にっしん(@nisi_otabloger)です。
職場の人間関係は難しく、中には「もう辞めてやる!」なんて思った人もいるのではないでしょうか。
実際僕もそうで、もう心の中で何度辞表を出したかわかりません。
心の中で辞表を出したキッカケはどれも人間関係で、社会人になりたての時は意地悪い先輩がいて毎日叱られたり、人格否定まがいのことを言われ続けました。
今なら確実に口論して喧嘩しているところですが(笑)、当時は「自分が悪い」と思い静かにしているしかありませんでした。
今、口論して喧嘩すると言いましたが、立場であったり、置かれている状況でそんなことできない人もいると思います。
そういう時は気にしないようにすることができればベストですが、実際にどうすればいいか。
以前記事で人間関係を割り切る方法に関して書いています。こちらも併せてご覧になるとより方法が見つかるかもしれません。
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究極の方法は「辞めれるかどうか」という考え
結論から先に言うと、究極かもですが
「いつだって辞めても良いし!!」
って思いを持てるかです。
いつでも辞めれると思えば、かなり割り切った行動もできるし、相手の威圧的な態度にも気丈に振る舞うことも可能です。
辞めることができない、後がないという思いは人を弱くします。
人を利用したりしようとする悪い考えの人は、そういった人を嗅ぎとる嗅覚はすごいです。
そういう人を見つけて攻撃したりしてきます。
それならそういった人にも対抗するすべを持たなければいけません。
それは最初にも書いた、「いつでも辞めることができる」状態にするということです。
そのためには準備が必要です。以前記事にもしましたが、今の職場で働きながら職探しをしても良いでしょう。
そして辞めた後、生活に困らないように雇用保険の失業給付に関して把握したりなどして準備しましょう。
以下のような内容を最低把握すると良いかと思います。
職探し
失業給付を受ける条件
生活していくための貯蓄
失業給付は、自己都合退職の場合、基本的に待機期間というのがあり、大抵の場合、約3ヶ月間は給付を受けられません。
労働環境や契約条件など確認し、何か揃えることが必要なものは記録をとったり書類を保存して極力有利な条件になるようにしておくとより良いでしょう。
そこまでやれば「最悪辞めれるし!」と思いで、気持ちに余裕ができて仕事ができるかもしれません。
仕事をしている時に就活をして良いのかという疑問もあるでしょうが、自分を守るためです。
ハッキリ言って会社の言いなりになっている場合ではないでしょう。うつなどの精神的な病、無理をして体を壊してからでは遅いです。
そうなる前に行動することが大切です。
もし抵抗がどうしてもあるなら、ハローワークで相談すると良いでしょう。退職者だけでなく、在職者でもハローワークの求人端末は使用しています。
実際に19時くらいまでやっているハローワークは、17時以降は会社員の人で混むので退職者で求人探しをする人は17時までに行くように案内がされるくらいです。
窓口でも相談は受け付けていると思うのでまず電話するなど確認して相談すると良いでしょう。
それだけでも何か見えたり、状況は変わるはずですし、いろいろと在職中での行動でどうしたら良いかアドバイスももらえると思います。
あとは転職エージェントに相談すれば何かしらのアドバイスももらえるのではないでしょうか。
自分の気持ちにあまり鈍感になりすぎない
一昔前に「鈍感力」という言葉が流行りましたが、一部に起きたことを起きなかったかのようにするような内容があります。
たしかにその場の対処としては良い方法に思いますが、それが当たり前になると自分の気持ちがわからなくなります。
本当は気になっているのに、「その事を気にしていない」という事に慣れると、気にしていないことが本当の気持ちだと思ってしまうようになります。
そうなったら、極端かもしれませんが、会社の都合のいいような振る舞いも自分から望んだことだと思うようになります。
そう思う事で、どんな苦しい状況でも耐え忍ぶような形になり、体を壊してから初めて気付くという最悪な結果になります。
気にしないようにするのは一時的なことを避けるには良いですが、長く続けるのは危険です。
なので、自分の気持ちを大切にして鈍感になりすぎないことも大切です。
自分の時間や自分自身をもっと大切にする
以前の記事で割り切ることについて書きましたが、これは自分自身のことや自分の将来のための行動でもあります。
自分自身のスタンスをある程度持って行動することは、一種の人間関係を気にしないということです。
「人間関係を気にしている状態」
というのはそもそも、相手が自分の思考の中に入り込みすぎている状態を意味します。
