オタクに必要な努力。好きな事でも、嫌いになる覚悟も時には必要

オタク疲れアイキャッチ 生き方・考え方

 

にっしん(@nisi_otabloger)です。

 

オタクにも色々います。

  • グッズを集めることに命をかけているタイプ
  • イベント参加に命をかけているタイプ
  • ゲームなどをやり込んでいるタイプ
  • イラストを描いたりすることで自分を表現しているタイプ
  • ブログやSNSなどで自分の好きを発信するタイプ

本当に様々です。

 

楽しい時ですが、時には辛いと思うこともあるともいます。

 

例えば、イベントに参加するのも短期間であちこち動いたりする場合、

  • 時間
  • お金
  • 体力・健康

全部揃っていないと追いかけるのは不可能です。

 

その為、オタクでいることに疲れる人もいますし、一部ですがそれが理由でやめる人もいます。

 

かくいう僕もその一人で、ポケモンを一時離れましたが、離れたのもそれが理由の1つのように思います。

 

性格の問題が大きいと思いますが、グッズとかを追いかけているとキリがないんですよね。そこに精神的に疲れてしまった感じです。

 

そこで、今回はオタクとして「好きになる努力」について考えてみました。

 

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最初は楽しくて仕方ない

最初はその対象のものが好きで追いかけていることに楽しさを覚えます。

 

行動することも楽しいし、そこで色々なものや人に出会えることが楽しく思えます。

 

最初は自由に行動して楽しいと思えることだらけです。ですが、それがどんどん足かせになってきます。

 

足かせになる原因① 過去の自分と比べるようになる

オタクとしての活動を繰り返すことで前提ができてきます。

 

オタクとしての行動が増えることで、人によりけりですが徐々にエスカレートしていきます。

 

そして、気付いた時には「こうしなければ」みたいな考えになっている自分を見つけてしまいます。

 

僕自身は実際にそうで、当時ポケモンのブログをやっていたので、

「ポケモン好きとして」

といった変な義務感で行動していたし、グッズもそう言った感じで買っていた時期がありました。

 

それにあった行動をしないと、変に違和感がありました。「自分はポケモン好きとしてそいれでいいのか?」みたいな。

 

今からしたら可笑しい話ですが、変に自分を縛っていました。

 

もちろん誰が悪いとかでなく、原因は過去の自分とそれを感じている自分が原因です。

 

そうなると、最初の純粋な想いよりも、縛られている気持ちが強くなり、徐々に自分を苦しめます。

 

自由な発想をしていれば、行動をダウンさせることもできるでしょうし、簡単なように思いますが心理ブロックがかかります。

 

そうなるとだんだん苦しくなり、苦しいと逃げたくなります。

 

それが「引退する」とか「辞める」とかの言葉になると思います。

 

足かせになる原因② 義務感

これは①で解説してしまっている部分もありますが、

「その対象を好きな自分はこうしなければいけない」

みたいな感覚になるということです。

 

例えば、

  • ライブやイベントに他の人が参加しているのをみて自分を追い込む
  • 「そのイベントに参加しないのは好きな人間(オタク)としてどうなのか?」といった声が聞こえる(もちろん錯覚)
  • 周りから「行かないのか」など聞かれる

といったことがあると苦しくなったりします。

 

苦しくなるということは、「自分はそうしなくても良い、それには興味ない」と思っているのに、周りのイメージや作られた自分の姿は「行動している」と思ってしまう。

 

そのギャップに苦しんでしまうというのがあるでしょう。

 

その義務感がだんだん嫌になり「辞める」といった行為になります。

足かせになる原因③ 時間とお金

特にイベントやライブに参加するときは、お金がかかります。

  • 飛行機や新幹線などの交通費
  • ホテルなどの宿泊費
  • 現地でのご飯を食べたりする食費
  • 物販などのグッズ費用
  • その他の費用(おみやげなど)

といった費用があり、遠方の人ほど高額になります。

 

東京や神奈川など、イベントがよく開催される地方に住んでいる人はいいですが、それ以外だとかなり厳しいです。

 

僕も北海道なので、かなりお金はかかっていましたし、ポケモンに関してもそれなりに時間とお金が大変でした。

 

さらに学生さんならもっと難しく、遠征の必要なイベントはだいたい社会人向けです。

 

そして、お金があっても忙しければ時間もなく行けないなんてこともざらにあります。

 

「行きたいけど行けない」みたいな狭間で悩んで、だんだん活動できなくなる。そして、その対象に対するテンションも下がって辞めてしまうってこともあります。

 

それに時間を取られることへの煩わしさもネックになるケースもあり、この時間とお金とのバランスもまた影響を与えるものです。

 

