ゴールキーパーが退場したら?控えがいない時はどうするのか徹底解説

キーパー退場アイキャッチ レジャー・スポーツ

 

にっしん(@nisi_otabloger)です。

 

サッカーのルールなどのについて色々調べたりしているのですが、その中で1つ疑問がありました。

「ゴールキーパーが退場になった場合はどうなるのか?」

ということです。

 

例えば、ゴールキーパーが悪質なセーブをした場合、退場処分になる場合もあるようです。

 

通常プレイしている選手と比べたら数としては少ないでしょうが、常にぶつかり合うことの多いスポーツであるサッカーです。

 

実際にゴールキーパーが退場になったら不在の状態で残りの時間を戦わなければいけないのか?

 

それとも、キーパー以外の選手を引っ込めて、キーパーを新たに出すことができるのか?

 

ということを色々調べてみました。

 

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そもそもキーパーなしで試合はできない!

結論から言うと、サッカーのルール上、キーパーなしで試合は認められていません

 

キーパーが退場になって

「キーパーなしの残り10人で戦います!」

といっても認められないという事です。

 

ですので、控えのキーパーの準備ができて、フィールド上に入るまでは試合再開不可能です。

 

もし、キーパーがレッドカードで退場になった場合は、控えのゴールキーパーを出して、フィールドプレイヤー(キーパー以外)のうち1人が引き下がる事になります。

 

もし、控えのキーパーがいない場合は?

控えのキーパーを使い切ってしまったなどの場合は、キーパーじゃない選手からキーパーを選出してキーパーをやることになります。

 

どういった形であれ、キーパーは必ず配置するというのがサッカーというスポーツでのルールだということです。

 

ちなみにゴールキーパーは他の選手と区別できるように、違う柄のユニフォームを着ることが義務付けられています。

 

もしフィールドプレイヤーがキーパーになる場合は、いなくなるキーパーからユニフォームを借りて出場します。

 

背番号は関係ないので、背番号が違うから着れないってことはないです。

実際にキーパーをやらされたケースはあるのか?

必ずキーパーが必要。そして、キーパーが控えにいない。そんな危機的状況はあるのでしょうか。

 

よく調べてみたら実際に試合であったそうです。実際にフィールドプレイヤーがキーパー用のユニフォームを着て試合に出ています。

 

滅多にないだけに、セーブするだけで歓声が起こっていますね。

2018年5月2日川崎フロンターレ対浦和レッズの試合での試合でした。川崎フロンターレが既に3人の交代枠を使ってしまった試合です。

 

ゴールキーパーのチョンソンリョン選手が退場となり、急きょディフェンスとして出ていた奈良竜樹選手がゴールキーパーとしてプレーしました。

 

動画をご覧になっていただければわかりますが、かなりの好セーブをしていますね。このように緊急でキーパーをやるケースがあります。

 

余談ですが、似たケースで野球のパターンがあります。

 

野球は必ずキャッチャーが必要ですが、故障や退場処分、交代があり、登録しているキャッチャーを使い切ったケースがあります。

 

その場合は、出場可能な選手からキャッチャーを出して試合再開します。

 

実際にケースとしてあり、学生時代にキャッチャー経験のあった選手などが選ばれるようです。

 

キャッチャーもゴールキーパーもあまり目立たないかもしれませんが重要な役割を担っています。共にフィールドを見渡して、他の選手に指示出しするという点では共通していますね。

ゴールキーパーのルール上の規定

先ほど「必ずゴールキーパー入れなければいけない」と書きましたが、他にもルールがあります。

  • 異なる色のユニフォームが義務付けられている
  • 異なる色でも決まっており、自由ではない
  • 日中の試合の場合、日よけのために帽子が認められている
  • 膝の保護の観点から長いパンツの着用が可能

 

そして、ゴールキーパーに関する反則は以下の通りです。

  • 6秒以上ボールを保持してはいけない
  • ボールを離してから、他の選手が触れる前に再度触れる
  • 味方選手からのパスやスローインを手で触れる

以上3点ですが例外もあります。

 

ボールを離してから再度触れる規定は、キーパーがバウンドさせて持ったボールは反則になりません。

 

味方選手からのパスに関して、頭・膝・胸などで返されたボールは手で触れてもOKで、要は、意図的にパスを返されたかどうかで決まるのでしょう。

 

ちなみに、「キーパーチャージ」という言葉を聞いたことがある方もいると思いますが、1997年の規則改正で廃止しました。

まとめ

ゴールキーパーが退場した場合、まずレッドカードなど反則による退場なら、フィールドプレイヤーを1人減らしてゴールキーパーを入れます。

 

負傷退場の場合は、他のゴールキーパーと変更し、他の正ゴールキーパーがいなければ、フィールドプレイヤーからキーパーを選出します。

 

まとめると、何が何でもキーパーを用意する事がルール上義務付けられているということですね。

 

ゴールキーパーは試合では目立ちにくいでしょうが、相手の得点を守る上で重要なポジション。

 

そんなゴールキーパーがいなかった場合どうするか、どう対処するのか?それを知っておくだけでもサッカーの楽しみが増えるかもしれませんし、クイズとして出しても面白いと思います。

 

サッカーに関しての記事をいろいろと上げているので、良かったらどうぞ。

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