物を捨てる勇気をもつ為には最初の一歩と考え方を変えるのがベスト

捨てるアイキャッチ 生き方・考え方

 

にっしん(@nisi_otabloger)です。

 

僕はオタクで、過去に色々なグッズを集めていました。

 

もうグッズなら見境なく集めていました。ポケモンのものですが、例をあげると

  • ショッパー(商品購入後に入れてもらう袋)
  • ぬいぐるみ
  • フィギュア
  • ホストカード
  • ステッカー(シール)
  • クリアファイル

と本当に様々です。

 

ポケモンだらけでポケモン好きには本当に羨ましがられるような部屋ですが暮らすには不便な部屋でした。

 

そんな僕が

「グッズを減らそう」

という意識改革を起こしたのは約4年前。

 

僕がその時にどうしたか、右を見ても左を見てもグッズだらけ、地震が起きたら確実にグッズまみれの状態からどう減らしてきたか。

 

「物を捨てる勇気」

僕もここでかなり苦労しました。

 

僕の経験を交えて、あなたの背中を押せたらと思います。

 

僕のようにグッズに限らず、服であったり、小物が捨てられないという方にも十分適応できる内容だと思いますので是非ご覧になってください。

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「捨てる」「捨てない」の判断の前にちょっと待って!

捨てるか捨てないか。その判断をしようと思っている前にちょっと考えて欲しいことがあります。

 

それは

「その物は売れないか?」

ということです。

 

今は売る方法なんてたくさんありますし、あなたがいらないものでも欲しがる人はたくさんいます。

 

僕はポケモングッズはほとんど売りました。もちろん原価割れしているものが大半ですが、中には買った時の5倍以上の値段がついたものもありました。

 

僕の場合はオタクグッズなのでそのくらいの値がつくときもありますが、服とかなら二束三文にもならない場合もあります。

 

ですが、売る方法はありますし、捨てるよりも勇気はいりませんし、他の人が使ってくれる上にお金にもなる。

 

自分も楽だし、買った人も喜んでくれる、そして自分もちょっとお金がもらえる。それだったら捨てるより楽ではないですか?

 

今はヤフオク!、メルカリなどネットで販売する方法はありますし、リサイクルショップに持ち込む方法もあります。

 

リサイクルショップなら、買い取れなかったものも引き取ってくれるので、捨てる手間も省けます。

 

服なら発展途上国への寄付活動をしているお店があればそこに持ち込むのもありです。

 

自分は知らないけど、知らない誰かが喜んでくれる、寄付活動ができれば後ろめたい思いをしなくて済むのではないでしょうか。

 

「捨てる」というと、気持ちのハードルが高いと思いますので、まずそこを考えてみてください。

 

その上で「捨てるかどうか迷っている」など思っているのであれば、その次も見てみてください。

 

「物を捨てる勇気」最初の一歩が大切です

ものが溜まってしまう人の要因は色々あると思いますが、つまるところ

「捨てられない」

というのが根本ではないでしょうか。

 

実際にそういった人は多いようです。


僕も同じなので、対象は違えどこういった気持ちはよく分かります。簡単に捨てられれば「物を捨てる勇気」も何もないですからね。

 

僕の経験から言うと、重要なのは

「最初の一歩」

です。

 

ゼロからイチの行動が重要で、これができれば結構スムーズに次の行動に移せると思います。

 

ですので、色々なものがあった時は、捨てやすいもの、処分しやすいものからやっていけばいいと思います。

 

そして「片付け」ではありません。「捨てる」ということです。

 

ここの認識の差が行動の差になります。意識的に「捨てる」という気持ちを持ちましょう。

 

「でも行動に移せない…」そんなふうに思うかもしれません。ですので、行動に移せない要因を上げていきたいと思います。

 

行動に移せない原因① 思い出に残っている

集めたものなら、

「せっかく一生懸命集めたのに…」

と思うかもしれません。

 

