にっしん(@nisi_otabloger)です。
僕はプロフィールでも書きましたが、オタクです。
ゲームやアニメ、マンガなどオタクと言えるものが好きですし、ドルオタ(アイドルオタク)ではありませんが(ではないと思っていますが(笑))特定の好きなアイドルグループもいます。
(詳しくはプロフィールでどうぞ、興味があれば)
もともと学生の時からオタクで、色々なものに興味を持っていましたが、学生時代はお金がない。
なので、バイトなどのお金でグッズとか買っていましたが、社会人になってから物欲が爆発w
社会人で2年弱は実家にいて、お金に困ることはなかったので、使い放題。
その時は、国家試験勉強中にたまたまテレビの企画で観て、試験後からがっつりハマっていたポケモン。
ポケモンセンターという、ポケモングッズの売っている専門店があって今では日本の主要都市や仙台、広島、京都、空港にお店があります。
(空港では「ポケモンストア」という名前。ちなみに新千歳空港のポケモンストアオープンの日、最初に店舗に足を踏み入れたのは僕ですw)
ですが、当時(2007年ごろ)、札幌にポケモンセンターがなかったので、道産子のポケモンオタクが行ける近場のポケモンセンターは東京の浜松町にあったポケモンセンタートーキョーでした。
(今は移転して池袋に「メガトーキョー」って店舗があります)
「ポケモンセンターに行きたい!」と思った僕は、それだけのために東京旅行を敢行。聖地、浜松町へ行っていました。
これを皮切りに
- 名古屋
- 大阪
- 博多
とポケモンセンターのあるお店に行き、新店がオープン、リニューアルしては行っていました。
仙台の時は大吹雪で、飛行機が欠航した中、陸路(今はなき寝台特急)に変えて移動したくらいですw
我ながらバカですね。
そんな感じですが、リアルではあまりそういうのが出せずにいました。
なぜなら「バカにされるかもしれないから」です。今もそうですけど、オタク趣味というのはあまり良く思われません。
そして、職場の人にそう思われると仕事に支障が出ます。
そういう思い込みかもしれないし、面白がってくれる人はいるだろうけど、「オタク趣味」というのを知ってバカにしてくる人がいるのも事実です。
仕事をする以上、足かせになると思って隠してきました。
そういった逆風を覆せる人はまだいいですが、僕自身はそこまでのパワーはありませんし、仕事は仕事で割り切ってやりたいので隠してました。
ただ隠している状態って弱いし、素ではないので心のどこかにモヤモヤがあるんですよね。
「オタバレ」(オタクがバレること)もあるし、なかなか苦労している人もいるのではないでしょうか。
オタクの苦労する部分はどこなのか?僕の例で紹介します。
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大変なポイント① 仕事を休んでイベントなどに参加する時
オタク関連のイベントは色々あります。
- ライブ・ライブビューイング
- お店のオープン
- 限定ショップのオープン
- 握手会・お渡し会
- ファンミーティング
などたくさんあります。アイドルだとかなりありますね。
僕のポケモンの例をはじめとして、何かのイベントがあれば参加したいと思うのがオタク心理です。
学生さんでもバイトのお金を貯めたり、朝早くのイベント(映画の物販)だと親に
「部活」
「早く登校する」
と言って列に並ぶくらいです。
(最近、映画館に並びましたが、そういう子いました)
「嘘も方便」とはよく言ったものです。オタクで嘘つかない人はいないってくらいでしょうw
最近の例で言えば、「スマブラ(スマッシュブラザーズ)」のために、発売日休みを取る人が続出したというのがLINEニュースになっていました。
こういったことがちょっと近い感じだと言えます。
僕もイベントとかのために有給取った時は単に「私用」としか書かず、普通に「旅行する」「勉強しに行く」としか言いません。
ちなみに周りのオタク友達も、休みを取るのは苦戦しているようで、
- なかなか休みをもらえなかった
- 休みの直前で覆(くつがえ)されそうになった
- 嫌な顔をされた
などあるようです。まあ「有給取得あるある」でしょうかね。
なのでどの職場でもある光景でしょうか。僕も取得する時は少し緊張します。
でもオタクは結構その理由で苦労しています。理解のある上司なら良いですが、露骨には言えませんからね。
あ、「そんな理由で有給を取るのはけしからん!」って思う人もいるでしょうが、形が違うだけで基本的に旅行で有給取ることとなんら変わらないと思います。
反論する形ですが、有休をどう使うかは労働者の自由ですので(だと少なくとも僕は思っています)、あしからず。
(もちろん繁忙期に休もうとしたり、1週間前とかに休もうとするのはアウトだと思いますが)
ただでさえ、有休をとるのに苦労しますが、オタクは理由でさらに苦しくなります。ここが苦労の1つ目です。
②「趣味は?」って聞かれると困る
