつも元気なパワフルな親御さんへ送る花としていいでしょう。
花束の中に1つあるだけでも、印象が明るく変わる花ですね。
ダリア
花びらが多く華やかな花です。花言葉は「栄華」「気まぐれ」です。
赤は「華麗」
白は「感謝」
黄は「優美」
と種類も複数あり、花言葉もそれぞれあります。1本でも十分に映えてくれる花です。
色としては白が特に感謝の度合いが強いです。綺麗な花が好きならダリアも選択肢に入れてはどうでしょうか。
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もし複数の花で迷ったら…
いくつか候補は絞れたけど、どれにしようか決めかねている。
その場合は冒頭でも書いたように、本人の好きな花や色で判断すると良いでしょうが、それでも決めかねているなら、以下の5種類の色で絞ってみてはどうでしょうか。
それぞれの意味を紹介します。
赤系
フラワーギフトの典型ともいえる色ですが、「生命力やバイタリティ、情熱、愛情」を表します。
「いつでも元気でいてほしい」などの気持ちを込めているなら赤が良いでしょう。
ただ、家が建ったばかりなど新築などの意味を兼ねている場合、赤は「火」を連想させるので、赤い色はタブーとされています。
なので、新築祝いの意味(または家族から家を建てるにあたり援助があったなど)もあるなら赤は避けると良いかもしれません。
青系
青は気持ちを落ち着かせたり、集中、リラックス効果があります。
あとは涼しくクールなイメージがあるので、夏に贈る場合や、父親への花の贈り物には適していると言えますね。
あとは青紫だと、高貴なイメージもあるので、おしゃれなご両親であれば赤系よりも、青系の方が良いかもしれません。
黄系
黄色であったり、オレンジ色の場合は「明るさ、元気」といったイメージです。
代表的なのはひまわりのような感じですが、明るい人や楽しい人、いつもニコニコしている人にはいいでしょう。
他には赤の中にワンポイントとして入れたりなど、他の花を引き立てるのにも活躍してくれます。
白系
冠婚葬祭に使われることの多い色ですね、
清楚なイメージにはピッタリですし、「白紙に戻す」という意味合いで何かを始める時に使っても良いでしょう。
あとは黄系同様、小さい花(かすみ草など)は他の花を引き立てるのに向いている色なので、メインの色に織り交ぜても良いですね。
緑
リラックス効果だったり、カラーセラピーでも「優しさ」を表す色なので、いつも優しいご両親に送る色で迷っているなら緑はどうでしょうか。
そして強く主張しない色なので、他の色との相性も良いでしょう。
あまりないように思いますが、バラやあじさいにも緑色のものはあります。
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それでも迷うなら…
花の種別の紹介と色別の紹介をしましたが、それでも迷うなら、バラの項目でも紹介したソープフラワー、あとは「ハーバリウム」という手があります。
ソープフラワーはいつまでも保存できますし、ハーバリウムは直射日光に当てたりすると脱色の恐れもあるでしょうが、場所をそれほど取らずインテリアとしても最高です。
それぞれ色々と種類がありますのでご覧になってはどうかなと思いますし、特にハーバリウムは今回紹介した花を使用している事も多いです。
まとめ
色々上げてみましたがどうでしょうか。
複数組み合わせても良いですし、親御さんの好きな花を混ぜても良いかと思います。
ただ、花言葉的に悪い意味の花言葉もあるので一度調べてから購入された方が良いと思います。
良い花を選ばれて、喜んでもらえる事を祈っています^^