オタクで周りの目が気になる?そんな人への処方せんを差し上げます

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にっしん(@nisi_otabloger)です。

 

僕は昔からゲームやアニメの好きなオタクです。オタクなんですが、小心者なので周りの目を気にしてしまいます。

 

20代の時はそんな周りを気にしてしまう自分が好きじゃなく、周りの人みたいに、周囲を気にせず夢中になれたらどんなに楽かと思っていました。

 

ただ、今はそうでなくて良かったなと思っています。

 

今回は僕のように周りの目を気にしてしまうオタクに向けて、

「ダイジョーブ!」

と言えるのはなぜかというのを僕の経験を通じてお伝えします。

 

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僕の周りを気にするのは昔から

昔

僕がゲームとか好きでイベントなどのために行動したのは、中学生の頃。

 

「ワールドホビーフェア」というイベントで、ポケモンの幻のポケモンの「ミュウ」というポケモンが配布されるというものがありました。

 

当時、東京でしか開催されておらず、中学生の僕はいくにも行けませんでした。

 

意地で行こうとしてたんですが

  • 親に止められた
  • 飛行機代の捻出が困難(当時はLCCもなかったからバカ高かった)
  • 年齢的に危険、無鉄砲だった

という理由で断念しました。

 

そしてしばらくして、札幌にも来るというのを雑誌で発見して参加することに!

 

「つどーむ(札幌コミュニティドーム)」という場所で、祖父母の家から近く、場所はわかってましたが、バスを使わないと行けないような場所だったので、親に頼んで車で連れて行ってもらいました。

 

今ではポケモンゲットはWi-fiを使えば一発ですが、当時はまだ「通信ケーブル」の時代。

 

ゲームボーイアドバンスのような赤外線すら出ていない時代でした。なので有線でないと通信は全くできません。

 

一時期、ポケモンの人気が低迷した原因はこれでしょう。有線なら自分の近所しか通信できませんからね。

 

当時はポケモンのお店のポケモンセンターすらほとんどない時代でしたからなおさらです。

 

なので、そういったレアポケモンをゲットするには、ケーブルでつなぐしか方法はありませんでした。

 

今思えば超不便な時代ですが、Wi-fiなんて夢のまた夢のような話だったので、誰も思い浮かばなかったでしょう。

 

そして、無事ゲットして周りにポケモン好きだらけがいましたが当然話しかけることもできず、ミュウだけもらって終了。

 

今でもそうですが、人見知りするし、自分に自信もなかったので(昔ほどではないですが、今もないですけど)当時中学生の僕は無理でした。

 

その時からも周りの目を気にしてました。やっぱり小心者ですねw

 

にっしん
幼稚園くらいの頃、何かお願いしたいときは母親頼っていたので昔からですw

周りの目を気にしてたのは幼稚園くらいから

僕が周りの目を気にしていたのは幼稚園くらいの時からだったかもしれません。

 

むしろ物心ついた時からだったかも。

 

例えば、5歳くらいの時にヒーロー戦隊ショーに連れて行ってもらったことがありました。

 

普通なら、怪人とかにヤジを飛ばしたり、ヒーローを応援したりとショーに夢中になるでしょうが、僕は違いました。

 

「楽しい」というのはもちろんありますが、

「周りの人や大人たちはそんなはしゃいでいる自分らを見てどう思っているんだろう」

って思っていました。

 

今思えば変な子どもですw

 

はしゃぐ子どもの姿を見て

「かわいいな^^」

って思うのが普通の感覚でしょうし、僕も小さい子を見てそう思います。

(もちろん変な意味じゃないですよ)

 

でも、僕は親に連れて行ってもらって

「ほら、◯◯(ヒーローの名前)だよ」

って言われても、嬉しいんですが、それを表現するのが苦手だったんですよね。

 

要はシャイだったってだけですが、どこか周囲を気にしてはしゃげなかったのを覚えています。

 

どこのデパートの屋上だったのは覚えてませんが、はしゃげなかったのは今でも鮮明に覚えています。

 

一種の恐怖症?

「そんなはしゃいでいる自分を見て、周りは変な風に見てるんじゃないか」

と幼心に思っていました。

 

なんて言っていいか分かりませんが、警戒していた感じです。

 

昔もそうだし今もそうですが、心配性なところがあるし、家の鍵も何回も確認しないと気が済まない人間なので無理もないかもしれません。

 

にっしん
診断は受けてないので分かりませんが、たぶん確認恐怖症だと思います。50人に1人いると言われています。今はだいぶ軽いですが、10代20代はかなりこれで人知れず悩んでました。

 

ちなみに「周りを見ている」わけではなく、「自分がどう見られている」かに意識が集中しているので、周りの空気が読めるわけではありません。

 

空気を読めるか否かで聞かれたら、読めない方です。あえて読まずにガツガツ行動する時もありますがw

 

そんな感じだったので、社会人になってポケモンがらみであちこち動いても周囲の目は常に気にしていました。

 

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その目があったからこそ冷静に判断できる

20代の時は、

「そんなこと意識せずに純粋に楽しみたい」

「意識してしまうのは、その対象に対する愛が足りない」

「だからもっと集中しなければ」

という思いがありました。

 

だからこそ、グッズ集めに必死になっていた部分はもしかしたらあったかもしれません。

 

「必死になろう必死になろう」としていました。

 

でも、必死になっている時って、必死になろうと意識しないものです。

 

なかなかそうなれなかったんですよね。ですが、今はそうなろうとは思いません。

 

周囲の目を気にするからこそ

  • 服装とかを気にするようになった(オタクこそ服装に気を使うべきと思っています)
  • 自分を客観視するようになった
  • 良くも悪くもドライな判断ができる

といったことはあると思っています。

 

