あなたは海外旅行に行きたいと思った事はあるでしょうか。
僕は海外というより、国内の方が好きなのですが、行ってみたい国はあります。
ちなみに、国内は色々な所に行っていますが、海外はまだいった事はないです。
中には海外に行きたいけどお金がない、お金はあるけど時間がないなんて方もいるかと思います。
それ以前に
「海外は怖い」
「海外旅行は高いから行きたくない」
「日本語じゃないから行くのが不安」
なんて思ってはいないでしょうか。
今回は色々な方面から「海外旅行」を切り込んでいこうと思います。そしてまだ行った事のない僕の視点から考えた点も上げていきます。
もちろん、海外旅行が好きな人とは意見が異なる部分もあるでしょうが、一つの参考としてご覧ください。
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日本人のパスポート保有率は4人に1人?
海外旅行に行く人は必ず必要なパスポート。
中には
- 単に作った
- 身分証明書にするため
なんて人もいるかもしれませんが、少数派でしょう。
「パスポートを持っている人は海外旅行経験がある」
と考えて、日本人の海外旅行割合を考えてみようと思います。
少なくとも
パスポートを持っていない=海外旅行経験はない
と考えることは出来ますからね。
もちろん有効期限が切れたなどがあるので、絶対とは言えませんが参考にはなると思います。
全国平均を見ると、2016年のデータですが、10人中22.84%であり、4人に1人の割合ということが分かります。
約23%であり、海外旅行経験者は少数ということになります。
多い所は
東京:36.2%
大阪:34.2%
神奈川:31.6%
であり、少ない所は
青森:8.9%
秋田:9.1%
岩手:9.6%
と東北が3トップを占めました。
多い所で3人に1人。トップの東京でも少数派ということが分かりますね。
日本人が保守的というのもあるかもしれませんが、他にも理由があるのでしょう。
ただ、パスポート保有率が約45%というデータもありますが、やはり平均は5割もいかないことが分かります。
次は理由に関していろいろ上げていきたいと思います。
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海外旅行は本当は行きたい人が多い
これだけ、海外旅行率が悪いわけですが、なぜみんな行こうとしないのか。
理由の統計を取ったものがあります。それを一部ピックアップすると、
- 海外旅行代金は高すぎる、わかりにくい
- パスポートを作ったり、計画を立てるのが面倒
- お金・時間がない
- そんな時間があるなら、ゆっくりしたい
- 国内旅行が良い、旅行よりも趣味とかにお金をかけたい
となっています。
それぞれ1つずつ細かく見ていくと以下のようになります。
①海外旅行代金は高すぎる、わかりにくい
当然国内より料金が高くつきます。
中にはLCCを使えば、国内よりも安く旅行できる場合もあるので、一概には言えませんが、一般的には高くつきます。
それを考えるだけでも行く気が失せるといったものでしょう。
お金がないというのもあるでしょうが、そもそも海外に対するテンションも低いと考えることもできます。
そして、国民生活センターの事例を見ると、海外旅行のトラブルで以下のようなことがあります。
- 予約ができてなかった、内容が違った
- 二重契約になっていた
- 顧客対応窓口が日本語対応してくれなかった
こうなるとせっかくの旅行が台無しになるし、わかりにくいから行く気が失せるなんて事にもなりかねないですね。
高いお金を支払って、現地でトラブル…。それを考えただけでも嫌気がさしそうですね…^^;
②パスポートを作ったり、計画を立てるのが面倒
これは根本的に面倒くさがりな感もありますね。国内旅行でもある程度の計画は当然ですが必要です。
そもそも旅行自体が好きでないタイプかもしれません。
僕も年がら年中旅行したいとは思っていませんが、旅行計画を立てるのは好きです。
例えば、飛行機とかの時間を考えるのは大変ですが、現地で楽しむことと比べればそんな大変ではないですからね。
あとは、計画を立てるのが苦手という人もいるでしょうから、そういった方は計画を立てるのが得意・好きという人と一緒に行けるなら行きたいと思っているかもしれませんね。
③お金・時間がない
根本的な問題ですね。ですが、これが理由という人は非常に多いようです。
「国内旅行も難しいのに、海外旅行なんて考えられないよ」ってところでしょうか。
ですが、これらが解決すれば旅行したい、する側になるでしょうから、全員ではないにしろ、問題はシンプルと言えるでしょう。
シンプルですが、特に今の日本人が大きく抱える問題のひとつではないでしょうか。
④そんな時間があるなら、ゆっくりしたい
これも③と関連しているでしょう。仕事などでとにかく疲れているからゆっくりしたい。