このように足かせになる原因を書いていきましたが、好きでい続けるにはそこをクリアしなければいけません。

物理的な距離の問題は大きい

オタク向けイベントというのは東京や大阪、名古屋などで行われるケースが非常に多いです。

 

集客が見込める為ではあると思いますし、確かにポケモンの大きなイベントを札幌でやっても東京などと比べると盛り上がりに欠けます。

 

そして、北海道に住んでいる人間がイベントに参加するなら東京などに行かなければいけません。飛行機に乗る事は必須です。

 

オタクゆえに参加したいイベントが

お金

時間

の面で参加できない。これは先ほどと重複しますが、そのつらさで精神的にやられるというケースもあります。

 

僕が疲れた原因の1つはこれだと思います。グッズとかならまだAmazonなどで購入するという手は取れますが、物理的距離はどうしようもないですからね。

 

首都圏や大都市出身でない人にとってはここも障害になります。

 

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嫌いになる覚悟が必要

嫌い

もちろん、なかにはそう感じない人もいます。

 

それはそれで幸せなことだし、住んでいる場所によってもその度合いは変わってくるので、そうならずに済む人もいるはずです。

 

ですが、好きでい続けるには嫌いになる、ないし疲れる可能性があることは想定する必要があります。

 

好きでい続けたいなら、それでも貫き通す覚悟も必要です。

 

かといって貫き通すことが全てではない

僕は好きでい続けることに疲れてしまった部分もあるし、他にやりたいことや、両立することが難しかったのも理由ですが、疲れていたこともまた事実です。

 

僕自身の性格の問題ですが、どうしても責任というか義務感を自分に強くかけてしまうので、自分で勝手に自滅してしまった感がありました。

 

ですが、1度ポケモンから離れる(僕の場合、ポケモンでした)この選択は間違っていなかったと思っています。

 

一旦、離れて自分の状態を俯瞰(ふかん)できたというのもあるし、客観視できた点も大きかったですね。

 

その中で自分がどう感じているかを見ることができたし、自分にも正直になれた分、かなり気持ちが軽くなりました。

 

今はまた自分の中でポケモン熱が加熱していますが、昔とは違った距離感で関われているように思っています。

 

なので、自分を苦しめてしまっている人には、個人的には離れてみることをお勧めしたいと思っています。

手放さなければいけないこともある

手放したくないけど、離れていくものもあります。それは、そこでできた人間関係です。

 

基本的にオタクである対象のもので人間関係ができたわけですから、そこから離れれば話だって合わなくなるし、自然と疎遠になります。

 

それでも人間関係が続くケースもあるでしょうし、他のものでつながれば関係が続くケースもあります。

 

ですが、オタクの場合はその対象で時間を費やすケースが大半なので、やはりだんだんと合わなくなるでしょう。

 

これは悲しいことですが仕方のないことです。

 

例えば、仕事を退職しても、残る人間関係はごくわずかですし、そこを考えても同じことだと思います。

 

共通点がなくなればつなぐ糸がなくなるということであり、つなぐ糸がなくなれば関係性が消えるのも必然です。

 

1度疑問を感じたら後にも先にも払う犠牲がある

ここまで考えると、引くと人間関係、進むと時間とお金を犠牲にしなければいけません。

 

両天秤にかけてどうするか。長期的に見てどの方が自分のためになるか考える必要があります。

 

僕は1度引いた人間ですが、個人的には引くことがいいのかなと思います。

 

引かなければ見えないこともあるし、自分がどういった気持ちになるか知ることもできません。

 

その時に本心が見えることもあるし、人間関係が犠牲になっても、そこから見える事や得られることだってあります。

 

その上で自分がどうしていくか考えることが自分の人生をいいものにしていくことではないでしょうか。

 

どちらを選ぶかは自分次第ですが、疲れてしまった自分を見つけてしまった時は、この選択が迫られていると思います。

 

まとめ

人間関係で恋愛でも、特定の相手を好きでい続けることは難しいですが、人間相手なら話し合うことができます。

 

ですがオタクは、その対象と話し合うことは不可能です。

 

イベントやグッズ販売なども待ったなしです。あなたの意思や気持ちなんて汲んでくれません。

 

ですので、どうするかは自分自身です。自分自身ですが、自分でコントロールすれば自分の好きなようにできるのはオタクの良い所だと思います。

 

その問答無用の相手とどう向き合うか。しっかり考えて行動していったらいいと思います。

 

もし、疲れているなら、あなたなりのベストな答えが出ることを祈っています^^

 

オタク関係のまとめ記事はこちら↓です。

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