にっしん(@nisi_otabloger)です。
世の中には色々と食べることのできるものがたくさんありますが、その中でも、「え!?」って思うものもありますね。
その中の1つにアメフラシがあるのではないでしょうか。
以前記事でアメフラシの記事を書いて、初めてアメフラシが食べれる事を知ったのですが、実際どんな味がするのか?
今回は
「そもそもアメフラシって食べれるのか?」
というところから、「アメフラシを食べる」というところにフォーカスを入れて色々と調べてみました。
以前の記事で、ウミウシはかわいいので、観賞して楽しんだり本や動画で楽しむ方法はありますが、アメフラシは「食べる」という事で楽しむ方法が発見できるかもしれないしできないかもしれません(笑)
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そもそもアメフラシ自体食べて良いのか?
もう食べていいのかどうか、結論から入ります。
・・・
答えは
「食べないことが望ましい」
です。
もういきなり「えー!」って感じかもしれませんが、なぜかと言うと、
「毒を持っている可能性があるから」
です。
アメフラシ自体、海面などを食べたりする草食性ですが、食べるものが毒性を持っていた場合、アメフラシ自体も毒性を持つようになります。
これはウミウシも同様で、ウミウシ自体は毒を持たなくても、食べるものが毒性を持っていれば後発的に食べたウミウシやアメフラシも毒をもつようになります。
なので、そうなったアメフラシを食べることで、その毒に侵されることになります。
ですので、食べることは基本しない方が良いというのが答えになります。
ただ、実際にさばいて食べている動画がありました。魚をさばいたり、内臓の処理の画像が苦手な人は注意ですが、リアルに色々と教えてくれています。
下ごしらえは以下のようにします。
1 内蔵を取り除いてゆでる。
2 柔らかくするため、ゆで汁のまま、ひと晩ねかせる。
3 黒い汚れのようなものが身にはがついているので、タワシのようなものでおとす。
4 これを一口大に切る
でも実際に食されている地域があった!
食べない方が良いとされているアメフラシですが、日本で実際に食されている地域があります。
それは以下の所です。
島根県隠岐の島
鳥取県中西部
鹿児島県徳之島
隠岐の島はテレビでも取り上げられ、実際に食されているようです。
食用にされ、酒のつまみなどになったりもしているものは、アメフラシが毒性のないものをエサにしているためです。
なので食べることができ、長い間食用とされてきたようです。
ですがもし、何かしらの理由で毒性を持つものが現れる可能性もあるので、以後必ず大丈夫とは言えないらしいです。
アメフラシは地方によって別の呼び方をされているものがあります。
千葉県:ござら
島根県:べこ(東北地方では「牛」を意味します)
鳥取県:うみしか(海鹿)
といいます。
アメフラシは全体食べれるの?味は?
アメフラシは本体だけでなく、卵も食べることが可能です(もちろん毒がなければ)
卵は卵塊(らんかい)と呼ばれる、遠目で見ると麺のようなものです。なので、「ウミゾウメン」と呼ばれます。
近くで見ると、ツブツブで、とびっこを麺状にしたかのような感じです。
ただ、フグの卵巣も毒性が強いように、アメフラシ自体が毒を持っている場合は卵塊も毒性が強く出るようで、旬は春です。
味付けは酢みそ和えか煮付けにします。
煮付けはタコの食感に似ているそうです。調理の仕方では貝にも似た食感のようで、味付けさえすれば変わった食感で美味しいようです。
実際に食べる際は、煮付けにして食べるようです。旨味・クセもなく、食感を楽しむ。若干の苦味や磯の感じがあるようですね。なので、酒のつまみとして利用されます。
ちなみに「アメフラシ」という言葉の語源にもなった、紫色の液体(刺激を与えると放出します)は癌に効果がある可能性があるとされ、今は研究材料にもなっています。
ウミウシは食べれる?
アメフラシに似たウミウシは食べれるのか?と思った方もいるはず。
「あの可愛いウミウシを食べるなんて!」って思った人もいるかもしれませんが、「似た生物なら食べれるかも!?」って思っても不思議はないはず。
これも結論から言うと「食べない方が良い」ということです。
アメフラシよりも種類が多く、中には猛毒を持つアオミノウミウシは触ってもダメなくらいのウミウシです。
食べない方が良いというか、食べると命に係わる危険性もあるので食べてはダメですね。
食べてもアメフラシから考えるに美味しくはなさそうなので、食べるメリットもないですから食べようと思わないのが一番ですね。
まとめ
結論から言うとアメフラシは下手に食べない方が良いということですね。
ゲテモノを食べたりするのが好きな人が食べる程度にとどめるのが一番でしょう。
それにさばくのも魚以上に難しそうなので、色々な意味で食べるのは不向きと言えそうですね。
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