にっしん(@nisi_otabloger)です。
僕はプロフィールでも書いているようにオタクです。昔からですが、昔は相当やばかったです、いろんな意味で。
だいたい、大学1年までが僕的にはヤバくて
- 服装は母親が買ったもの→服装は激ダサ
- 人と目を合わせて会話できない
- 赤面症
- 髪を切るのは床屋さんで美容室には怖くていけない(床屋さんを否定しているわけではないですよ)
- ユニクロのような一般的に入りやすい服屋さんにも入れない
- 電話が嫌い(バイトでも1回出なかったほど)
- 高校の時はガリ勉だったので教科書とゲームと漫画が友達
これで「ヤバくない」という人がいたら1度お目にかかりたいですw
そのくらいやばかった僕が、そして自分のヤバさに気づいでどう改善したか書いていこうと思います。
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まず気をつけたのは服装
本当にやばいと思ったのは服装。確か全身白系で固めてスニーカーもハイテクシューズだったように思います。
ハイテクシューズというのは、スポーツをするときや小学生男子がよく履いている靴です。
スポーツに履いたり、本当にファッションがわかっていたりセンスのある人が履くなら良いですが、普通はファッション的にはアウトです。
僕も自分がセンスが良い方とは思いませんし、オシャレだともそれほど思いませんが、ハイテクシューズは普段着としてはやめとけって言えます。
せめてスニーカーは履かないとね。
でも、母親が買ったのをそのまま来ていたにっしん少年は、どうしたら良いかわからない。
通常なら、思春期ごろに色気付いて友達とかとファッション誌を読み漁って研究するのでしょうか。
そうなら友達に助けてもらえば…!って思うでしょうが、僕は高校生の時は
- 友達は教科書やゲームといった、人でないもの
- 人と目を見て話せない
といった壁があったので人から教えてなんて言えませんw
大学生になって、人間の友達はできたものの、コミュニケーションの取り方がまだよくわかりませんでした。
なんせ、家族以外の人とほとんどコミュニケーションを取っていない人間だったので教えてもらうこともできません。
ネットと本が頼みの綱
ならどうしたか?ネットと本に頼りました。
最初にネットを調べました。そうすると、ファッションの基本的なサイトが多くあり、まずお店に行くことを覚えました。
ドラクエで言えば、最初に持っているお金を握りしめて棍棒あたりを買う感じですw
でも、お店に行けないんですよね。
なぜかというと
「自分みたいなダサい奴が行ってもいいんだろうか」
と思っていたからです。
自分みたいな人間が行ったら「プッ」って笑われるんじゃないだろうか?って思ってたんです。
嘘だと思う人もいるかも知れないけど本当の話です。
その発想が笑えますし、今なら「だったら笑われてくれば?そっちの方がスッキリするかもよ?」って言ってるかもしれませんw
でも、行く勇気がなかったので母親と姉について行ってもらいました。
ほんと恥ずかしい…。超ダサすぎる。
行ったのはユニクロ。言わずと知れたあのユニクロさんですよ。
部屋着からオシャレなものまでなんでも揃うユニクロ。ユニクロは来る人を拒みません。
お高くとまっている、雑誌に載っていそうな感じの悪いファッションブランドとは違います。
いつでもウェルカムなユニクロ。そんなユニクロにも僕はビビってました。超ウルトラオシャレ空間に見えたんですよね。
ドラクエの例をまたとると、
「スライムが怖いから戦えません!」
って言っている人です。ゲームが進行しませんw
本当にそんな感じのスタートから始まりました。
付き添ってもらって、ネットで調べた
- キレイ目の白地のストライプのTシャツは無難で着回せる
- 下はケミカルウォッシュでないジーンズ、できればユーズド加工のジーンズ
- 上はジャケット
と調べ上げて、それを探しました。
今はケミカルウォッシュのジーンズはオシャレ着としてあります。特にレディースでは見ることが多いでしょうか(違ったらすいません)
ですが、当時はオタクのジーンズの象徴のような存在でした。
サイトでもそんなことが書かれていたので、絶対ケミカルウォッシュは履かないと決めていました。今でもそれは残っているせいか、ケミカルウォッシュのジーンズは1つもありません。
とりあえずそれらを買っておき、靴はネットで買った黒のスニーカーだったと思います。
まずは基本装備を整えて次のステージに。
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ファッション誌を買うのも一苦労
それは
ファッション誌を買う
でした。
まあ
「ファッション誌なんて普通に買えばいいじゃん」
って思うんでしょうね。普通の人は。
でもスライムすら倒せなかった人間が、ファッション誌なんて…!
「本屋で買って、会計の時に店員さんに笑われたらどうしよう………」
って本気で思っていました。
今は反動のせいか、あまり人の目は気にしませんが、当時大学2年生の20歳の少年。人の目を気にしないほど大人ではありません。
大人の階段を登り始めた僕はとにかく人の目を気にしていた人間でした。「人は自分の事をどう思っているんだろう」という事で1時間以上も悩んでくよくよしていました。
今は「為せば成るだろう」くらいにしか考えてませんので、当時と180度変わりました(今でも気にすることはありますけど、深くではでない)
恐る恐るファッション誌を差し出す。店員は普通に会計。
ファッション誌購入もやり遂げました!!!