「趣味」「好きなこと」を聞かれると困ります。
今はアニメとかは市民権を得つつありますが、まだまだ理解のある人は少ないです。
アニメでも「ONE PIECE」や「ドラゴンボール」なら問題ありませんが、完全にアニメ好きのオタクよりの作品だと意味が違います。
そういった、超人気アニメとかは「リア充オタク」とかに多いでしょうか。
リア充オタクは、「リアルも充実しているけどオタク」という人で、本当にそうなら良いですが、そうじゃないのに「オタク文化にも興味あります」といったアクセサリー感覚でやっている人がいます。
これに関してハッキリ言うと、オタクからしたら1番嫌われるし、バカにしてる行為です。メッキなのですぐばれるんですけどね。
そうではなく、本当のオタクの人は返答に困って「読書」とか言ったりしますねw
僕はフィルムカメラで写真を撮るのも好きなので「写真」と言ったり、アニメも当たり障りないものを言います。
かわすけど、「趣味は?」といった質問は本当に困りますw
③恋愛で恋人ができると、オタバレは確実
オタクは一般的に「非リア充」といわれる対象ですが。オタクでも恋はしたいものです。
2次元も好きだけど、3次元だっていた方がいいし欲しいw
僕は運の良いことに結婚して奥さんがいるし、奥さんもポケモンやアニメの好きなオタク。最初のつながりはポケモンでした。
でも、それまでは苦労の連続。
恋人がいても、家に呼べばオタクがバレるし、アニメは好きと言っているけど、程度のほどはわからない。
グッズがたくさんあるときは、家の中を見たらどう思うんだろう…?って思うだけでも憂鬱。
実際にお互い付き合うとかがなくても、アニメが好きだって言っただけで連絡取れなくなった人もいました。
奥さんもオタクなのは知ってたけど、最初部屋を見せる時は緊張しました。見せて
「いや、普通だと思うよ、私もいっぱいぬいぐるみとかフィギュア、マンガ本あるし」
って言われて安堵したのを今でも覚えてます。
これらは今となっては笑いのネタですがホントにある話です。
(これ、連絡取れなくなった人の話も僕の話なのでガチでホントです)
アニメが好き、オタク趣味がある、それだけで「無理!」って人は生理的に無理で、実際にいます。
中には夫婦でオタクを隠している人もいるみたいですね。
このように、「恋愛」と「オタバレ」はセットで 考えなきゃいけない問題です。
だから、今はオタクの婚活があるのでしょう。オタク同士のカップルならオタバレは関係ありませんからね。
もっとオタクの婚活広まれば、将来的に少子化にも貢献できると思うんだけどなぁ…。と思います。
だからこそ、基本的にオタク人口は男が非常に多いので、オタク女子が現れた時の競争率の高さったらないw
オフ会とか行ったことありますが、やっぱりオタクは2次元も好きだけど、3次元も好きなんだなと思いますね~w
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④「休みの日は何してるの?」は恐怖ワード
よくある職場とかでの日常会話ですね。
「休みの日は何をしているの?」
「アニメやゲームをしています」
って素直に言えたら良いですね。
でもそう言ったら、次に出てくる言葉は
「えっ、なんのゲームしてるの(アニメ観てるの)?」
って聞かれます。
これは②の趣味と一緒ですが、アニメやゲームというフレーズを使うまでは良いですが、その次の一手で答えに窮するから言えないんですよね。
僕の場合、ブログのように文章を打つのが好きなので
「ブログやってます」
って言えば良いですが、
「どんなブログなの?」
って聞かれると困るw
「いろんなこと書いてます」
としか言えないw
「見せてほしい」
なんて言われたら、今後下手に発言できませんからね。謎な気を遣ってしまいます、絶対。
そうやって何しているかわからない謎キャラが完成します。
職場の上司からは
「お前は何を考えているのかさっぱりわからない」
と言われ、職場内の人からも
「プライベートが謎」
って言われイジられてました。
まあ仕事はちゃんとやってましたし、一応周りからは仕事ぶりを評価はされていた、職場の人にどう思われようと僕は気にしないので良いですが、そういう風に映っていたようです。
少なくとも僕はオタバレしたくない所では
「プライベートなことはあまり聞かないで!」
って思っていました。
なので、人との距離が縮みにくいというのは悩みどころですが、僕のような人の場合、同じように悩んでいると思います。
人との距離、恋愛。オタクである難しさはこういったところにもあります。
⑤「普通の人」風に振る舞う大変さ
今までのことから、オタクでない普通の人っぽく振る舞っているんですが、楽ではないんですよね。
緒としたところに落とし穴があります。例えば、何気に見ているショッピングサイトやオークションサイト。
「あなたこれにも興味ありますよね?」
ってなって表示する機能あるじゃないですか、あのお節介機能w
あれはオタバレ防止したい人からしたら確実にヤバい!
