にっしん(@nisi_otabloger)です。
僕は約2年前(2016年いっぱいで)にネットワークビジネスをやめました。やっていた期間4年ちょっとです。
理由はここでは割愛しますが、ネットワークビジネスを辞める時に言われることを僕の経験も踏まえて解説していきます。
ピッタリ当てはまらないケースも当然あると思いますが、似た部分を被らせてみてもらえたらと思います。
ちなみに、ネットワークビジネスそのものを否定するわけではありません。上手くいっているなら続ければいいと思います。
でも、
- あなたが上手くいっていなくて迷っている
- お友達や知人がネットワークビジネスやっているけど上手くいっていない気がする
- 最初は楽しかったけど、だんだんおかしな方向に行っている気がする…
など色々あると思いますが、そういった方には読んでもらいたい内容です。
僕の経験を見せることで悩んでいたり苦しんでいる人が少しでも気持ちが楽になったり行動のきっかけになればと思って書かせてもらいます。
ただ、一気に全部書くととんでもない量になるので今回は、
辞める時どう言われるのか?
についてです。
なにも言わず無言でいなくなるという方法もありますが、長くいた場合、人間関係ができていた場合はそうすることが難しいでしょう。
実際辞めるときになにを言われるか?僕の経験も踏まえて紹介しますのでぜひ1度ご覧ください。
僕の経験も赤裸々に書くのと
お前ビジネスセンスないだろ?
とか思われて恥ずかしいですが、見てくれている人のためになることを願って恥を忍んで書いていきます。
(なので見てくれないと浮かばれないってのもある(笑))
少なくとも、実際関わった人間の話なので、説得力はあるかと思います。
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フレーズ① これから伸びていくのに
これは僕は辞める際でなくてもよく言われました。
「にっしんくんはこれからだよ!!」
ってよく言われました。
最初は嬉しかったし、
「上手くいく人と思われている!!!」
って思っていました。
今からしたらカモですよカモw
でも、ビジネス活動をやってもやっても結果は出ない。
なにか、良い波があって、それに乗っていけるとか甘いことを考えていたこともあるかもしれないけど、ビジネス活動はやっていた。
会員になりそうな新しい人を見つけてきては輩出し続けたし、アップの人にも紹介したし、ミーティング(勉強会)だって当然参加していました。
でも結果が追いつかない。でも僕のアップは
「にっしんくんはこれからだよ!!」
って言葉を言い続けてました。
その言葉だけを覚えさせたインコのように。
だんだん
「そのこれからっていつだよ!」
って思うようになりました。
「そろそろくる!」
とも言われましたが
「そのそろそろってヤツ、来ないんすけど!」
ってツッコミに変わっていった(笑)
僕がある程度信じていたのは、一応結果を出した人なので、僕には見えていない、人が上手くいくときの兆しが見えているのかなと思ったからです。
自分のわかっている範囲だけで物事を判断するのは愚かだと僕は思います。
ただ、あまりに言っていることと違うと、だんだん疑いに変わります。
信用していた分、その反動は大きく、最後の方はアップの人に不信と反感の感情しかありませんでした。
そして、実際に辞めるときに
「これから伸びていくのに」
って言われても信用できません。
「これからくる」って言葉には信憑性がありません。
言われたら期限を決めてやる
もし辞めるタイミングでこの言葉を言われたとしたら、心が揺れるかもしれません。
でもそう言われたら、具体的にいつくるか聞きましょう。
まあ
「そんなのはわからないよ」
って言われるでしょうが、大まかなことを聞いたっていいじゃないですか。
何か光るものがあったりするんだからそう言っているのでしょう。それなら具体的にどのくらいか示せないと無責任だと思います。
そこまで言うのにも理由があります。
「これから」と言うなら…
ネットワークビジネスのアップはダウンを成功させる義務があります。それがお仕事だからです。
もちろん、ビジネスでやる気のある人に対してですよ。消費者タイプの人(製品が好きなだけで使っている人)にはそこまでの責任はありません。
