高校から大学生の頃の僕はオタクで服装に無頓着。目も当てられないくらい相当やばい服装でした。
高校生の時は学生服で私服をほとんど着ない生活だったので当時はバレずに済みましたが、大学生になると私服になってからヤバさが表面化。
自分で服を選ばず、買ってきてもらったものをそのまま着ていたので無頓着すぎて、笑えるレベルでした。
そんな無頓着な僕も、恋愛をしてから少しでもおしゃれになろうと決意。まずはネットで色々調べることにしました。
前回のをご覧になっていない方はこちらからご覧ください。
ここでは、その当時得た、NGなファッションについて紹介しています。
これは2000年ごろの話ですが、この部分は今でも通用するはずですので、服装に悩んでいる人は参考になる部分もあると思うのでご覧くださればと思います。
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何が地雷か?それが分かれば失敗確率は激的に低くなります
ネットにはいろいろな情報があり、ファッションに関しての情報も非常に多いです。
調べればいくらでも出てきますが、基本的なファッションの情報は基礎知識がある人向けの情報が多いんですよね。
「何をもって基礎知識か」と聞かれると難しいですが、高校生くらいまでの中で
- 服装を気にしてファッション雑誌を読んだことがある
- 友達と服装に関して話題になっていてそれなりに恥ずかしくない服装
- 誰かからレクチャーを受けて色々教えてもらった事がある
そういったことを経験しているなら自然と基礎的な事は身に付いているのではと思います。
あえて定義するなら「一緒に歩いて恥ずかしくないレベル」でしょうか。多少アバウトですが、この記事ではそう定義しておきます。
よくあるファッション講座的なものは、普通レベルの基礎知識のある人向けであって、流行に関心のある層に向けた情報ばかりと言えます。
本当のファッションの「フ」の字も知らない、当時の僕のような下の下の基礎知識が皆無な人向けではありません。
もう本当に下の下の、もし階級制度があれば、最下層の奴隷レベルの人が知りたい情報というのは少ないです。
ここがわからないがために、普通レベルの人向けの情報をみて諦めてしまった人も多いと思います。
大事なのは、下の下の人はそれに対応した情報を見ないと何もできないということです。当時の僕もそんな感じで、情報を拾うのに本当に苦労したのを覚えています。
そして色々情報を見てわかったのは、前回の記事であげたNGなファッション、いわば「地雷」です。やらかすとほぼ確実にアウトです。
- Yシャツをイン
- ベルトは皮のダサい感じのベルト
- パンツはチノパンかケミカルウォッシュのジーンズ
- サイズ無視の服
- 服の色なんて気にしない
- 靴下は白のソックス
- 靴はハイテクシューズ
重要なのは、何か知識を取り入れたりするのではなく、このNGファッションを止めることです。
「この服装がいい」
「今年の流行りの色は~」
「今年はこれを着るべき」
といった情報はおしゃれな人向けの情報で、当時の僕のような服装に無頓着だった下の下のオタクは最初の段階では無視しても良い情報です。
それを取り入れても何が何だかわからないし、痛い服装になるのがオチです。
要は
「取り入れる」
という発想ではなく
「これが地雷だ」
という知識を持てば下の下の人間は相当レベルが変わります。要は危険回避だけできれば失敗確率は格段に落ちます。
「地雷を知る」
これが非常に重要です。オタクがゼロからファッションを考えるならここからでしょう。
もし服をチョイスする場合、その地雷を避ければ、上手くいく可能性が上がります。仮に100%避けられなかったとしても、選ぶもの全てが地雷なんて大事故はまず起きないでしょう。
もちろん、本人のセンスによりますが、これだけでクリアになる場合もあるかもしれません。
それだけ、地雷を踏まずに服をチョイスする事は重要です。
まあ、地雷がわかっても服は選ばないで欲しいところですが、場合によっては「服は何も着るな」って思うかもしれませんね。
そうならないように僕が当時学んだ知識の範囲で服を紹介します。
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地雷を踏まずにチョイスする具体的な方法
どういった服を選ぶと良いか。ここではベタだけど失敗のない服を紹介します。
ひとつの参考にしていただけると幸いです。
上の服装
上はカジュアルなシャツに中はTシャツで良いでしょう。肌寒ければジャケットを着ます。
色はジャケットは黒で、中のカジュアルシャツは白。かなりベタですが、ハズレはなく間違いないので初級編としてはこのくらいのチョイスでちょうどいいでしょう。
シャツの柄はストライプ柄か無地の白にちょっとデザインが付いたものなどで問題ないでしょう。
ちなみにシャツに関しては裾(すそ)が2種類あります。「Lボトム(スクエアボトム)」と「Uボトム」と呼ばれるものです。
Lボトムは裾が真っすぐなっているものです。そしてUボトムは丸っぽくなっているもので、先ほど紹介した服の形もそうですし、スーツに切るようなYシャツもUボトムです。
基本的にUボトムの方が多いですが、ジャケットから飛び出た場合にカッコ悪いので、丸みが激しいものは避けると良いでしょう。
基本的にUボトムの丸みの激しいタイプはタックイン(パンツ(ズボン)の中に入れること)を前提にした作りなので、基本は出さないものです。
もし、Uボトムでも裾の長さが短いものを選びましょう。長さの目安は裾と袖(下に伸ばした場合)が同じくらいのものがベストです。
こちら(↓)はそれぞれスーツ用とカジュアルな物の裾と袖の画像です。両方とも丸みの程度は違えどUボトムです。
カジュアルシャツ:裾と袖が同じ位置
スーツ用シャツ:裾の方が袖より長い
