にっしん(@nisi_otabloger)です。
貧乏ゆすりをしているのを見ると、視界から外せるなら良いですが、そうでないとイライラしてしまうことってありますよね。
嫌いなクセランキングでも1位レベルにくるのが貧乏ゆすり。
僕も貧乏ゆすりに関していろいろ記事にしましたが、その中でも気になったのが貧乏ゆすりの健康効果。
実は体に良く、「健康ゆすり」とも呼ばれているんです。
今回は貧乏ゆすりの効果についていろいろ調べてみました。
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貧乏ゆすりは健康ゆすり?驚きの効果とは!?
貧乏ゆすりが健康ゆすりと呼ばれるのはなぜか?
あの嫌われ者の貧乏ゆすりの見方が180度ガラッと変わってしまうような内容だらけです。
貧乏ゆすりにはネガティブなイメージしかない人はぜひご覧になってください。
貧乏ゆすりの効果① 死亡リスクを下げる
貧乏ゆすりは座っている時に行われなわれます。
そして、1日に座っている時間の長い人ほど死亡リスクが高いと言われています。
イギリスの研究で、貧乏ゆすりをしている人は、貧乏ゆすりをしない人よりも死亡リスクが低いという報告があるそうです。
それがよく分かる身近な例が、「エコノミークラス症候群」です。
これは、ずっと動かない座った状態によって起こる症状であり、よく飛行機に乗った時に聞きますね。
エコノミークラス症候群は、ずっと座ることにより「第二の心臓」と言われるくらい重要な筋肉であるふくらはぎが動かない状態になります。
それにより、血栓ができて、その血栓が流れて問題を引き起こすというものです。
予防は
- ときどき軽い運動やストレッチを行う
- 水分を取り、アルコールは摂取しない
- かかとを上げ下げしたり、ふくらはぎを軽く揉む
などです。
貧乏ゆすりは、ふくらはぎの運動にもつながるので、エコノミークラス症候群の予防になります。
ここをみても、死亡リスクが貧乏ゆすりをしている人の方が低いのはうなずけるのではないでしょうか。
貧乏ゆすりの効果② 股関節痛の症状を和らげる
股関節の軟骨が減って痛む変形性股関節症というものがあります。
この症状の1つに「痛み」がありますが、貧乏ゆすりはそれを和らげる事があるそうです。
先ほど、エコノミークラス症候群の予防でも紹介した、かかとの上げ下げでも痛みは改善するそうです。
アメリカでは貧乏ゆすりを「ジグリング」と呼んでいて、変形性股関節症のリハビリにも取り入れられ、約6割で軟骨の生成をうながす効果があったそうです。
日本でもそういった結果は出ていて、貧乏ゆすりは注目されつつあります。
股関節症は、手術によって改善が期待できる場合もありますが、いろいろな理由(持病や薬)、本人・家族が手術を希望しない場合もあります。
そういった患者さんに貧乏ゆすりを指示したところ、改善が見られたケースが何件もあったようです。
そのことから、貧乏ゆすりがかなり有効であると考えられています。
貧乏ゆすりの効果③ むくみの改善
①や②でも紹介したように、ふくらはぎの血流を貧乏ゆすりは良くするので、下半身がむくんでいる場合、貧乏ゆすりによってむくみを取る事ができるでしょう。
もちろん、他に原因(腎臓疾患や薬の問題など)があれば改善しないケースもありますが、心当たりがないなら目立たないように貧乏ゆすりをやってみてもいいのではないでしょうか。
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貧乏ゆすりの効果④ 冷えの改善、体温上昇
国立長寿国医療研究センターによると、貧乏ゆすりで血行が良くなり、5分で体温は平均2度上がったそうです。
1度上がるだけでも免疫力は大きく上昇するので、それが2度なら体の状態を良い状態に維持するためにも役立っているという事ですね。
そして、体温が上がるという事は冷えの改善にもつながります。
女性に冷え性が多いので、冷え性に悩んでいる女性の方は必見ではないでしょうかね。それに先ほど紹介しましたが、むくみまで改善できるので、女性は特に貧乏ゆすりを取り入れると良いかもしれません。
貧乏ゆすりの効果⑤ ストレス解消、精神的な安定
貧乏ゆすりによって、脳内では「ハッピーホルモン」と呼ばれる「セロトニン」が分泌されやすくなります。
脳内セロトニン量が上昇する事で、気持ちを落ち着かせたり、ストレス改善につなげています。
うつ病の薬でも、セロトニンに関係する薬剤は多いですし(ちなみに医療の仕事をしています)、それを考えてもセロトニンが分泌されるなら理にかなっています。
ということを考えると、うつ病の人にも良いかもしれませんね。理論上はそう考えることもできるでしょう。
しかしながら、人前でやっては他の人のストレスの原因になるので、控えて欲しいところですよね(笑)
貧乏ゆすりの効果⑥ 集中力アップ
ふくらはぎは脳へ結秋を送り込むポンプ機能も果たすので集中力が高まる効果も期待できます。
「ハッピーホルモン」であるセロトニンが分泌されやすくなる意味でも、精神が安定して集中できるコンディションになるのでしょう。
ですが、見ている人たちの集中が途切れるので、やはり人前はNGと言えますね。
逆にやったほう良いかもしれない貧乏ゆすり
いろいろ調べてみましたが、こんなにも貧乏ゆすりには効果があります。
これなら「健康ゆすり」と呼ぶのもうなずけますね。むしろ積極的に貧乏ゆすりを取り入れてみようかなとも思ったくらいです。
ですが、やはり人前でやるのはやはり控えるべきですし、やっている人は嫌がられるのは間違いないでしょう。
なので、TPOを考えれば貧乏ゆすりは手頃にできる健康維持法です。少しからでも良いので、取り入れてみてはどうでしょうか。
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