この③と④が大半を占めると言っても良いかもしれませんね。
時間とお金の余裕の度合いが、海外旅行割合と比例していると言っても良いはずです。
これがクリアになれば、「海外旅行が好き!」ってほどでなくても行く人は増えるでしょうからね。
⑤疲れる、移動時間が長い、集団行動が嫌だ
疲れるのは何をしてもつかれるでしょう。精神的には疲れると思いますが、それは何をするにも一緒でしょう。
移動時間なども、快適にできるクラスを選べばいいだけの事です。
そこにはお金の問題が絡みますが、もし快適な空の旅ができるなら問題ないのではないでしょうか。
ここまでくると根本的に「お金がないことが前提」で考えているように思えてなりません。
そして集団行動は僕も好きではありません。いちいち気を遣うのが疲れますよね(笑)
であるなら、パック旅行か気心の知れた友人や家族と行くという選択肢があるでしょう。
単純に疲れる、移動が大変で片づけないで、どうすればクリアになるかという視点も必要でしょう。
⑥国内旅行が良い、旅行よりも趣味とかにお金をかけたい
僕自身オタクなので、これは結構思ったりします。
趣味など好きなだけできる生活と、旅行に行きまくれる生活のどちらが良いかって聞かれたら僕は趣味を選びます(笑)
でも少なくとも僕は旅行は毎日行くものではなく、普段触れることの多い趣味や生活を充実させることが大切と思っています。
だから、旅行を否定しているわけではなく、年に何回かの大きなイベントの1つとしてとらえています。
旅行が趣味ならこの考え方はないでしょうが、僕は趣味としてとらえていないので、考え方の違いによる部分があるでしょう。
しかしながら、趣味のお金、旅行のお金、もし両方あったらどうでしょうか?
おそらく、この
「旅行するなら趣味にかけたい」
「国内旅行も海外旅行も楽しみたい」
って考えにならないはずです。
「趣味も旅行も楽しみたい!」
ってなると思います。
って考えると、これも③④同様、根本的な問題は「お金」ですね。
もしお金があって、さらに時間もあり、それでも海外旅行には興味ないというなら本心でしょうが、そうでないなら自分に嘘をついて納得させているかもしれません。
意地悪な事を言いますが、これは事実でしょう。
日本人の海外旅行者の少なさは、
「お金」
「時間」
これらが大きくかかわっているのではないでしょうか。
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海外旅行でなくても、どんな事でもまず一歩から
海外旅行経験のない僕が言っても説得力ゼロですが、どんな事でもやってみなければわからないと思います。
言い訳に聞こえるでしょうが、僕はやりたい事や学びたいことがあって、今は海外旅行は考えてないというのが本音です。
でも来年には必ず行こうと思っています。何事も経験ですし、そこから学べることは絶対あると思うので。
一度行くとハマるとも言いますし、海外旅行者の多くはリピーターという結果も出ているので、言わば「食わず嫌い」の人が多いということですね。
あとは、先ほども書いたように「お金」「時間」がネックになっているケースでしょうか。
どんな事でも踏み込んでみてのぞいてみないとわかりません。
人間何回目のチャレンジで諦めるかという研究も、平均を取ったら1回未満という結果も出てます。要はチャレンジせずに終わる人が大半ということですね。
恐らく海外旅行を誤解している部分もあるでしょうが、誤解なのではという点も上げておきます。
よくある海外旅行への不安要素
よく言われる海外旅行のネックになりそうなことをまとめてあげていきます。
ちなみにこれは僕も思っている部分ではあります。行った事のない人間であればあるほど思う事なのでしょう。
そして、行った人からしたら「そんな事でビビりやがって…」って思うポイントでもあり、ここが両者を分ける分かり合えないポイントかもしれません。
日本は治安が良いから海外は怖い
日本は銃社会ではないので、確かに乱射事件などはありませんが、不可解な理由で無差別に人を襲う事件が多いようにも思います。
確かに日本は世界でも有数な治安の良い国ですが、世界1位ではないのはご存知でしょうか。
ちなみに世界で治安の良い国ランキングトップ10は
1位:アイスランド
2位:デンマーク
3位:オーストリア
4位:ニュージーランド
5位:スイス
6位:フィンランド
7位:カナダ
8位:日本
9位:オーストラリア
10位:チェコ
となっています。
確かにアジアの中では日本はトップです。ですが、世界的には8位です。
治安が悪いから海外旅行を控えているなら、日本よりも治安ランキングの良い国に行けばクリアになるのではないでしょうか。
言葉が通じない
日本で暮らしている以上「そりゃそうでしょ」って突っ込みたくなりますが(笑)
今ではGoogle翻訳を利用すればスマホアプリで意思疎通も可能です。
実際、僕は医療の仕事ですが、海外の人とは片言の英語か、分からないならGoogle翻訳で十分に意思疎通が可能です。