それぞれこのようになっているので、裾と袖の長さで見てみると良いでしょう。
Lボトムであれば、その心配はないので、Lボトムならあまり気にしなくても良いでしょう(中にはもしかしたらあるかもしれないので念のため確認はした方が良いと思いますけどね)
この辺りに気を付ける事で、もしジャケットを着た場合、裾が出るのを防ぐことができます。
この辺は僕も当時、特に気をつけて見ていました。カジュアルシャツ買う時は必ずここを、これでもかってくらい気を付けていました。
そのくらい知識ナシナシ人間だったので、一つ一つの事に慎重になっていました。
中のTシャツは、スーツの人が着るような白いシャツは避けます。柄物でも良いですが、僕はユニクロの黒のTシャツがオススメです。
安いし、何度洗っても破けたり穴が空いたりしない、おまけに通気性まで良いとTシャツの中でコスパ最強だと思っています。今では他のものがあるかもしれませんが、少なくとも僕はこれ以上の品に出会った事がないです。
これを超えるものがあれば教えて欲しいくらい僕は好きです。
ただ、前開きするなら何か柄物が良いと思いますが、オタクなので下手したらアニメのなんて考えるかもしれませんがそれは完璧アウトなので、個人的には前開きしない方が良いでしょう。
前開きするとTシャツの柄まで考える必要が出てくるので、そういった意味でも避けると良いと思います。
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下の服装
ジーンズはユーズド加工のもので、今はいろいろなお店にありますね。色は青(インディゴ)でOKです。
一例ですがこんな感じです。
他にも候補はありますが、違う色にするならせめて黒でしょう。それ以外はこの段階では全部地雷と思って良いです(本当は地雷ではないですが、この段階では地雷と思うくらいがちょうどいい、ということです)
お店はユニクロでも良いですし、GUやH&Mでも安価で今は手に入れることができます。
「でも、そんなお店に行けません」
「自分なんかが行っても店員に笑われる」
なんて思う人もいるんじゃないでしょうか。
当時僕も思っていて、
「自分みたいなダサい奴が行って良いんだろうか?」
って本気思っていました(笑)
そんなあなたには、こちらの記事も合わせてご覧ください。僕の実践過程を載せています。
関連記事:おしゃれなお店には怖くていけない!それなら段階を経て行くと良いでしょう(準備中)
基本笑われる事はまずないと思いますが(心で思われる方が辛いかもしれないけどね)、実際店員に笑われたらカスタマーセンターにクレーム入れれば良いだけの話ですけど、そんな単純じゃないですよね。
(僕はやると思いますが(笑))
でも気にしなくても本当に大丈夫です。そこまで人は他人の事は注目していません。そこまで見てるとしたらきっとそれは濃いです(笑)
大丈夫、僕も最初はガチでビビってたので。1回行けば慣れます。話のネタだと思って行ってみましょう。無理なら単に1周して帰っても良いでしょう。
それを数回繰り返せば徐々に慣れるはず。
その他
ベルトはあまり見えないので油断しがちですが、ここで油断は禁物です。GUなどにも売ってると思いますが、こんな感じで大丈夫です。
靴下は、基本どこでも良いですが、ネットが安く手に入ります。今は本当に便利なのでネットで賢く買い物してしまいましょう。
靴はスニーカーです。
スニーカーはコンバースのオールスターでOKです。ワンスターでも良いですし、お金の問題があるなら、それに近いデザインで安いものもあります。
スニーカーの弱点は、足幅が小さいので日本人には合いにくいという事です。コンバースのスニーカーは特にそうで、スポーツなどで足の幅が大きい人には辛いかもしれません。
その場合だと、vansのスニーカーは日本のメーカーで日本人に合っています。
個人的には、シンプルでカラーバリエーションのあるオールスターがオススメですが、足が痛いとなるとファッションどころの話ではなくなるので無理は禁物です。
でも一つ言えば、ハイテクシューズから変える人はどの靴も窮屈でしょうから多少の我慢は必要です。履いていけば靴自体も大きさが徐々に慣れてくるので、許容できる範囲なら履き続けましょう。
これだけでも見た目はなんとかなると思います。
あとは財布などの小物など、細かい部分もありますが、そこまで見たら頭が爆発すると思うので、ここまでで良いかと思います。
追加するなら、これだけだと一式しかないので、以下のようなものがあれば1週間着こなせるでしょう。
- パーカー
- Yシャツ:ストライプのシャツ、グレーの色のシャツ
- パンツ:チノパン
- 靴:ブーツ、革のスリッポンなど
ここまで揃えるとなると大変ですが、セール期間中など切り詰めれば、2万円以内で全部揃える事も不可能ではありません。
額を見ると高く感じるかもしれませんが、一度きりしかかからないので買い物も工夫すればなんとかなる金額ではないでしょうか。
アルバイトでも、日数的に1週間(7日)分働けば捻出できる額のはずです。学生さんなら日雇い2日分でも十分なんとかなるのではないでしょうか。
まとめ
ザックリ言うと、地雷を知る事です。
その上でどうするか解説しました。まとめると以下の通りです。
上の服装:カジュアルシャツで、LボトムまたはUボトムでも裾と袖の位置が同じもの
下の服装:ユーズド加工ジーンズでOK(ケミカルウォッシュは不可)
靴:コンバースのオールスターまたはvans
その他:ベルトや靴下
もちろんこれらが絶対ではありませんが、ひとつの大きな基準になるのではと思います。
ここまでクリアなら次の記事へGOです。(現在作成中です)
前回の記事はこちらです
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