仕事では、冷静な判断ができやすいので生きている部分はあります。一時期仕事では管理職もやっていたのでメリットではあったかなと感じています。

 

先ほどの鍵を何度も確認する行為もただの欠点ではなく、確認を特に必要とする仕事に対しては資質があるので長所にもなり得ます。

 

職業柄、医療の仕事なので、決して悪い特性ではなかったように思います。

 

要は、周りの目を気にしてしまう事にも長所があるということです。

 

にっしん
長所や短所なんて紙一重で変わっちゃいますからね。

周りの目を気にしたって良い

Good

周りの目を気にしてしまう自分に負い目を感じることはありません。

 

ポケモンならポケモン、他のものなら他のものを好きという気持ちに変わりはないはずです。

 

「こうでなければいけない」などという定義は存在しないし、周りがそうでもそんな価値観に振り回される必要はないはずです。

 

今は

「自分は自分、人は人」

と割り切って自分のペースや感覚で触れています。

 

ポケモンから離れたのも、それができなかったのと、そこに負い目を感じたことに疲れたのもあるかもしれません。他にも理由はありますけどね。

 

周りの目を気にしても良いと思えたのは、他のことをやってみて経験して、色々な人に会うことで見方が変わったからだと思います。

 

周りを気にしてしまっても、それで問題ありません。

 

「気にしないようにしよう」と思っても、そう思っている時点で気にしているのでどうしようもありませんし。

 

「そういうものだ」と割り切って、自分のペースでやっていけば良いのだと思います。

 

周りと比較してしまうけど・・・

と言っても周りと比較して「自分は・・・」なんて思うかも知れません。

 

そういった時はそれとなく言ってみると良いかもしれません。

 

話せる人に自分が思っていることを言ってみる、それに対して反応が返ってくるでしょう。

 

仲が良く、あなたに好意的なら、悪い回答は返ってこないように思います。

 

それに悩んでいる人って、一人で抱えているんですよね。一人で悩んで一人で落ち込むという無限ループです。

 

僕もやっていたので気持ちはわかりますがw

 

「わかってくれるはずがない」とか思わないで、今後とも仲良くしたい人達なら言ってしまえばいいです。

 

もしかしたら、同じ思いの人がいるかもしれないし、違った悩みを持っている人もいるかもしれない。

 

それをやるだけで気が楽になるし、それでバカにされたりするならそれまでです。もし、バカにするようなコミュニティからは離れた方があなたのためです。

 

人間は環境動物なので、周りの人間に大きく左右されます。自分が苦しんでしまうコミュニティにい続ける必要性はありません。

 

あなたがカミングアウトするのは一種のリトマス試験紙のようなものでしょう。

 

辛くないなら言わずとも良いですが、辛いなら1度試してみることも悪いことではありません。

 

とにかくあなたは間違っていない

大丈夫!

結論を言うとあなたは間違っていないし、そのままで良いです。

 

自分が好きなら自分は好きでいいし、それを否定できる権利は誰にもありません。

 

まあ強いて言うなら、自分はどういう状況なら楽しめるか、楽な気持ちになるかはしっかり考えたほうがいいかもしれませんけどね。

 

周りに言うことは推奨しても、自分で「ひとり会議」してしっかり考えて悩むというのは、自己成長のためにはとても重要です。

 

オタクやっていると、その活動に時間を取られて、考えたりする時間が減ってしまいます。

 

それじゃもったいないです。色々考えてみて、自分の中で答えが出る、そうすることで自分の揺るぎない考えが生まれるかもしれません。

 

このバランスは難しいし、僕も何が正しいのかは正直わかりません。

 

でも、色々考えて悩み続けることが答えなんだと思います。矛盾しているようですが、まじめに考えたりする時間も持てということです。

 

あとはネガティブに考えずにポジティブに考えて、良い面もしっかり見るということを意識するといいでしょう。

 

周りの迷惑にならないようにする目は絶対必要

夢中になれる人は羨ましいと思いますが、逆に言えば、人に迷惑かけていても気がつかないというところがあります。

 

おそらく、そういった熱くなる人がオタクに多いでしょうが、そういった行動をする人が迷惑をかけてオタクのイメージを落としていることもあると思います。

 

周りを気にしない姿勢は服装にも出ます。そこがオタクが舐められる原因の1つと言えるでしょう。

 

悪い取り方をすれば、夢中になる人は周りに迷惑をかける危険性の高い人です。

 

そして、僕が見た範囲ですが、自分が楽しむために周りが迷惑しても気にならない、気にしないという人が一部いるようにも思います。

 

周りからバッシングされても、気にしない。なぜなら夢中だから。こう見ていくと、夢中になる事も決していいとは言えません。

 

もっと悪くみると「自分のことしか考えられない」ということですから。

 

先ほども言ったように、長所短所は紙一重です。夢中になることのデメリットも存在することは忘れないでください。

 

どっちがいい?

ここまで見て、どっちがいいでしょうか?

 

夢中になって、その対象を心から楽しめるけど、周りに迷惑かけているかもしれない
周囲を気にするけど、周りに配慮して節度あった行動する

 

どっちかが正解なんてことはないし、両方いてもいいと思いますが、僕は後者です。

 

性格的に前者になれないというのも大きな理由ですが、僕は周りに配慮してオタクのイメージが悪くならないことがみんなのためだし、最終的に自分に返ってくると思っています。

 

だからこんなことを言うと変ですが、ある意味プライドを持ってオタクをやっていますw

 

ほんと変ですけどねw

 

でも、僕の20代くらいの頃のように、どこか負い目を感じていても感じることはありません。

 

その範囲で楽しんでいきましょう。僕は今は自分のペースで楽しんでいます^^

 

にっしん
まあここまで深く考えている人もいないかもですが、何か参考になったりしたら幸いです。

 

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