フィギュアとか見た後にトップページとかに戻ると、そのお節介機能が発動して、トップページはフィギュアだらけw
人が多くいる中、何気に開いた瞬間、パンドラの箱を開けたかのような恐怖にさいなまれることがあります。
心の中で
「アァーーーーー!!!」
ってなりますw
あとは、スマートフォンでブラウザ(iPhoneでいえば、「safari」にあたるもの)を開いたままホームボタンを押して、またブラウザを開き直した時に出てくるアニメの公式サイトとか。
涼しい顔でページを変えますが、内心は焦っていますw
マジでヤベェ…!
ってねw
僕は
「友達が好きで見て欲しいって言われたから」
「ニュースで話題になってたから気になって」
みたいに言い訳の言葉も用意しているので準備は万端です。はい、小心者ですよ。
オタバレ防止に日々余念がありません、油断してると漏れますからね。
「普通の人」の仮面をかぶるのは楽じゃありません。
自分を出してしまえば楽だけど
「なら自分を出しちゃえば良いじゃん!」っていう人もいるし、
「自分はオープンにしているから問題ありません」って人もいるでしょう。
オタバレ防止なんてダサいって思うかもしれませんが、性格的に、職業柄、出すわけにいかない人もいるはず。
職場の上司がアニメにガチオタだったらどうですかね?
嫌がる人は絶対いるものです。
なのであえて隠す人もいます。そうなって仕事に支障が出たら困りますからね。
僕はそういう考えでオタバレ防止しています。
人によってオタク趣味との付き合い方は人それぞれで、ここがオタク趣味の難しいポイントの1つです。
だからこそ、SNSが自分が安心できる場所、SNSなら自分の心理がわかってくれる人だらけなので安心するから、依存になる。
それはある意味仕方ないかもしれません。
でも何か望みがあるなら行動しなきゃですね。
オンとオフを切り分ける
僕はオタクだから恋愛を諦めたり、人間関係を諦めたりしたくなかったので20代は色々な人に会っていました。
Twitterで仲良くなった人とも直接声をかけて会っていましたし、オタクじゃない人とも会っていました。
資格を取った時期も(いまは役に立っていない資格ですが)あったのでそこで知り合った人もいました。
そして他には僕自身、ネットワークビジネスを昔やっていて、色々な人に会ったり見たりしたので、自分をどう出すかというのも考えていました。
そこから、職場ではあえてオタバレ防止して自分を隠すという選択で割り切れるようになりましたが、中には苦しんでいる人もいるでしょう。
職場やオタク仲間だけがコミュニティじゃありません。社会人サークルや習い事など通じて人と触れるというのは大切だと思います。
そこから自分を表現していく。失敗もありますが、その中から何か発見していくことは大切です。
「バカにされるかもしれない」
確かにそうかもしれませんね。でもそうしないと前には進めません。
- 傷ついても前に進むか
- 怯えて前に進まず変わらない毎日を送るか
それを選択するのは自由だし、特別な理由がない限りは理由をつけるのはただの言い訳です。厳しいこと言いますが。
でも、できることはなんなのか?それを紙に書き出すだけでも一歩前進になると思います。
最後に
オタク趣味のことを聞くとマシンガントークのように話す人や趣味のために協調性のない行動をする人もいます。
そういう人は困りものですが、中にはちゃんと仕事はやるけど、オタク趣味は隠したいという人がいます。
もし、それを発見しても心の中に止めておいてください。もし聞きたくなっても他の人がいないときにコッソリ聞いてくださいw
問題なオタクもいますが、そうでないなら優しく見守ってあげてください…
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