そう思うとなかなか捨てられないんですよね。たぶん捨てることができない原因の大きな部分はここではないでしょうか。

 

対策1:どんな思い出なのかを考える

その思い出ってどんな思い出だったでしょうか。

  • 旅行に行った時に買ったもの
  • あの人がプレゼントしてくれたもの
  • あの友達とお揃いで買ったもの

など色々な思い出があると思います。

 

本当に大切なものだったら残したらいいと思います。何でもかんでも捨てればいいとは僕は思いません。

 

「断捨離」とか「ミニマリスト」という言葉もありますが、心からそう思っていないのにやる必要はないと僕は思います。

 

荒療治で行動することで気持ちが変わるというケースはありますが、最初の段階で考えることではないのではないと僕は考えています。

 

最初は荒削りで減らしていって、そのあとになお残っているものをどうするか考えた時に断捨離であったりを考慮してはどうでしょうか。

 

少なくとも、20Lのゴミ袋5袋以上出して物を処分した僕は、「断捨離」とかなんて考えたことは1度もありません。

 

話は戻りますが、思い出を考えてみてください。

  • その物でないと思い出せないのか?
  • 写真に収めることで残せないか?
  • 飾っておきたいくらいのものか?
  • 週に1回、月に1回見ておきたいと思えるものか?
  • 今その人との関係性はどうなのか?

こういった点を考えるとどうでしょうか。

 

例えば、自分の大好きな有名人やアーティストが使っていた小物をもらえたら、ちゃんとした箱に入れて保存したりしませんか?

 

本当に残しておきたい、大切なものなら、綺麗な箱に入れたり、劣化したりしないように保存しておくものです。

 

僕の場合ですが、僕も奥さんとゲームセンターで何の気なしに取ったパンダのぬいぐるみがあります。

 

結婚前に奥さんが可愛がっていたぬいぐるみで、僕も奥さんが大事にしていたものなので可愛がっていました。
(男が言うと気持ち悪いかもしれませんが、その意味はわかってくれると信じています(笑))

 

今も家に置いてありますが、結婚前まで付けていたお互いのペアリングをネックレスにしてそのパンダのぬいぐるみにかけてあります。

 

僕ら夫婦にとって、そのパンダのぬいぐるみはシンボルのような存在です。もし、なくなったら泣くと思います。

 

のろけた話で恐縮ですが、「捨てられない」というのはそういったことではないでしょうか。

 

そのくらいの価値があるなら捨てられないというか、捨てる・捨てないの判断にすらならないはずです。

 

そして、「本当に残しておきたいもの」というのは、あなたの中でそのくらいのポジションになるはずです。

 

もしそうしていないのなら。それはあなたの中でその程度の品だったということです。

 

ドライですが、実際そうではないでしょうか。僕の場合は、そういうものだらけでした。

 

感情に流されると、なかなか捨てられないものですが、深掘りしていくと本当の姿が見えてきます。

 

その物と、その物の中に含まれているあなたの感情、そしてそれに対してのあなたの対応。それはイコールだと思います。

 

テキトーにクローゼットに入れていたり、小物入れに無造作に入れられている。収納ボックスに入れっぱなし。

 

そうしているなら、その程度ということです。

 

もし、それでも思い出の品なら、写真に収めたり、綺麗な箱に入れなおすなどしましょう。

 

それができないなら繰り返しますがその程度です。それは勇気を持って捨てるものと判断しましょう。

 

もし、これができれば。1品でも良いのでこれができれば、他のものに対しても行動できると思いますよ。

 

あなたが感情に打ち勝って行動したということですから。

 

ここをクリアできれば大きな一歩です。

対策2:いつ買ったか思い出せるか?

単に集めたくて買ったもの、なんとなく衝動的に買ったもの。

 

そういったものは

  • いつ
  • どういう気持ちで
  • 1人なのか、誰かと買ったのか?

など具体的に思い出せますか?