なので、もし「これからくる」というなら、それを現実のものにしろと言いたいです。
「成功者ならできますよね?」と意地悪な事を言いたくなる(笑)
「お前はこれから成功できる。半年以内にお前を成功させてやるから黙ってついて来い」
「これからくる」というなら、ここまで言わないとダメでしょう。
これが言えないのは
- 無責任
- なにも考えていない、引き止めるだけの無意味な言葉
- ビジネス自体の確実性のなさを証明している
のではないでしょうか。
単に言うだけで、「上手くいかないのはあなたの責任」なんてのはただの無責任です。
もちろん、本人のやる気もあるし、ネットワークやっていた他の人の話を聞いて僕ですら
「そりゃ、行動量が足りんわ」
って突っ込み満載な人もいます。
ですが、アップが引き止めたなら、引き止めただけの責任を負うのがアップであり、それがビジネスではないでしょうか。
「あなたにはネットワークは向いてないから、他のビジネスをやったほうがいいよ」
と言った方が愛のある言葉だと思うのは僕だけでしょうか。
本当にその人のことを考えていれば、こういった言葉が出てくると思います。
そう言わないのは、その人のことをそこまで考えていない、ポイント集めの要員の1人としか思っていないからじゃないでしょうか。
そして、「こうすればうまくいく」という確実性がないことを証明していると言えます。
まあ無理もないですね、「人」、正確には「感情」にレバレッジをかけてビジネスしているのですから難しいですよね。
「これからくる」と言われても、それが「いつ」かなんてわかるわけがない。
でも、そんな確実性のないことで人を引き止めているということです。
「だったらせめて、期間を定めた上で、その人が最大限に結果が出るようサポートしろよ!」
と僕は言いたいです。
それで上手くいかなければ、その期間に使用したビジネス活動費くらい負担する覚悟がなければ人を引き止めてはダメです。
もし、迷っていて、この手の言葉が出てきたら、期間やその人の覚悟のほどを見てみてください。
それを感じられなければ、スパッと縁を切ることをお勧めします。
フレーズ② 会社はこれから盛り上がる
はい、きっぱり言います!
そんなの関係ねぇ!!
です(笑)
もちろん、会社の規模や状況では確かにそうかもしれませんが、会社が盛り上がって、個人のビジネスがうまくいくってことはないでしょう。
- 有名人が使っている
- 有名人が賞賛している
- 有名な会社とコラボした
- ネットワークの会社がこんなことをした
- ネットワークの会社がスポンサーになった
といっても、そんなの個人には関係ありません。会社が盛り上がったからなんなの?って話です。
これが
「絶対半年以内に会社が盛り上がるし、それから1ヶ月後に会員全員に100万円配られるから辞めるのはもったいない」
ならわかります。
僕も即決で留まります(笑)最低でも7ヶ月後に100万円もらえるということですから。
盛り上がらないとうまくいかないの?
どんなに会社が盛り上がろうと、それが個人に直に大きく還元されるということはまずありません。
むしろ、会社が盛り上がってないとうまくいかないビジネスなら、早々に辞めた方がいいです。長く持たずに終わりが見えているんだから。
そんなビジネス一生懸命やっても将来に繋がりません。
こんなこと言われたら聞き流すべし
似た言葉に
「グループが盛り上がる」
という言葉があります。「会社」よりももっともな感じのする言葉ですね。
でもこれも同じです。それがあなたの下についている人なら可能性がありますが、あなた自身がビジネスで上手くいくわけでもないし、下に多くの人がついているなら多少なりと上手くいっているはず。
結果的に同じことですが、
「盛り上がりが終われば、グループ自体もボリュームダウンする」
ということです。
「そこから、成功できるようになる」
と言われたとしても根拠がありません。
話は戻りますが、自分から始まるグループ以外の盛り上がりは関係ありません。
言われても聞き流すにかぎります。
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フレーズ③ もうこんなチャンスない
これも結論から、
ゴロゴロあります!!