言葉はボディランゲージ(身振り・手振り)でも通じると言いますし、言葉が通じないというのは現代では理由にはなりにくいように感じます。
実際、ワーキングホリデーで親子2人でカナダに1年間行った幼馴染は、全く英語は喋れなかったようですが、現地のレストランでバイトしていました(笑)
サバイバル能力の高いヤツなので、上手くやりぬけたというのはあるでしょうが、1年間喋れずに過ごせたのは、単にサバイバル能力だけでは片づけられないはずです。
習得したのは簡単なオーダーの聞き取りと日常会話程度だったらしいです。今は日本にいますが、もう聞き取りとかは無理と言っています(笑)
でもまたカナダには行きたいと言っていましたね。一度行くとやはり既成概念が壊れてアクティブになりやすいのだと思います。
「言葉が通じない」というのは、理由にはなりにくいというのが僕の考えです。
それに今やポケトークがありますもんね。
お金が高い
これは先ほども書いた通りですね。
それに本当に海外に行くだけの資金が欲しいなら、稼ぐ手段はいくらでもあります。
後は時間の問題ですが、時間の問題もお金が解決すればクリアになるのではないでしょうか。
あとは海外もLCCなどの利用やポイントサイトの利用などで安くする方法はあります。下手すれば、札幌-沖縄間よりも安い旅行はいっぱいあるようです。
衛生面・環境
衛生面に関しては、トイレで言えば日本のトイレはきれいだし、トイレに関しては世界トップレベルでしょう。
でもここにこだわっていてはどこにも行けないし、国内の旅行先でも汚い所はありますよね。
ここが気になるなら、先進国でちゃんとしたホテルに泊まれば問題はないように思います。
衛生面も同様で、東南アジアなどならわかりますが、そうでないなら問題はないと思っています。
水道水が飲めるのは日本くらいでしょうから、その辺の注意は必要でしょうが、それは渡航前にその国の過ごし方を調べればある程度はクリアになるはず。
あとは、ホテルの中でもドアノブやリモコン、不特定多数の人が触れることろには中止するに越したことがないかもしれません。
その点、日本は綺麗すぎるところがあるでしょうから、戻ったら手洗いうがい、うがいも飲める水でのうがいなどを忘れずにして、簡単な薬の携帯もすればいいでしょうか。
今は情報であふれている時代なので、情報不足ということはないはずです、情報不足なのではなく、確認不足と言えるでしょう。
周りの影響
あなたのご家族や親しい人が海外旅行否定派ではないでしょうか。その影響を強く受けている可能性もある気がします。
書き込みでも、好き勝手書いている人がいますが、ほとんどが行った事のない人の書き込みのような気がしてなりません。
本当に行って否定派なら、具体的に「ここがダメ」みたいなところがあるはずです。
大体否定して書き込んでいる人は中身がない。ネットビジネスでもそうですが、やっていない人が野次のように書いているケースが大半です。
あなた自身がどうしたいか。ここが重要なのではないでしょうか。
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ネガティブな所を潰した先は自分の本心に
極論でしょうが、お金の問題がクリアになれば問題は問題じゃなくなる気がします。
ホテルもグレードの高いホテル、何かトラブルがあっても解決してくれるサービスや旅行クラブ、パックプランもあります。
詰まるところお金な気がしてなりません。
色々なネガティブ要素を上げていって、それを解決する方法を考える。それが解決したら先に進めるわけですから、1個ずつそれを潰していく。
これは普段の問題解決と一緒ですが、それをやった先に「自分の本心」が最終的にあるのだと思います。
本当に行きたいのか行きたくないのか。お金以外にも
- 言葉の壁がクリアになるなら、何とかなるなら?
- 衛生面や注意する事がクリアになるんだったら?
- 日本より治安の良い国ならどうなのか?
これらの事をひとつずつ片づけると、自分の本心が見えてくるはずです。
今回は旅行を例にとっていますが、実際に7割の人が海外旅行に興味があるというアンケート結果もあるくらいです。
変な言い方、「むっつりスケベ」な人が多いということを物語っていますね(笑)
そこにフタをして見ないようにすれば楽かもしれませんが、それでは苦しいはずです。
自分がネックに感じていることを紙に書き出すなどして、どうすればクリアになるか、そこを考えることで自分の本当の姿が見えてくるのではないでしょうか。
「海外旅行に行く・行かない」というのは、それを浮き彫りにしてくれるキッカケのひとつなのだと僕は思います。
まあ四の五の言わずに行くことが大切なんでしょうが時間とお金が欲しー!って思います(笑)
でも何だかんだで、もっと国内で行った事のない場所に行きたいってのもあるし、海外はまだまだ先なのかなと思ったりしています。