 

何だかよくわからないなら、はっきり言います、それは「ただの物」です。

 

物としての価値も、あなたにとっても価値は低いものと言えます。

 

もしそういったものがあるなら捨ててしまうと判断しましょう。

 

他の方法としては…

 

他に基準の例としては

  • この容器から飛び出たらその分だけ捨てる
  • 特定の条件をつけて、それが満たされたら捨てる
  • 何かを買ったら、それの倍分捨てる

といった方法もあります。

 

ここはやり方が合う合わないというのもあるので、あなたに合ったやり方を見つけて実践していったらいいと思います。

 

僕は今は集めないようにして、、オマケや特典で付いてもいらないものはすぐに捨てるか、ヤフオクなどで売ってしまいます。

 

もし溜まっても、一定期間ごとにまとめてどうするか判断します。

 

定期的にやっていますが、やるたびに徐々に物は減っているので、「断捨離」と言えるのかもしれませんね。

行動に移せない原因② 「いつか着る!!」

服とかでよくある感情だと思います。僕もありました。こういう場合は「期限を決めること」です。

 

僕の場合は「2年着なければ処分の対象にする」ことでした。

もちろん、結婚式などの冠婚葬祭の時に着れるフォーマルなものは確実に残した方がいいですが、そうでないなら基本的に2年と期限を決めています。

 

ダンスの肥やしにしているもので、そんなものはないでしょうか。

 

物によっては傷んでいるでしょうし、もし必要なら新しいものを買えばいいです。

 

高価なものなら残しておくのも手ですが、高価なものならそれこそ「ヤフオク!」などで売って、そのお金で別のものを買うなどすればいいのではないでしょうか。

行動に移せない原因③「食器類」

食器類も困るものの1つですね。僕の場合は形状などで決めています。ある程度使うものを決めて、あとは購入しない。

 

食器類は滅多に増えるものではないはずなので、ルールを決めて、それ以上は増やさないと決めるだけでもいいのではないでしょうか。

 

もし増やすなら何かを削る。「トレードする」という感覚で行動するといいのではないでしょうか。

行動に移せない原因④ 「昔の思い出は何にも代えられないから!」

昔のビデオやテープは現代に進化できます!

 

「いきなりなにを!?」と思ったかもしれませんが、「思い出の品」に関してのことです。

 

これが一番厄介と思うのはビデオテープやカセットテープではないでしょうか。思い出のシーンや音声が入っているかもしれませんね。

 

ですが、今は再生機器が少なく、ビデオならテープがもうダメになってしまっているかもしれません。

 

もし残したいなら、それをDVDやBlu-ray(ブルーレイ)、CDに焼き直せることを知っていますか?

 

カビが生えたりしていても、復活させる事もできますので、諦めずに1度相談してみるといいでしょう。

 

そして、ディスクにすればいつでも観る・聴くことができますし、省スペースにもなるので場所をとりません。

 

ビデオだと、磁気のあるところは使用できませんがCDなどは基本的にそういったことはありません。

 

捨てるというか、復活。そうしてみてはどうでしょうか。

そして、他にも物を捨てる勇気を持つための考え方を紹介します。

 

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更なる物を捨てる勇気を持つ方法① 人生に影響あるの?

そのものがなくなったとして、それはあなたの人生に影響があるでしょうか?

 

そういったものはほとんどないはずです。

 

先程、本当に大事なものなら捨てるかどうかの基準にすらならないと書きましたが、捨てるかどうか悩んでいる時点であなたの人生に影響は少ないと言えます。

 

極論、捨てるか悩んでいるものはあなたの人生に影響はないので捨てて問題ないと言えます。

更なる勇気を持つ方法② 「物持ち=豊か」ではない

物がたくさんあることが豊かではありません。

 

それは頭にあるでしょうが、物がごちゃごちゃしていると頭もごちゃごちゃします。

 

そうなるといいアイデアが浮かびません。となると仕事にも影響が出る。思考力が鈍るということなので、健康にも影響だってあるでしょう。

 

