僕自身オタクで、今でもそうですが、服装もオタクでした。
もう完全に「いかにも」って感じでしたが、オタクファッションというよりかは服装に無頓着すぎてヤバい状況でした。
途中で自分のヤバさに気付き必死に勉強して、最終的に一緒に歩いている人に恥をかかせないレベルにはなったと思います。
この記事では僕の当時の状況について紹介しながら、オタクがファッションを改善したかったらどうしたら良いか迄を紹介します。
オタクでなくても、参考になる部分はあるはずなので、最後までお付き合いいただければと思います。
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オタクファッションを地でいっていました
私事ですが、ここをまず知っていただかないと以下にヤバい状況だったのかが伝わらないと思うので先に書かせていただきました。
時代は僕の高校生~大学生の時の約20年前、西暦でいうと2000年前後の話です。
この時は(当時のファッションの流行)が流行していて、「コギャル」とか、ヤマンバギャルなど奇抜な感じで色々なスタイルが出てきていた時代です。
ユニクロではフリースが大ヒットした頃でもあります。
その後は、今でもあるスキニージーンズ(超細身の肌ぴったりの、足のラインが分かるジーンズ)などが出始めたりなどファッションも幅広くなったと言える時だったかもしれません。
ですが、僕は当時服装に関して無頓着で、親から用意してもらった服しか着ていなかった僕は服装は相当やばかったのを覚えています。
もう親から用意されたものしか着ないってのがヤバいですね。親がセンス良ければ良かったんですが、そうではなかったので完全に終了な感じです(笑)
良い例がこんな感じです。これは超極端ですが。
でも、ネタになるような感じですが、全てではないものの、これを地でいっていました(笑)ヤバすぎです。有名な例だと「電車男」でしょうか。
特徴としては
- Yシャツをイン
- ベルトは皮のダサい感じのベルト
- パンツはチノパンかケミカルウォッシュのジーンズ
- サイズ無視の服
- 服の色なんて気にしない
- 靴下は白のソックス
- 靴はハイテクシューズ
とヤバさのオンパレード。もう笑うしかありません。他にもあるもののあげればキリがありませんが、よくありがちなものを上げました。
特にヤバいものを中心にひとつずつ紹介します。
結論を先に言うと、ファッションを少しでも改善するコツは、「NGを避ける事」です。
「これを着るとおしゃれ」とかいうのは確かにそうなんですが、まずは何がいけないか知るのが最重要と言えます。
NGを避ければ、失敗確率は一気に減るので、ここを意識するのが結果的に成功率を飛躍的に上げる方法だと僕は思いますし、僕も最初はここを押さえました。
NGオタクファッション① ハイテクシューズ
「ハイテクシューズ」というのは、小学生男子が履いているような、マジックテープで調節するような靴です。
今は多少はマシになっていますが、イメージとしてはこんな感じです。
ナイキなどのメーカーではカッコいいデザインもあるので、それが好きで使っているならそれも問題ないと思います。
もちろん、スポーツやランニング、ジョギングをするときの靴として使う人もいますが、それなら良いんです。
激しく動いても足に負担がかかりにくいし、タフなのがハイテクシューズの最高に良いところです。
運動向けに作られているし、さらに小学生男子が履いていて、派手なデザインなら小学生男子は好きでしょう。
小学生男子が履いて元気に駆けるから可愛いのであって、それ以上がやるとヤバいです。ガチで(笑)
せめて中学校2年生までが精一杯でしょう。それより上でやるのはちょっと無頓着と言わざるを得ません。
こんな偉そうなこと言っている僕ですが、僕は大学生まで履いていました!はい、ヤバいです!(笑)
この手の靴はファッションには非常に合わせにくいし、足幅が広く作られているのでおしゃれには全く見えません。
NGオタクファッション② ケミカルウォッシュジーンズ
ケミカルウォッシュのジーンズは、漂白剤などを使ったダメージ加工で、例えるならテレビの砂嵐ぽい感じのデザインのジーンズの事です。
そうでないのもありますが、オタクが履いていたような一昔前のケミカルウォッシュジーンズはそんな感じです。
この画像のはおしゃれな方だし、着こなしとして取り入れているなら問題ありません。