これは僕に取っては大きな前進でした。
店員からしたら普通に客を接客したにすぎません。そんなもんですよね。
誰もあなたのことをそこまで注目していない完全に自意識過剰になっていました。過剰すぎて異常ですw
僕もコンビニ店員していましたが、よく来る人以外はそこまで注目していないんですよね。
誰が何を買ってもそれほど気にしませんし、たとえ気にしても数分の間です。
仮に話のネタになっても、その時だけですし、いつまでもその話をするなんてありえません。
有名人じゃあるまいし、そんな暇な人はほぼいません。良くも悪くもみんな自分が可愛いんですから。
もし、僕みたいな人がいても、とにかく行動すればいいんです。行動したもの勝ちです。
相手から反応があっても、それがあなたの価値を決めるわけではありません。言ってしまえば相手なんて関係ありません。
自分がどうしたいかどうなりたいか。ここがはっきりすれば他人の評価はさほど関係ありません。
似た組み合わせからの実践
ファッション誌を見て勉強しました。でもファッション誌に載っている服はどれも高い。
さすがに手も出ないし、あってもお店の入る勇気すらないので、方法は
似た組み合わせを見つける
ことでした。
流行を追いかけて、それに合わせて用意してもすたれたら意味がない、なら色の組み合わせや着るものの組み合わせさえ間違えなければ大丈夫という考えで行動していました。
最初は1冊のみ購入していましたが、
- 1冊では足りない
- 複数冊見るようにサイトでは書いていた
これらのことを受けて、3冊読んでいました。
とにかく、その間はひたすらファッション誌で研究。
読んで読んで読みまくって、お店もちょっと離れたところにアウトレット店があり、そこではかなり安く服が売られていました。
新品だけど見切り品のようなものが超安く売られていて、そこから自分の磨いたセンスに合うものを購入し着ていました。
最初はかなり失敗続きで、今見たら「それはないでしょ」ってレベルでしたが、色々試行錯誤しました。
思えばこれが自分なりに人生で初めて勉強以外のことで、チャレンジした事だったように思います。納得がいくようになるまで1年半かかりました。
長い時間はかかりましたが、その間に色々なお店に行きましたし、店員さんと話すのもそんな苦ではなくなりました(人見知りするので今でもあまり得意ではありませんが)
逆に反動で、バイト代の多くを服に溶かすようになって服が増えすぎて大変だったこともあります。
自分なりにジーンズをダメージ加工にしたり色々楽しんでました。
時間はかかっても結果を出せば糧になる
時間は約1年半はかかったものの、その時に積み上げたものは今でも使えてます。
ファッションも最初は大変ですが、1度身につければ一生ものですし、いくら流行が変わろうとも関係ありません。
1年半という時間ですが、その先の人生も使えると考えれば、1年半は短い時間だったと言えます。
近視眼的に見れば遠いと思えるようなことでも、一生という長い尺度で見れば1年は短いし、そこを濃密に過ごすことで大きく環境や考え方行動が変わります。
僕自身はファッションからそれを自分で実感したし、自分なりに証明できたと思っています。
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人は見た目が9割だからこそ
ファッションが全てとは言い切りませんが、ファッションに気をつけていないだけでかなり損をしている人がいるのは事実でしょう。
「人が大事なのは中身」
確かに間違っていませんが、ファッションも一種のマナーです。
ダサい服装をしていると
- バカにされる
- 一緒に歩いている人に迷惑がかかる
- 中身を見てもらえない(門前払いされる)
といったことがあります。
オタクの人でファッションに気を使っている人って多い方ではありません。
グッズとか買うので精一杯で、そこまでお金も神経も回らないからで、それは僕もオタクなので気持ちはすごいわかります。
ですが、そういうところも見られてオタクは低く見られているのだと僕は思います。
僕もオシャレってレベルではないと思いますが、友人などが一緒に歩いて恥ずかしくない服装は意識しているつもりです。
といっても、今のオタクは服装も悪くない人も多く、気をつけている人とそうでない人が4:6くらいな気もしますが、やっぱり気をつけてないのはもったいない。
僕の知るオタク仲間はいいやつらばかりなのに、そこがおろそかだともったいないと感じてしまいます。
中身を評価してもらえない(「知る」という土俵にすら立たせてもらえない)というのは、恋愛で言えば、恋が実る確率が急降下してしまいますね。
本当にもったいない。
やる気があれば誰でも大丈夫です
僕の最初と最後を見比べれば行動に大きな差があると思います。
そして、服を売っているお店に普通に出入りできるようになるまでに、半年もかかってません。
納得がいくようになるまでが1年半なだけでお店に行ったりするのはもっと短い期間です。
気持ち1つで行動は変わります。
それはどんなことでも一緒だと思うので、何かしたいことがあればなんでもしてみればいいと思います。
どうでしたでしょうか。って聞くのも変ですが(笑)
「そんな最底辺の奴でもできたなら自分も」なんて思ってもらえたら幸いです^^
オタク関係のまとめ記事はこちらです。
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