そして最終的に豊かさにつながります。

 

「お金持ち=豊か」ではなく、健康で時間に余裕のある人が豊かといえます。

 

もちろん、人によって価値は異なりますが、物が多い状態は豊かとはすくなくとも言えませんね。

更なる勇気を持つ方法③ トレーニングと思う

例えば、卒業式にあなたは

「ずっと友達でいようねー!!」

って涙したかもしれません。

 

そうでなくても

「こいつとは友達でいたい」

って思った人はいたでしょう。

 

今も続いている関係はあるでしょうが、中には「あの涙は一体なんだったんだ?」って思ったりしたことってあったと思います(笑)

 

人間、幸も不幸も忘れる生き物です。その時の感情は一時的なものでいつまでも続くものではありません。

 

良くも悪くも忘れる生き物です、人間は。

 

捨てるかどうするか悩んでいるその物。悩むのは感情が絡むからです。

 

そしてその感情は1週間もすれば薄れ、1ヶ月もすればなお感じなくなり、1年経てばその感情を感じたことすらも忘れます。

 

全て忘れたらそれは違う意味でマズイでしょうが、感情レベルで考えたらその程度です。

 

捨てる行為は、一種の感情を手放す行為です。

 

先ほどと同じですが、手放す時に感情はあれど、

1週間すれば薄れる

1ヶ月もすれば無に近いほど感情はなくなる

1年すればそれを捨てたことすらも忘れている

可能性があります。

 

僕は実際そうでした。ちょっと悲しいかもしれませんがそれが現実です。

 

その感情を手放して心軽くするための行為、トレーニングと考えてみてください。キッカケの1つになると思います。

 

捨てることができれば買うときも考えるようになります

捨てることが実行できれば、新しく買うときに捨てることを自然と考えるようになります。

 

そこを考えると「やっぱりいいや」と思える事もあります。

 

衝動買いやストレス発散で何かを買ってしまう癖のある人はぜひ「捨てる」ということを実行されてみてはどうでしょうか。

 

更なる勇気を持つ方法④ 完璧じゃなくてもいい

完璧にやろうとしたりする人やしたい人もいるのではないでしょうか。または完璧を目指しすぎて、現状で気持ちが萎えたり。

 

もし片づける部分が多いなら、どこか1か所でも良いと思います。

 

1か所片づけるだけでも気持ちは変わるし、そこでエンジンがかかって他の部分もできるようになるかもしれません。

 

「とりあえず何でもいいからやってみる」という考えでも良いかもしれません。

更なる勇気を持つ方法⑤ 引っ越し計画を立ててみる

住み慣れた家なら引越しは気が重いかもしれませんが、思い切って引っ越しを考えてみても良いかもしれません。

 

実際に引っ越さないまでも計画してみる。引っ越す場合、荷造りが必要になります。

 

その時に物が多いと「減らさなきゃ…」って思えるかもしれません。

 

実際に僕がそうで、僕の場合は実際に引っ越しましたが、荷物の多さから大量処分を決意したのは引っ越しがキッカケの1つです。

 

ちゅうちょしてしまう気持ちもわかりますが、1度計画でも考えてみてはどうでしょうか。

 

捨てることで得るものや未来があります

単純に捨てるということですが、捨てることで

  • スペースが広くなる
  • 物を探すのが便利になる
  • すっきりして気持ちも良くなる

などの物理的精神的に良い影響があります。捨てることで得るものができました。

 

そして、物は過去のものです。どこか過去にしがみついている感じもある気がします。

 

「捨てる」という行為はそこから卒業して新しい未来をつかむ行動とも言えます。

 

ちょっと真面目過ぎる発言かもしれませんが、「捨てる」ことで色々なものを得られることは事実です。

 

まず、全てをやろうとするのではなく、できる事から1か所でも良いから始めてみてはどうでしょうか?

 

 

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