今ではリバイバルしていますし、女性のジーンズでもケミカルウォッシュジーンズあります。
ですが、オシャレさんが身につけると良いのであって、オタクが身に付けるとヤバいです。
傷つける言い方かもしれませんが、最近着こなしなどでの流行のアイテム、有名人が着ていたからと言って買ってもカッコよくやおしゃれには一切見えません。
ケミカルウォッシュを完全にディスってますが、素人は手を出さないほうがいいでしょう。あれは上級アイテムだと言ってもいいです。
僕もケミカルウォッシュはハードルが高いなと思っているし、他との組み合わせが難しいケースが多いので避けています。
オタクファッションを卒業したいなら、とりあえずケミカルウォッシュは避けるのが無難です。
関連記事:
オタクファッション卒業は少しづつでも自分でやった方が良い理由(記事作成中)
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NGオタクファッション③ 太めのカーゴパンツやチノパン
カーゴパンツはというのはこういう感じのものです。
チノパンはこんな感じ。
両アイテムとも、おしゃれなものはありますし、ジーンズとはまた違った雰囲気になります。仕事などでジーンズの着用が禁止の時はチノパンは役立ちます。
ですが、太めで、ごわつくような感じだと一気にダサくなります。
ラフで着やすいなどメリットの多いものですが、少し選択を誤ると一気にダメな感じになります。
上の服との組み合わせ次第なところもあるので、簡単そうに見えて難しいと言えます。ファッションを知らない初心者が手を出すと確実に失敗します。
NGオタクファッション④ チェックのシャツ
チェックのシャツはよくある服ですし、おしゃれなものはおしゃれですが幼く見えるなど結構難しいです。
木村拓哉さんが昔ドラマで着たことで一時期流行りましたし、ファッション誌でも取り上げられていましたが、あれは木村さんが着るから良いのであって、そうでない人が着たらただの痛いヤツです。
関連記事:ファッション誌の着こなしはモデルさんがカッコいいから何とかなっている件について(記事作成中)
チェックのシャツを着てもキムタクにはなれませんし、イケメンにもなれないどころか遠のきます(笑)
これもチノパンやカーゴパンツのように上級アイテムと思って良いでしょう。
NGオタクファッション⑤ キャラクターTシャツ
いわずもがな、って感じですが、おしゃれなブランドとコラボして作っているシャツがあったりするので、
「これなら大丈夫だろう」
と考えて着る人がいます。
もちろん、分かる人にしかわからないくらいのデザインなら良いですが、露骨にキャラクターがプリントされているのはアウトです。
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でも、気持ちはわかるんです。僕もオタクだから。好きだからそういったもの身に付けたいですよね。
もちろん、ライブやイベントなら良いんです。むしろ着ないと浮くくらいなので。
でもそういった特殊空間以外の日常生活ではやめておくのが一番です。
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人のイメージは見た目が9割を占めるとも言いますし、キャラTを着ているのが分かったら「TPOをわきまえられない奴」といったイメージを持たれては損です。
「そんなの偏見だ!」と思うかもしれませんが一緒に歩いている人にとっては苦痛かもしれません。こんなこと言うと酷かもしれませんが。
僕はオタクですし、そうしたい気持ちもわかるのでそれだけで人を判断しませんが、そういった事を思う人もいます。
誰に対しても良い顔をする必要もありませんし、媚(こび)を売る必要もありませんが好きを表現する場は選ぶ事が大切だと僕は思います。
以上、アイテムを中心に紹介しましたが、これらのアイテムを避けるだけで痛い服装になる可能性は確実に減ると思います。
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ヤバいと認識する事が最初のスタート
親のせいにするわけではありませんが、僕は一番身近な親も何も言われなかったのでずっと気付かないままでした。
今はオタクもおしゃれになっていて、先ほどのNGオタクファッションの人は少数派な方で、リアルで付き合いのあるオタクもここまで酷いのはいません。