恋愛を考えれば分かりやすいでしょうが、片思いの時は「あの子は何してるんだろうなぁ」とか自分の頭の思考は好きなあの人でいっぱいです。
その状態で「その子のことは気にしなければ良いんだよ!」って言われてできるでしょうか。少なくとも僕は無理です。
そんな簡単に気にしなくて済むようにできるなら誰も苦労しません。人間関係を気にしないようしたいけど気になるなんて悩みは持たないはず。
なら、
- 自分の好きなこと、やりたい事をやってみる
- 将来どうなりたいか考える
- 友達とワッと遊んでみる
といった事で相手の存在を忘れることはできます。
仕事でも、
- 自分の仕事に集中する
- あえて壁を作って距離を保つ
- 仕事以外の話はしない
などといった事で相手が自分の中に入り込まないようにすることは可能です。
100%排除することは困難でしょうが、多少なりと減らすことができます。
仕事に打ち込めば効率も上がるし、業績も良くなり一石二鳥ではないでしょうか。
そして自分のことに集中することは、自己評価を上げることにつながります。
人間関係を過度に気にする人の中には八方美人な人がいると思います。周りに思想良くしたり、当たり障りなく接していたり。
こういった人は自己評価の低い人などもいるので、自分のことに打ち込む、自分を優先させることで自己評価を上げてあげることも必要です。
気になるなら気になるでOK。でもその気になる時間を減らす、ということが1つの対策にもなり得るでしょう。
そして先ほどの
- 自分の仕事に集中する
- あえて壁を作って距離を保つ
- 仕事以外の話はしない
といた点にフォーカスを当てます。これらはどれも距離を置くことです。
もう少し突っ込んで紹介します。
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距離を取る方法① 職場外ではほとんどかかわらない
仕事の中では話すけど、それ以外は接点を持たないようにします。
もし、飲みに誘われても、なにかしらの理由をつけて断るか、3回に1回は断るなど自分の中で基準を決めると良いでしょう。
僕も自分の時間を大切にしたい人間なので、誘われても断るようにしています。
行くのは本当に仲の良い人、仲良くしたいと思う人だけ。集団の職場の飲み会は歓送迎会以外は出席しない。
このようにしています。数回繰り返せば、そういうスタンスの人だと思われるので距離を作れるようになります。
無理に飲みに誘うのは今やパワハラと言われる時代で、どこか過敏になりすぎなところはあるものの、自分の時間を確保したい人にとってはありがたい時代の流れでしょう。
嫌われることを恐れない
全ての人に100%好かれるのは無理です。
嫌われてもいいやという思いで動くことも大切です。そうでないと、相手に媚びたような動きになるし、嫌われまいという行動が逆に嫌われます。
嫌われないようにしようという行動はどこか人は感じ取ります。人によってはそれを利用しようとするし、ある人は嫌がります。
すぐにそう思うのは無理だと思いますが、少しづつでもいいので実践してみることをお勧めします。
距離を取る方法② あまり自分の事は話さない
僕は自分がオタクだという事は、同じオタク仲間と本当に気心が知れた人にしか話しません。
ドライですが、自分をわかってもらおうと思っていない人やオタク趣味に興味を持っていない人に話す必要はないと思っているからです。
話さなくても人間関係はできますし、話さなければいけない事もありません。
必要最小限の情報だけ聞かれたら出すという事も距離を保つことにつながります。
距離を取る方法③ グループには入らない
今はLINEを使えば簡単にグループができます。
簡単に共通項のある集団を作れますが、趣味のつながりや仕事とは関係ない趣味のつながりなどプライベートで関係を持ちたい人たち以外でのグループには参加しないことです。
僕がいたところにもあったようですが、僕は一切入っていません。
まあ基本コミュニケーションは希薄にしていたので誘われなかったってのもあるかもしれませんけどね(笑)
プライベートな時間まで職場の人間関係を持ち込む必要はないし、入り込まないでほしいとも思います。
そういったグループには極力入らないのもポイントです。
距離を取る方法④ 強く想う
「自分のプライベートや世界に土足で踏み入れるな!」
これは僕が常に思っていることです。
僕自身、いたずらに自分の世界に踏み入れられる行為は嫌いです。それがたとえ家族であろうとも。
否定されるのなんて言語道断です。僕の場合は小さい頃からそういったものとは戦っていました(笑)
ただ、自分に殻に閉じこもるとか、そういうわけではないので、意固地になったりもしない、聞かれたら答えますし、反対意見があっても「なるほどね」と話も聞きます。