しかもネットワークビジネス以上に。
僕はまだまだですが、アイデアや行動次第でチャンスはたくさんあるなと感じています。
しかも、ネットワーク以上に労力を使わずにね。
ですので、そんなこと言われても気にすることはありませんし、ネットワークを辞めることが新しい可能性を見つける大きなチャンスです。
これもスルー推奨ワードですね。
フレーズ④ ◯◯さんに話をつけて
アップのさらに強いアップがいたらあるかもしれません。ラスボス的な(笑)
僕は言われたことはないですが、この場合は断りましょう。
論破したり、言い負かすくらいの自信があるならまだいいですが、そうでないなら断りましょう。
何かお金を負担してもらったり借金を肩代わりしてもらったなど、ビジネス以外で関わっていることがあれば話は変わってきますが、そうでないなら他の誰かのご機嫌なんていりません。
ネットワークビジネス自体、個人事業主なので始めるも辞めるもその人の自由です。
誰かの許可なんて必要ありません。
なので、話をつけるように言われても無視でいいでしょう。あまりしつこいなら、ブロックするなど関係を断つことをお勧めします。
フレーズ⑤ 恩を仇で返すのか?
お世話になっている以上、これ言われると痛いですよね。
でも、アップにとってはお世話するのはお仕事です。
これは親が
「育ててもらった恩を忘れたのか!?」
っていうのと一緒でしょう。
親なら、子供がどんなに悪態をついても我慢して接したりしているでしょうが、やはり親が子を育てるのは親の義務です。
(人の親ではないので偉そうに言えませんが…)
なのに恩着せがましくいうのは違う気がするのは僕だけでしょうか。
もし、本当に恩義を感じていれば、辞める側も行動に出ると思うし、恩があるから直接会って話をしようとしているのではないでしょうか。
急に音信不通になるのはどうかと思いますが、ちゃんと伝えている時点で相手に敬意を払っていると判断できます。
にもかかわらず「恩知らず!」というのは違います。
というか恩は十分返した
それに、「お金」で恩は十分返しています。
ネットワークビジネスは、自身の製品購入とダウン(自分から始まるグループ)の製品購入によるポイントで収入が決まります。
要は、ダウンがたくさん買い物してくれたら、アップは儲かるということです。
ダウンの貢献によって収入が増えているなら、その収入に貢献している時点で恩は返したと言えるでしょう。
「あんたの財布を潤わせてあげたのに、俺には一銭のお金も入っていない」
って話です。
その点考えると、
「恩を返して欲しいのはこっちだ」
と言いたいし、恩を感じて欲しいならその人を成功させろと言いたいです。
本当にその人を成功させることができなかったら
「あなたを成功させられなくて、力不足でごめん」
って言う気がするんですけどね。
その人のことを想っていたら、ちゃんとなぜ辞めようと思っていたかに耳を傾けるし、むしろ「ごめん」と言ってくれると思います。
それを「恩知らず!!」などと怒るのはお門違いもはなはだしい。
そのアップの本性が見えた瞬間だと言えます。
この言葉を放つ人も
無責任
これに尽きます。
もしグループにビジネスの人がいるなら
もしグループにビジネスで活動している人がいる場合は、その人たちには辞める旨は伝えるべきです。
頼るべきアップが活動していないとなると、活動している人からしたら大きな問題です。
辞めたとしても、できるだけのサポートはするべきです。そうしないと、恨まれてもおかしくない状況になります。
嫌われてもいいから、できるサポートは絶対にするくらいの誠意は見せなければいけません。
それとも辞めようと思った経緯や理由を説明して一緒に辞めるように言っても良いと思います。
自分がネットワークの世界に巻き込んだ以上、自分から始まったグループは自分が面倒を見ないといけません。
ネットワークビジネスが難しいポイントの一つはここでしょう。
自分のタイミングでやめることができないことがもあります。「人」にレバリッジをかけるビジネスですから、色々な意味でネットワークビジネスは面倒の多いビジネスと言えます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
辞める際に言われることは他にもあるかもしれませんが、主にこんなところです。
辞めたいと思う理由も聞かれるでしょうが、それはざっくり「うまくいかないから」でしょう。
他には「将来性が無いから」「他のビジネスの方が費用対効果が良いと思ったから」などでしょうか。まあどちらにしても「うまくいかない」ということですよね。
その次の一手、相手がどうくるかの対策は用意しておいたほうがいいです。
ここまで見ると、会社の引き止めに近いですね。
ただ、対処や考え方は、会社のとは少し違う特殊なものなので、お友達がネットワークビジネスで困っていたら、この記事を見せてあげるだけでも少しはお役に立てるかと思います。
参考になれば幸いです。他にもネタはたくさんあるので色々書いていきます。
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