正直、中には「あー・・・」ってのはいる事はいますが。
でも当時の僕は本当にひどい状況で、NGオタクファッションは結構やっていました(キャラTだけはしていませんでした)。
僕が一番ヤバかったのは、オタクファッションだったという事だけでなく
それをやばいと思っていなかった
ことです。
「ファッションなんて個人の自由じゃないか」と思う人もいるでしょう。もちろん間違っていません。
ですが、ある程度の服装していない人は周りに迷惑をかけます。
「迷惑」というのは、もしかすると大げさかもしれません。
でも、一緒に歩いている人は恥ずかしい思いをしているかもしれません。
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恋愛をキッカケに自分のヤバさに気付く
僕がそのヤバさに本格的に気付いたきっかけは大学生の時。
高校生までは学ラン(学生服)だったので、私服がヤバくても関係ありませんでしたが、大学は毎日私服。
その服装のダサさがあらわになる時です。大学デビューの失敗ケースの一つはここかもしれませんね。
もちろん最初は何も感じていないくらいでした。ファッションに無頓着だったし、当時は親を含めて誰も言ってくれる人がいなかったのでなおさらです。
そんな激ヤバな僕が気付いた理由、それは恋愛です。
好きな子に少しでも振り向いてもらうために、そしてガリ勉だった僕は「大学生になったらモテたい!」と思っていました(笑)
そのために少しでも身なりを気にするようになったのが最初でした。
でも、何も知識のない状態で気を遣っても、テスト前日に付け焼き刃で勉強する学生と同じです。
さらに自分に自信もなかったので、余計ショボく見えていたと思います。しかも当然、告白しても振られる。
せめて自分に自信があって、立ち居振る舞いがしっかりしていればまだイケていたかもしれませんが、服装が激ヤバな人と付き合いたいと思う人は少ないでしょう。
しかも若い時ほど見た目重視で、中身はあまり見ませんよね。服装が微妙なのは致命的と言えます。
これと一緒に歩きたい女子はいません(笑)僕は女性ではないけど、絶対そう思うはず。
これでモテないのは仕方ないですね。でもこれでデートして告白しようとしていたわけです。(さすがに当時はここまでひどくないですが、イメージは限りなく近い)
我ながらキモいです、無知・無自覚って怖いですよね(笑)
心当たりがあったり、突き刺さる人がいたら申し訳ないですが、これは事実です。
キモいとか、そう思わない人も当然いるでしょうが、それはかなりのモノ好きくらいで超少数派です。
僕は
- 服ダサい
- 自信なし
- 奥手で行動もアウト
であって、これで告白していまく行くほうが逆にすごい、例えば野球なら目をつぶってホームランにするくらいのすごさです。
服装を改善しようと決意
でも、当時の僕はプライドというか諦めが悪かったんですね。
振られた時、いつも思っていたのは
「逃した魚は大きかったことをわからてやる」
という気概で、自分が変わろうと思っていました。変に根性だけはありました(笑)
何を変えようか、変えるにも見た目や性格、行動など色々ありますが、まずフォーカスを当てたのは自分の見た目でした。
少しでも服装を改善して、「かっこ良い」とまで言われなくても、「清潔感があって、服装には気を遣っている」くらいにはなろうと思いました。
でも、方法が見つからない。高校生の時からコミュ障だったので、大学に行っても友達も少ない、数少ない友達も服装がダサかったので教えてもらえない状況でした。
「その友人もダサいからまあ良いや」って諦めることもできましたが、変に向上心は強かったのを覚えています。
「やってもいないうちから諦めるのは間違っている」と思いできることから始めることに。
この当時(2000年ごろ)は、一般家庭にパソコンがやっと普及し始めた時期です。携帯電話で言えば、カメラ付き携帯が出始めて数年後の話。
もちろんiPhoneのようなスマートフォンなんて夢のまた夢、他にもゲーム機ならニンテンドーDSが出たのは2004年なので、ゲームボーイの時代でした。
そんな中、ちょうど僕の家にパソコンが入って、インターネットが使えるようになりました。
最初はインターネットで情報収集をしました。そしてどうなったのか。
次回に続きます
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