でも中には自分の主張が絶対的に正しいというスタンスで、人を評価するする人がいるので、そういう人とはバトルもいとわないくらいのつもりでいるような感じです。
ただ、
「自分の時間や世界を大切にしたい、そこを脅かす者とはいつでも戦う用意はある」
というスタンスで入れば、嫌われる事も恐れないわけです。
自分がある程度強いかどうかは、自分がどれだけ強く想っているか次第でもあるはずです。
嫌な言い方をすれば、相手に屈する人は想い方が足りないと思います。
ただ、そんな事を言うと意地悪かもしれませんが、自分がどれだけ強く想っているのか再認識することでも行動は変わるのかなと思っています。
距離を取る方法⑤ 演じる、ONとOFFを切り分ける
職場にいる自分は本当の自分ではないと思うことでも良いでしょう。
これは個人差が出ると思いますが、「演じる」方法もあります。
「今から会社員の役をやります!」
といったスタンスで仕事をする。そうすることで職場にいる自分は自分じゃないと認識させることができます。
僕は何度かやってみて「演じる」というのはできなかったのですが、先ほど色々あげたように職場では確実に人と距離を取っているので職場とプライベートは別物と認識できています。
僕みたいに演じることができなくても、別物と考えてしっかりと認識すれば自然と距離も取れるかもしれません。
以上、色々距離を取る方法を紹介しましたが、距離を取るまでに具体的にどうすれば良いか?その方法の1つを紹介します。
頭で考えず、紙に書き出してみる
人間関係にかかわらず何か頭を悩ます問題は、頭の中で考えることが多いと思います。頭で考えると不安が増大したり、モヤモヤが続いたりするものです。
そういった悩む問題は全て紙に書き出してみましょう。
紙に書き出して、視覚的に見ることで問題が浮き彫りになるし、自分にできることが見えるかもしれません。
意外にも「なーんだ、大したことなかったな」って思うこともあります。
もちろん、一朝一夕で状況は変わりませんが、自分の中での行動のスタンスは変わるかもしれません。
モヤモヤするなら1度紙に書き起こすことをお勧めします。
白黒でなくグレーでもいい
職場の人間関係で気になっても、全てが気になるってことはないはずです。
どこが気になるか気にならないか、どの人が気になるか気にならないか。そこを先ほど紹介した紙に書き出していろいろ見てみると思います。
白黒でなく、はっきりしないグレーな感じでも大丈夫なことが見つかるはず。むしろほとんどの事がグレーなのではないでしょうか。
いずれはっきりしないといけない事もあるかもしれませんが、とりあえず保留とか、定期検診などで言う「経過観察」でも良い事があるはずです。
黒な部分はなにかしらの対策を立て、黒い部分をどう対処するか考えるのが効率的と言えます。
気にしなければいけないこと
仕事をする以上、人間関係はつきものですが、気にしなければいけないこともあります。
これは僕も含めて注意しなければいけないことですが、周囲の人に不安や不快感を与えるようなことは避けなければいけません。
先ほどの自分のことを優先させることと矛盾することもあるかもしれませんが、これはバランスです。
ただ、バランスとか以前にアウトなこともあるので、ここは確実に抑える必要があります。以下のようなことがあります。
- 作業スピードなどペースを合わせる必要があるときに合わせない
- 挨拶ができない
- 声かけしない、ホウレンソウできない
- 困っているときに助けたりしない
- 注意・指導を受けると感情的になる
- 同じミスを繰り返す
といった事は職場では歓迎されません。
そういった部分は気にして行動しないと、周りからの当たりが強くなったりしてしまったりして、人間関係を気にせざるを得ない状況になるはずです。
挨拶は特に重要です。挨拶しないで出退勤する人いますが良くないですね。これだけでも損をしている人はたくさんいます。
目を合わせて挨拶、これだけでも少しでも良い印象を与えられると思います。
後は仕事に対する姿勢なので、どの人にも当てはまりますが気を付けたいところではありますね。
まとめ
色々と紹介しましたが、人間関係を気にしないようになるための最良の方法は自分がどうしたいか、どうするか次第です。
究極は最初の方に書いた『「いつでも辞めれる」という考え』ですが、これも自分がどうしたいか考えて行動した結果です。
人間関係を割り切って線引きする事も、自分のスタンスをどうするか判断する事です。
どういった人間関係を作りたいか、職場の人たちとどういう関係でいたいか?それを紙に書き出してみてはどうでしょうか。
何かしらのあなたなりの答えが出ると思います。少しでも参考になれば幸いです。
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